カラーシャンプーはきれいなヘアカラーを長くキープするのに欠かせないアイテムです。
ピンク系に染めたらピンクカラーシャンプー、寒色系に染めたらブルーパープルシャンプー、と染めた色味に合わせて使っていることと思います。
では、毎日使っていたけどカラーチェンジしたい場合はどうしたらいいの?
今回はそんなことを想定して実験してみました。
Contents
KYOGOKUカラーシャンプーの色味
KYOGOKUカラーシャンプーは「ブルーパープル」「ピンクパープル」「ブロンド」の3種類あります。
ブルーパープルとピンクパープルは補色の紫が最初から入っているので、黄ばみを消して透明感のあるカラーを実現。
ブロンドを含めすべてのカラーシャンプーは髪をコーティングするようにやわらかく洗いあげるので、艶のある仕上がりに。
このシャンプーを毛束にそれぞれ塗ったものを1日置いてみました。
ハイトーンの毛束にカラーシャンプーで染めた
それがこちらです。
根本の色とだいぶ変わったのがわかるかと思います。
ではこの毛束を使って実験をしていきます。
カラーシャンプーの色素は残留する?
カラーシャンプーを毎日使っていると毎日色味を補えるのですが、色味を変えようと思ったときに困りそう。
先ほどの毛束にKYOGOKU IROME ティラミスを塗布してみます。
KYOGOKU IROME ティラミスの色味
やわらかいライトブラウンがきれいなティラミス。
肌色を沈ませない高発色と、くせの少ない色味が魅力です。
ベースカラーによって見える発色は異なります。
カラーシャンプーで色味が入ったベースではどうなるでしょうか。
KYOGOKU IROME ティラミスを塗布
さっそくIROME ティラミスを塗布します。
毛束に薬剤を塗布して15分放置しました。
カラーシャンプーの色素はまだ残ってはいるものの、色味の変化がみられます。
洗い流して乾かすと、こんな感じになりました。
上から、ピンクパープルはピンクがまだ強めに出ているので、少し柔らかい色合いのピンク系カラーに。
ブロンドはオレンジっぽいティラミスカラーになりました。
ブルーパープルは色が打ち消し合っていい感じの無彩色系に。
光にあたると透明感のある素敵なカラーになっています。
カラーシャンプーは残留する
カラーシャンプーを毎日使い続けると、きれいな髪色はキープできますが違う系統のカラーをする際は残留カラーに気を付けなければいけないことがわかりました。
お客様に施術をする場合、予め普段カラーシャンプーを使っていないかなど把握しておくことも大切です。
もしカラーシャンプーを使っているなら、残留色素分の色味を計算したうえで求めるカラーになるようにしましょう。
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。
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