ブリーチした髪へのオンカラーに特化したKyogoku IROMEカラーですが、白髪に使えるならありがたいですよね。
トーンの表記がないから難しそう・・・そう思われる人も少なくはないかと思います。
今回は、そんなIROMEカラーの白髪染めのレシピと実際の使用感をご紹介。
ぜひ参考にしてみてください!
白髪染めのやり方
Kyogoku IROMEの白髪染めカラーレシピ
実際の白髪染めの使用感
Contents
Kyogoku IROMEカラーとは
Kyogoku IROMEカラーにはトーン表記がありません。
例えば写真のサンディブロンドだと、ベースの毛束の色によってこんな風に染まり方が変わります。
もともとブリーチをした髪のダブルカラーに特化したカラー剤なので、アルカリを極限まで軽減した配合が重宝されています。
Kyogoku IROMEカラーは白髪も染まる
Kyogoku IROMEカラーは上記の14色と、シルバーコレクションKの6色を合わせた全20色展開です。
それぞれの色味に対して1色しかないので、何色か混ぜ合わせてトーンを調整していきます。
今回後で使うチタンシルバーは4レベルなので暗めにしたいときに役立ちます。
デザインカラーにするときはルーツカラーとしても活用できますよ!
白髪染め(ナチュラルベージュ)のカラーレシピ
レシピ
- サンディブロンド30g
- チタンシルバー 10g
- プラチナシルバー 10g
- オキシ6% 50g
ベースはサンディブロンド(カラー11レベル)に、チタンシルバー(カラー4レベル)、プラチナシルバー(カラー4レベル)を加えてちょっと落ち着いた色味にしています。
白髪染めのやり方
根元が6cmほど伸びた状態です。
ほぼ白髪になっているので、しっかりと色味を補う必要があります。
既染部の黄ばみも気になりますね。
これは前回、市販の白髪染めを使い、そこから褪色したそうです。
こちらの髪に先ほどのカラーレシピの調合で施術していきます!
1.新生部を塗布
白髪が新しく伸びた部分にまずは塗布していきます。
顔周りのしっかり染めたいところから、塗布していきましょう。
白髪は浮きやすいので塗布量を多めにしてつけ漏れがないように。
新生部をすべて塗り終わったら一回時間を置きます。
15分ほど置いたら一度染まりをチェックしましょう
2.既染部も軽く伸ばす
新生部だけ染めて色味を合わせるのもいいですが、今回は既染部の黄ばみも気になったので毛先まで軽く伸ばします。
そのときに、新生部を軽く浮かせながら毛先までコーミングしていきます。
毛先の塗布量は少なめでもokです。(染める髪によってやり方は変わります)
全体に塗布できたらさらに5分ほど置いて、流します。
Kyogoku IROMEの白髪染めの仕上がり
こちら、軽くハンドブローしただけですが、艶もでて嫌な黄ばみもいい感じに隠せたと思います。
チタンシルバーという暗めな色も入っていますが、暗すぎずナチュラルな仕上がりに。
ビフォーと比べるとかなり自然に染まったのがわかるかと思います。
ベースがサンディブロンドなので暗く沈み過ぎることなく、ベージュ系の艶っぽい仕上がりになりました。
白髪染めで使ったKyogoku IROMEカラー
今回のカラーレシピはサンディブロンドを中心に、チタンシルバーとプラチナシルバーを投入しました。
市販の白髪染めをすると赤味がでて気になる…という人でもチタンシルバーが配合されているので赤味やオレンジを消し、キレイな色味に仕上げます。
IROMEで白髪染めしよう
白髪染めは伸びてくるとともにまた根本が気になります。
ですが今回のように自然に染めることで、伸びてきても気になりにくく長い間素敵なカラーを楽しめます。
また、退色は少しずつはしてくるので白髪染めの褪色にもokなカラーシャンプーを併用するといいですよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。