美容師を目指す人、美容師に興味を持つ人にとっては勉強方法も気になるところです。
この記事を見るだけで、美容師として成長していくために必要なことがすべてわかります。
ぜひ、参考にしてくださいね!
Contents
美容師は専門学校に行かないとなれません!美容師免許取得までの道のりを紹介
美容師の数が多いので独学でもなれそうなイメージですが、専門学校に行かないと美容師にはなれません。
なぜ独学ではなれないのか、どうすれば美容師になれるのか、美容師になるまでの道のりを紹介します。
美容師への道のり
美容師になるには美容師国家試験を受験し、美容師免許を取得する必要があります。
美容師国家試験を受験するためには、美容師養成施設で学ぶことが必須です。
- 通信課程で3年
- 昼間・夜間課程で2年
国家試験は年に2回、筆記試験と実技試験があり、両方合格で美容師免許を取得できます。
どちらか不合格になってしまった場合は、次の受験で一度だけ、合格した試験のみ免除されます。
美容師国家資格の受験に必要なスキル
美容師国家試験に合格するためには、実技試験と筆記試験に合格する必要があります。
筆記試験科目
- 美容保健(皮膚・人体)
- 美容技術理論
- 関係法規
- 衛生管理
- 美容の物理・化学
ただし、5つの教科で1つでも全問不正解の教科があれば不合格です。
実技試験の科目はカット+2種類の技術のうちどちらか1つの計2種類で、2月の受験であれば9月に試験科目が発表されます。
【カットのほかに必要な技術】
- オールウェーブセッティング
- ワインディング
どちらか指定の技術で60点以上取れれば合格です。
美容師国家試験の難易度
美容師国家試験の過去2回の合格率を見てみましょう。
第44回美容師国家試験の合格率 | 60.1% |
第45回美容師国家試験の合格率 | 92.3% |
回によって合格率の差がある理由は、通信課程で受験する人と、昼間と夜間で受験する人の差です。
0通信課程は働きながら通うので、筆記の勉強時間や実技の練習時間の確保が難しく、合格率は下がります。
実技試験では、衛生面の審査もあり、技術ができていても、衛生面で不合格になる場合も少なくないので、事前に慎重に確認することが必要です。
美容師は国家試験をパスして終わりじゃない!資格取得後にする勉強は?
美容師国家試験に合格し、晴れて美容師に!
資格取得後にはどのような勉強が必要なのでしょうか?
美容師は、現場でどのような知識や技術を習得する必要があるのか、深掘りしていきます。
美容師として必要なスキル | 勤めたサロンによっては必要なスキル |
シャンプー・パーマ・カラー・カット・ヘアセット・スタイリストのヘルプ作業・店販 | メイク・受付・電話対応・発注業務 |
美容学校で学ぶことは、必要な知識や技術のほんの一部で、美容師になってから本格的に学んでいきます。
勤めたサロンによって、必要なスキルの幅は変わり、サロンごとに学べる内容も違うでしょう。
最低限必要な、美容師になってからも絶対に続けるべき勉強は?
美容師が勉強し、技術をみがいていくためにはどのような勉強方法があるのでしょうか。
勉強法は書籍
- 講習
- サロンでのレッスン
- 他のサロンにお客様として足を運ぶ
- オンラインサロンなどがあります。
1つずつ詳しく解説しますね!
書籍
有名な美容師、カリスマと呼ばれる美容師は多数の書籍を出版しています。
書籍でもジャンルはさまざまで、たくさんの書籍があります。
- カットやカラーなどの技術本
- 接客や営業のノウハウ本
- ヘアスタイルなどの写真集
講習
美容師向けの講習会は、定休日や営業終わりの夜に開催されることが多いです。
講習会では、有名な美容師、売れている美容師、カリスマ美容師などに生でテクニックを教えてもらうことができ、刺激となるでしょう。
カットやカラーなどの技術だけでなく、売れるためのノウハウなどの講習会もあります。
講習会の情報の入手方法は、ディーラー(美容商材の営業)、美容商材販売店、講習会で講師をする人のSNSでの発信など、さまざまです。
自分がどんなことを学びたいかを常に考えておくと、情報を敏感にキャッチできるはずですよ!
サロンでのレッスン
近年働き方改革などで働き方が見直され、サロンでのレッスン時間を縮小している企業もあるようです。
レッスンの曜日が決まっているサロン、毎日練習可能なサロンなどサロンによって大きく違います。
美容師は技術職なので、練習しないと上達はしません。
技術の向上のさせ方は人それぞれですが、サロンの先輩にいつでも教えてもらえる環境は、早く上達したい人にとっては良い環境ですね!
他のサロンにお客様として足を運ぶ
話題になっているサロンに、お客様として行ってみるのも非常に勉強になります。
アシスタントであれば、他のサロンのシャンプーを受けてみると新たな気付きもあるはずです!
お店の雰囲気や接客など、自分のサロンとの違いを見つけることは大きな学びになります。
接客を受ける側になり、お客様の目線で見るという経験は、他サロンでしか味わえない経験もあるはずです。
オンラインサロン
新型コロナ感染症の影響もあり、オンラインサロンの需要は増え続けています。
オンラインサロンのメリットは?
- 動画を何度でも見返すことができる
- 今まで行くことができなかった遠方のサロンの講習にも参加できる
- 好きな時間に動画を見ることができる
などで、対面では難しかったことが可能となりました。
月々の料金も手頃なものが多く、費用対効果は大きいといえるでしょう。
動画を見ながら技術を練習することもできるので、即実践が可能です。
美容師だけでなく美容学生向けのオンラインサロンもあるので、技術を向上させたい人におすすめ!
指名殺到‼カリスマ美容師を目指すなら抑えておきたいテクニック!
カリスマ美容師になりたい!
そう思って美容師を目指す人は少なくないでしょう。
カリスマ美容師になるにはどんな技術が必要なのか、どんな人がなれるのかを詳しく解説していきます。
カリスマ美容師とは
カリスマ美容師とは美容師の中でも技術力が人一倍高く、スター性のある美容師のこと。
カリスマ美容師は一般紙や業界誌など、多くの雑誌やメディアにも出演するなど、美容業だけでなく幅広い活動をしています。
技術力が高いことはもちろん、人間的にも魅力的で、人を惹きつける力がある人が多いです。
美容師だけでなくお客様からも憧れられたり、スター性のある人がカリスマ美容師といえるでしょう。
カリスマ美容師に必要な技術
カリスマ美容師は、基礎はもちろん、自分だけのオリジナルの技術を持っている人が多いです。
- スライドカット
- ステップボーンカット
- バレイヤージュ
- ナカム式グレーカラー
- 樋口式ヘッドスパ
このような技術の生みの親は、今でもカリスマ美容師と呼ばれています。
美容師になり、スタイリストとしてお客様に関わる人は基礎はできていて当然。
カリスマ美容師には、高い技術力とその人にしかできないという独自性があります。
カリスマ美容師になるために技術以外で必要なこと
カリスマ美容師になるために技術以外で必要な力
- 人間力
- 接客力
- 集客力
- サロンの影響力
技術だけではお客様はついてこないので、人として魅力的であるかも重要なポイント。
最近は特にInstagramで美容室を探すという人も多く、集客のツールになりつつあります。
Instagramは写真を用いて投稿できるので、その美容師がどんなヘアスタイルを得意とするのかがひと目でわかります。
多くの人が利用するプラットフォームでの影響力は大きく、集客力を高めるために重要なツールです。
カリスマ美容師となるためには個人の力も大切ですが、勤めるサロンの力も大きいです。
元々集客力のあるサロンとないサロンでは、出会うお客様の数が圧倒的に違います。
カリスマ美容師を目指すのであれば、現在カリスマ美容師が働くサロンに入社することが、1番の近道かもしれません。
オンラインサロンで学ぶのもおすすめ!
美容師をしているけれどなかなか売り上げが伸びない人。
技術力が上がっている実感がない人。
引き出しを増やしたい人。
美容学校に通っているけれど、早く技術を取得し人よりもレベルをあげたい人。
オンラインサロンであれば、技術はもちろん、美容師にとって必要なマインドも勉強できるでしょう。
オンラインサロンではメンバー同士で交流するイベントなどもあり、違う環境でも高め合える人に出会えるかもしれません。
技術だけでなく、美容師としてのマインドも学んでいきたい向上心のある人には、「KyogokuAcademy」のオンラインサロンがオススメです。
世界に通用する技術が学べる「Kyougoku Academy」
カットとカラーで世界一になった技術を、KyogokuAcademyで学べます。
- 動画を何度でも見返すことができる
- 今まで行くことができなかった遠方のサロンの講習にも参加できる
- 好きな時間に動画を見ることができる
通常のオンラインサロンのメリットだけでなく、毎週最新の動画が更新されるためサロンワークですぐに実践できます。
美容師のスタイリストはもちろん、アシスタント向けの動画や、美容学生向けの国家試験対策の動画もあり、長期で学べることもKyogokuAcademyならではです。
お客様の満足度を維持するのに抑えておきたいアイテムは?
美容師にとっては集客も必要ですが、既存のお客様にいかにリピートしてもらえるかという点も大事なポイント!
既存のお客様の満足度を維持するために抑えておきたいこと、そのために必要なアイテムなどを紹介します。
お客様の満足度を維持するためには
自分が提供したいことではなく、あくまでお客様が求めているものを提供します。
美容室に行く目的として、ほとんどの人が「髪の毛をきれいにすること」が大部分を占めるでしょう。
髪の毛をきれいにするためにはカットやカラーだけでなく、自宅でのケアも必要不可欠です。
ただ技術を提供するだけでなく、プラスワンの提案でお客様との信頼関係を築いていきましょう。
美容師の提案によって「髪の毛をきれいにする」目標を達成したお客様とは、信頼関係ができ末永くお付き合いできます。
お客様の満足度をUPするアイテム
満足度をUPするアイテムとして、自宅でケアできるアイテムがあげられます。
- 髪の毛をきれいにするアイテム
- カラーをきれいに保つアイテム
大きく分けてこの2種類で、お客様の要望や、髪の毛の状態にあわせて提案しましょう。
満足度をあげるアイテムとして、以下の商品をおすすめします。
自宅ケアの定番として、美容室で取り扱っているシャンプーとトリートメントは欠かせません。
髪の毛に悩みのある人にとっては、月に1度の美容院も大切ですが、日々のケアも重要。
毎日使うものだからこそ、成分にこだわり、結果にこだわったシャンプーで、悩みを解決してもらいたいものです。
カラーをきれいに保つアイテムとしておすすめしたい「kyogokuブルーパープルカラーシャンプー」です。
写真のアイテムはブルーパープルのカラーシャンプーですが、全部で3色展開。
シャンプー | 髪色 | 特徴 |
ピンクパープル | 暖色系・ピンク系 | 業界初の、パープル入りピンクシャンプーで艶発色 |
ブルーパープル | 寒色系・シルバー・ホワイト系 | 色素の黄金バランスで黄ばみを払拭 |
ブロンド | ベージュ系・ブラウン系 | 日本で唯一、ベージュ系カラーに特化したシャンプー |
お客様のカラーにあわせて、プロの視点からカラーシャンプーを選び、できるだけ長くヘアカラーの色味を楽しんでもらいましょう。
ホスピタリティ精神も大切!
お客様が美容室に求めていることは、髪の毛をきれいにすること以外にもたくさんあります。
- 癒されたい
- 疲れを取りたい
- 美容師と話したい
他にもお客様が求めることはありますが、意外と髪の毛以外のことを求めているお客様も多いです。
お客様のニーズをキャッチし、満たすことができる美容師は、リピート率が高いことは間違いありません。
癒されたいお客様への対応
香りで癒される、会話に癒される、空間に癒されるなど、人によって癒しは異なります。
会話から、日頃何に癒されているのか、リラックス法を聞き出すことで、お客様の満足度はグッと上がるはず。
【癒しの提供事例】
- アロマテラピーを用いたヘッドスパ
- サロンにお花や観葉植物を置く
- ドリンクメニューにハーブティーを加える
疲れを取りたいお客様への対応
疲れているときは会話したくない、そっとしておいてほしいと感じる人も多いでしょう。
人と会話することで、疲れを取るタイプの人もいるので、話しかけたときの反応で判断します。
【疲れを取りたいお客様への対応事例】
- 会話しなくてもいいように雑誌を置いておく
- ヘッドスパなどのほぐすメニューを提案する
- 最低限の会話で様子を伺う
美容師と話したいお客様への対応
美容師と話すことを楽しみに美容院へ通う人もいます。
常連になってくると、美容師を応援したいという気持ちで来てくれる人も少なくありません。
美容師の話を聞きたい人も中にはいますが、基本的にお客様は「話を聞いてもらいたい」人が多いです。
お客様が自分から話したくなる聞き方、聞く姿勢を身につけることが、人気の美容師の秘訣です。
【聞く力を高めるために】
- 日頃から美容だけでなく、世の中のニュースに敏感であること
- 相槌のレパートリーを増やす(語彙力を高める)
- 真剣に話を聞く
まとめ
美容師を目指す人、独学で勉強したい人には、さまざまな手段があることを解説しました。
美容師になるには国家試験が必要で、美容学校に通うことが必須ですが、勉強法はたくさんあります。
お客様に必要とされる美容師になるためには、勉強し続けることが大切です。
技術だけでなく、人間的な魅力も大事ですが、学びを深めることが結果につながります。
日々怠ることなく、自ら研磨していつまでも活躍できる売れっ子美容師を目指しましょう!
- スピードマツエクのディプロマ取得
- SABFAのメイク講習で検定ディプロマ取得
- MSOJメイク検定2級取得
ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。早いスピードと丁寧な技術でアイの施術も行っているのでヘアと合わせたトータルな似合わせのご提案は是非お任せ下さい。