髪の毛をキレイに維持するためには、必需品と言ってもいいヘアオイル。
美容室専売品や市販品を含め、たくさんのメーカーから多くの種類が販売されています。
今回は、ヘアオイルの基本的な知識から、おすすめのヘアオイルと使い方について解説していきます。
ヘアオイルをあまり使ったことがない方や、どれを使っていいか悩んでいた方は必見です!
ヘアオイルとは?
ヘアオイルとは、ヘアケア剤の中でも油分が主成分で、髪の毛を外からの刺激から守ったり、髪の毛の水分が飛ばないように保持してくれたりします。
ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などの施術をしている方や、髪の毛の痛みが気になる場合に良く使用されます。
ヘアオイルを使用するタイミング
髪の毛が傷んでしまったとき
髪の毛が傷んでしまったときに使用するのが1番一般的な使い方の認識があるのではないでしょうか?
ダメージを受けた髪の毛内部はどのようになっているのでしょうか。
実は、髪表面のキューティクルという魚のうろこのような部分と、コルテックスという栄養分がある場所にダメージを受けてしまいます。
キューティクルがはがれてしまうと、中の栄養分が流れ出てしまうことに。
そこにヘアオイルで表面に膜を作る事で、中の栄養分や水分が流れ出ないように保護してくれるのです。
紫外線から守る時に
ヘアオイルを髪の毛に付けておくと、表面に皮膜を形成し、髪の毛の水分を保持してくれるので、紫外線から守ってくれる働きがあります。
紫外線は、夏に多いのは当然ですが、1年を通して髪の毛に対しては有害な量が降り注いでいます。
紫外線ケアを行うのであれば、1年を通して使用するようにしましょう!
ドライヤー・アイロン前に
ドライヤーの熱で、必要以上に水分が飛んでしまわないようにするためにも、ヘアオイルは有効です。
また、ヘアアイロンを使用する前にヘアオイルをつけて乾かしておくと、髪に対しての摩擦を軽減してくれます。
また、髪の毛の水分量が少ないと、ヘアアイロンで挟んだときに髪の毛の温度が上がりすぎてしまいます。
毎日のドライヤー前にもヘアオイルは活躍してくれるでしょう。
スタイリングに
ヘアセットにもヘアオイルは活躍してくれます。
例えば、ヘアアイロンで巻いた髪の毛のツヤ出しや、束感を作る時にも使い勝手が良いのがヘアオイルです。
作りこまない、ボリュームを出したりしないスタイルを作る時にはヘアオイルを1度使ってみてもらえればと思います!
静電気が気になった時に
静電気は、湿度が低い場合などに起きやすいのですが、髪の毛の水分量が少ない場合にも起きやすくなります。
水分保持をするためにも、ヘアオイルは欠かせないアイテムになってきます。
ヘアオイルの成分
ヘアオイル成分には、大きく分けて3種類の原料が用いられています。
鉱物性
鉱物性と言っても、石などではなく石油由来の成分で、「ワセリン」などが代表的です。
その多くがシリコンが含まれており、使用した時のツヤと手触りの向上に優れています。
植物性
植物由来の油分を使用したもので、低刺激なのが特徴です。
また、頭皮にも使用できるものが多く、使いやすさと安全性が魅力です。
アルガンオイル・ホホバオイル・ココナッツオイルなど多くの種類があります。
動物性
動物由来のオイルは、肌なじみが良く、栄養分が豊富なのが特徴です。
馬油やスクワランなどが有名です。
使用上の注意点
髪のケアに効果的なヘアオイルですが、効果を最大限に引き出すために、3つ気を付けるポイントがあります。
適量を守る
髪の毛をキレイに保ってくれるヘアオイルですが、付けすぎてしまうと逆効果です。
毛穴を塞いでしまったり、ヘアスタイルがべたべたで崩れてしまいますので、商品の使用方法を守って使用するようにしましょう!
乾いた髪には付けない
髪の毛が乾いた状態で表面に膜を作っても、水分保持をしてくれません。
髪の毛全体が濡れている状態で使用すると、ヘアオイルの伸びも良くなり、均一に付けることが可能となります。
最初に毛先に付けてから、全体に伸ばしていくイメージで付けていくと失敗しにくいので、試してみてくださいね!
おすすめのヘアオイル
美容室専売品や市販品を含めると、国内で購入できる分だけでも、数百種類もあるヘアオイル。
今回は、その中からオススメのオイルをいくつか紹介するので参考にしてみてください!
☑エトヴォス ヘアオイルセラム
ヘアオイルセラム
50ml 2,750円(税込)
(ローズガーデンの香り)
髪のパサつきや乾燥が気になる方のための、ノンシリコンで髪なじみの良いへアオイル。こだわりの植物由来オイルを厳選した軽やかなテクスチャーで、さっと伸び広がり髪に艶としなやかさを与えます。毛髪補修成分配合、髪をドライヤーの熱や乾燥ダメージ、ヘアカラーの褪色からも守る*設計に。オイルにありがちなベタつきを抑え、切れ毛や枝毛の生じにくい、まとまりの良い艶髪を叶えます。
参照:ETVOS
シンプルな成分が売りのエトヴォスのヘアオイルです。
オイルを今まで使ったことがない方でも、違和感がないくらい軽いテクスチャーが特徴です。
指通りがかなり良くなる印象で、軟毛の方向け。
剛毛や多毛のタイプの方には少し物足りない印象です。
ツヤ感に関しても少し物足りない感じはしますが、ヘアオイル初心者の方には使い勝手の良い仕上がりになっています。
また、植物性のオイルを配合しているので、頭皮に付けても問題ありません。
☑SHIRO サボン ヘアオイル
クランベアビシニカ種子油*1配合で
乾燥して広がりがちな髪に潤いとツヤを与え、しっとりした手触りを叶えます。
みずみずしいフルーツがかろやかに香る
透明感のある自然な石けんの香りをお楽しみいただけます。
*1 保湿
参照:SHIRO
こちらもべたつかずに使用したい人向けのテクスチャーです。
エトヴォスにくらべると、少し重めで、ツヤとまとまりもかなり良く仕上がっています。
また、香りも石鹸のようなさわやかな香りがしっかりするので、好みの香りであればなおオススメのオイルです。
ただ、ヘアオイルの中では軽い方に当たりますので、毛先のパサつきを抑えたい方は、もう少し重めのオイルの方がいいかもしれません。
☑ACRO THREE スキャルプ&ヘア リファイニング トリートメント オイル
髪の1本1本を、シルキーな美しさへ導く、ダメージケア〈リファイニング〉シリーズ。
「ダメージヘアもつややかに輝き、シルキーな手触りで、ふんわりさらりとスタイリング。」
アウトバス用のトリートメントヘアオイル。
美容成分をリッチに含んだ植物のブレンドオイルは、さらりとした使いやすい感触。
キューティクルを滑らかに整えて、みずみずしいツヤとシルクのような手触りをもたらし、まとまりやすい髪に仕上げます。
グリーンハーバルとシトラスの香りが軽やかに調和する爽やかな香り。
参照:THREE
広がりやパサつきを解消したい人はTHREEのヘアオイルがオススメです。
オーガニックや国産原料を使用しており、安全性を重視する方は嬉しい内容成分になっています。
朝付けると、夜までパサつきやまとまりが持続していたので、持続時間も良いようでした。
ただ、精油が入っているので、苦手な方やお肌に合わない方は注意が必要です。
おすすめはKYOGOKUブラックダイヤモンド
KYOGOKUでも、ヘアケア用のアイテムを用意しています。
それが、KYOGOKUブラックダイヤモンドというスプレーです。
ヘアオイルの記事なのに、スプレー??という疑問が出てくるかと思います。
しかしこのスプレーは、髪の毛を固めてスタイリングするスプレーではなく、髪質改善用のトリートメント効果のあるスプレーなんです!
内容成分として、植物性オイルのアルガンオイルを配合しています。
そのほか、栄養成分も豊富に配合されており、髪質を改善していく働きがあります。
ヘアオイルを、スプレー状にしたイメージで使用ができるので、まんべんなく均一に塗布していくことが出来ます!
KYOGOKUブラックダイヤモンドの内容成分
【アルガンオイル配合】
アルガンオイル配合により髪の乾燥を防ぎ、艶々サラサラの手触りに。
【サトウキビエキス配合】
タバコなでの不快臭を抑えるサトウキビエキス(保湿成分)を配合。
【センブリエキス配合】
センブリエキス配合により、頭皮から髪を健やかに保ちます。
【加水分解ケラチン配合】
加水分解ケラチンが毛髪の保護強化をおこない、ハイブリーチ毛の切れ毛を防ぎます。
【ビタミンE誘導体配合】
配合のビタミンE誘導体により屋外でも安心な紫外線防止効果で髪を守ります。
まとめ
ヘアオイルは、正しく使用すれば、ヘアケアを大きく助けてくれる効果があります。
気になった方はKYOGOKUのオンラインショップでブラックダダイヤモンドが購入可能なので、チェックしてみてくださいね!
お知らせ
KYOGOKUの公式LINE@をご登録いただくと、プレゼント企画などのお得な情報をお届けします‼
少しでも気になった方は、お気軽にご登録くださいね♪
2021年5月より京極琉のオファーを受諾しThe Diamond Kyogokuにディレクターとして移籍。
海外有力誌の表紙や巻頭特集を飾るなど国際的に活躍。
ヘアスタイリスト界のオスカー:NYのThe IBI Award2020で日本人初となるファイナリスト入りを果たし世界3位を受賞。
世界最大の美容の祭典:ロンドンのALTERNATIVE HAIR SHOW2021に於いて次世代のアーティスト20に選出。ヘアショーに出演。
2022年春夏ミラノコレクションで日本の2つのブランドでヘアメイクディレクターを務めた。
ヘアデザインの芸術的認知を目指して東京から世界に発信を続けている。