コーミングとは?(カリスマ美容師がわかりやすく解説)

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コーミング

コーミングとは櫛で髪をとかすことです。櫛は美容用語でコームと呼びます。コームで髪をとかすと、ブラシでとくよりも髪の流れを整えられるメリットがあります。
しかし下手なコーミングは、髪の毛にダメージをあたえるので注意が必要です。
コーミングのポイントは強引にとかさないこと。無理に髪をとこうとするとキューティクルが剥がれ落ちて、もとに戻らなくなってしまいます。
加えて髪をとかすときは櫛(コーム)の先を使い、毛先からとかしましょう。根元からコーミングすると、髪の毛がからまってダメージを受けてしまいます。過度なコーミングは髪のキューティクルを痛める原因です。多くても1日1回に留めておきましょう。
またサロンでのコーミングの役割は、パネル(引き出した板状の毛束)を落ち着かせ、カット・カラー・パーマをほどこしやすくすること。そしてトリートメントにも欠かせない技術です。
なぜならコーミングによって、トリートメントの成分を内側にまで浸透させられるから。
ぬれた髪の毛をとかさずに薬剤をつけると、毛束のまわりにだけトリートメントがついた状態になります。するとトリートメントしたにもかかわらず、薬剤の効果が発揮されません。
通常ぬれた髪をコーミングするとダメージを受けますが、毛先から優しく髪をとくのでダメージを防げます。
コーミングは正しい方法と回数を守って、施術しましょう。

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