カットコームとは?わかりやすく美容用語を解説

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カットコーム

髪をカットするときに使うコーム(くし)のことをカットコームといいます。
髪の毛を梳かしたり、カットの際にセクショニングを行ったりする最も基本的なコームです。
薄くて持ち手がなく、一直線な形をしており、歯もまっすぐに並んでいます。歯の幅はさまざまな種類があり、大きく2種類(粗歯と密歯)に分けられます。
粗歯は歯の幅が広いので、テンションがあまりかからず、くせ毛の人のカットやデザインを作るのに向いており、反対に密歯は幅が狭くテンションがかかりやすいので、ストレートヘアや髪の量が少なめの人をカットをする際に向いています。
どんなカットコームを使うかによってカットの仕上がりが異なるため、ひとりひとりの髪質によって使い分けている人もいます。
美容師さんによっては自分の手や指の長さに合わせたり、コームの重さなどを自分好みにしてオーダーメイドで作る人もいるほどです。
ほかのコームとの違いは、カットコームの方が耐久性があり、埃や髪の毛が溜まりにくい形状になっているところです。
ただし、お手入れしないとどうしても汚れは溜まってしまいますし、髪にも良くないので、定期的なお手入れは必要です。
材質はプラスチックや木製のものが多く、表面がなめらかで地肌に当たっても痛くないように上質な素材で出来ています。
コームの長さは平均して約17センチ程ですが、長いものだと約30センチほどあるものもあり、使用する用途によって使い分けることができます。

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