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ドライカット
ドライカットとは日本語訳そのままに、濡れていない髪をカットする技法です。シャンプーを省いて髪を濡らさないままカットする美容室も珍しくありません。
ドライカット最大のメリットは、もともとの癖や髪の流れを活かしたカットスタイルを作りやすいことでしょう。カットの段階では癖をデメリットではなくファッションとして活かすための微調整をしやすくなり、ワックスでのスタイリングは簡単なのに個性を活かしたスタイルを作れます。
乾いた髪はボリューム調整もしやすいため、イメージ通り・要望通りのスタイルを作りやすいのが大きな魅力でしょう。そのほかにも、髪を濡らしてカットするウエットカットは「整った切り口になる」ことと「髪へのダメージが少ない」というメリットがあります。
ドライカットはウエットカットよりダメージが大きくなるため、ダメージを抑えたカットスキルと工夫が必要です。ウエットカットとドライカットの切り替え、使い分けもイメージしましょう。また、ウエットカットより時間がかかるため、カット時間は多めに見積もってお知らせするのがベストです。
癖や髪質を活かしたオリジナリティあるカットスタイルに仕上げるなら、ドライカットで作るのがベストとなります。