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縮毛矯正
縮毛矯正とは字の通り、縮毛=縮れた毛を、直毛に矯正する目的でかけられるパーマです。ストレートパーマとの違いは施術に熱を加える工程が入っているかどうかです。20世紀よりパーマ液を用いて髪を直毛に伸ばす技術が開発され、これがいわゆるストレートパーマの前身となりました。
しかし、この方法では全ての毛質を直毛にすることは難しく、1990年代中盤よりアイロンを用いた施術が始まり、縮毛矯正の技術が発達していきました。熱を加えて直毛にするため矯正力が高く、強い癖毛や縮れ毛も真っ直ぐにすることができます。
また、髪質によっては全体的に縮毛矯正をかけると髪がペタっとなりすぎてしまう人もいます。その場合は、顔まわりや前髪だけの部分矯正を行うことで、自然なボリュームダウンができます。
熱を加える工程で既に髪にダメージがある人には負担が大きい場合もあるので、美容師さんによくカウンセリングしてもらいましょう。
また、施術当日は髪の毛がまだ柔らかく不安定な状態のため、髪の毛を耳にかけたり、ゴムで縛ったりピンで止めたりすることは避けましょう。美容院によっては当日の入浴や水分(雨など)を避けるように伝えるところもありますので、美容師さんの指示に従いましょう。
強制力が強い分、髪や地肌への負担も大きくなるため、メニューに合わせてサロンのトリートメントやホームケアをしっかり行うことをお勧めします。