マレットヘア
マレットヘアとは、前髪やサイドはショートだが襟足だけを長く伸ばしたヘアスタイルのことを指します。別称アメリカン。1970年代に欧米で流行し始め、1980年代にかけて一世を風靡したマレットヘアは「性別を問わない髪型」として当時のミュージシャンやハリウッドスターをはじめ、一般人にも人気のヘアスタイルでした。
しかし時代の流れにより1990年代になると、「世界一ダサい髪型」と言われるようになってしまいます。それでも今もなお世界各国に根強いファンがいるのは事実。特に世界各国のスポーツ選手や、日本人でもプロレスラーなどにマレットヘアをしている方がいます。
そんな「ダサい髪型」と言われていたマレットヘアですが、近年海外のセレブやモデルの中で注目されているようです。それは、もともとのマレットヘアを今っぽくアレンジした「ネオマレットヘア」というヘアスタイル。
「ネオマレットヘア」とは襟足は長いままでシャギーやバルドー・バングをミックスさせた、マレットヘアの進化スタイルです。さらにパーマをかけたり、毛先を遊ばせたりすると上級者ヘアスタイルが完成し、前髪の長さやヘアカラーによっても雰囲気がガラリと変化します。
トレンドのあるヘアスタイルを試してみたい方は、ネオマレットヘアを選択のひとつに入れてみてもよいのではないでしょうか。
マレットヘア メンズ
襟足を長くのこして、マリオットヘアの完成です。
マレットヘアは1970年代から襟足を伸ばした髪型が流行りだし、1980年代に大流行しました。
マレットヘアの名前の由来は、シルエットが魚の「ボラ」に似ているからだそうです。
当時はモヒカンとマレットヘアを組み合わせた、剃り込みを入れたマレットヘアが主流だったので、男性がメインの髪型でした。
日本では、昔のヤンキー映画にもよく出てくる髪型ですね。
バンドマンやプロレスラーなど、強い男性をイメージさせる髪型でした。
でも今は、現代風に進化しネオマレットヘア（フォーマルな印象）が注目されています。
韓国でもマレットが進化したウルフカットが今再流行していて、芸能人にも多く見られますよね。
防弾少年（BTS）のテテさんやジンさんも取り入れていて、同じような髪型とオーダーされる方も多いです。
襟足を長めに残し、毛先を遊ばせてこなれ感のある男性も素敵だと思います。
取り入れやすいデザインもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
マレットヘアは女性でも
このイメージ写真は攻めた最新マレットヘアです！
マレットヘアは、前から見るとショートヘアですが、バックが長いので後ろからみるとロングヘアです。
ここまで思い切ったスタイルに挑戦するのはまかなか難しいと思います。
パーマとマレットヘアを組み合わせることで、もっとナチュラルにトレンド感をアップさせることができます。
でも、ショートカットのマレットヘアは輪郭によっては注意が必要です。。
【ショートはおすすめしない輪郭】
・丸顔
・ベース型
・面長
顔周りの髪の毛は短めで襟足が長いので、面長さんは顔の長さを強調してしまいます。
サイドの髪の毛も短く、ベース型さんや丸顔さんには不向きなスタイルとも言えます。
暗めのカラーでモダンなイメージや、襟足だけカラーを入れ個性的に仕上げる事ができます。
襟足にレイヤーを入れ動きを出しやすくすれば、クセ毛で悩まれている人もセットが楽になりますよ。
髪の長さとなりたい自分のイメージを見つけてください。
マレット ウルフ 違い
今再ブレイクしているネオマレットとウルフは同じ定義です。
1980年代のマレットとウルフの違いは、サイドの髪の毛のナチュラルさでしょうか。
前髪からサイドの髪の毛の長さと、バックの長さがハッキリ違うのがマレット。
前髪からバックにかけてナチュラルに長くなっているのがウルフ。
今はマレットヘアも現代風に進化していて、ウルフスタイルと同じ認識でも問題ありません。
なので、ナチュラルなマレットヘアはウルフカットとも呼ばれています。
あえて今回はウルフカットではなくマレットヘアとしてご紹介します。
【昔のマレットヘアの特徴】
・前半分はショートカットでバックは長い
（ハッキリと前と後ろの長さが分かれている）
【ウルフカットの特徴】
・前髪からサイド、バックにかけて髪の毛を短くしていく
・レイヤーやシャギーで動きを出しやすくカットする
現在はネオマレットヘアが進化し、ウルフカットと同じスタイルで再ブレイクしています。
毛先にパーマを当てるなどナチュラルにセット出来るので、男女問わず注目度が上がっています。
マレットヘア 日本人
マレットヘアは欧米で大流行し、日本にもやってきました。
一時期はダサい髪型とされましたが、韓流アイドルがマレットヘア（ウルフカット）を取り入れていることもあり日本でも人気が上がっています。
ひと昔前のような奇抜なイメージではなく、ウルフといったナチュラルにアレンジされたマレットヘアが人気で、日本人でも挑戦しやすくなっています。
流行は回って来るといいますが、実際にファッションやヘアスタイルも昔にはやったものが再流行していますよね。
でも、必ず再流行する際は今風を取り入れて帰ってきます。
いいものを進化させて、トレンドを作っていく事ができる美容師さんやファッション業界に携わることができるのはすごい事ですね。
いつでも新しい情報を取りに行けるよう、アンテナを張っておきたいですね。
今はトレンドの入れ替わりも早く、カット技術もどんどん進化しています。
自分がどれだけの情報を取りに行けるかで、スキルアップの速度と未来は変わります。
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