そぎとは?わかりやすく美容用語を解説

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そぎ

そぎとは「削ぎ」と表記し、美容業界では「髪の毛をそぐ」という言い回しでよく使います。古くから使われている言葉で、平安時代には毛先を揃えて切る「髪削ぎ」という子どもの成長を祝う儀式もありました。
具体的にはそぐように髪の毛を切ることをいい、現在ではヘアカットの技術系統の1つを指す言葉としても定着しています。
そぎに分類されるヘアカット方には、専用のハサミを使って毛先を細かくギザギザにカットするシャギー、ハサミを開いたまま髪の表面を滑るように切るスライドカット、ハサミを滑らせずに細かく開閉しながら切るスライシングカット、毛束をつまんで毛先から根元へ向けてハサミを入れるストロークカット、レザー(かみそり)で削るように切るレザーカットなどがあります。
そぎの技法には、自然な仕上がりにしたり毛先に動きを出したりする効果があります。髪の毛のボリュームを抑える目的で使うことも多いです。程よくそぎを取り入れれば軽くエアリーなヘアスタイルになります。
一方で技法によっては毛先が傷みやすくなったり、毛先がはねるなどクセが強く出たりするデメリットもあります。多用するとボリューム感のないスカスカなヘアスタイルになるため注意が必要です。

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