3Dカラー
3Dカラーとは、全ての髪を染める通常のカラーリングに加えて線状に取り出した部分にだけ少し明るい色や暗い色を入れるカラー技法です。3Dカラーで染めることで髪を立体的な印象にしてボリュームアップした仕上げにすることができ、ヘアカラーを繰り返して色の濁りやくすみの出た髪も生き生きとした色合いに染められます。
3Dカラーで染める順序は、初めにコームを使ってベースと異なる色を入れたい髪を薄く少量取り出します。その部分にアルミホイルの上でカラー剤をつけて、アルミホイルで覆います。その後は通常のカラーと同様に少し時間が経ったら洗って流し、仕上げにドライヤーで乾かします。
一般的に3Dカラーは、全体を染めるカラーリングの色と比較して若干暗めまたは明るめの馴染みやすいハイライトやローライトを入れることがほとんどです。通常のヘアカラーに加えて3Dカラーをすることも、全体はカラーリングせずに3Dカラーだけを入れて染めることも可能です。
全体のカラーリングをしない場合は髪の毛へのダメージを通常よりおさえて、ヘアスタイルの印象のチェンジをすることができます。
3Dカラーという名前の家庭で染められるヘアカラーも市販されていますが、こちらは髪につや感を与えることで立体感を出すもので髪全体を1色で染めるものなので厳密に言うと3Dカラーではありません。
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