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酸性カラー
酸性カラーとは、ヘアカラーの一種です。ヘアカラーは大きく分けて「永久染毛料」「半永久染毛料」「植物性染毛料」「脱色剤」に分類され、酸性カラーは半永久染毛料に当たります。
永久染毛料はアルカリカラー、植物性染毛料はヘナなどがそれに当たります。
酸性カラーはヘアマニキュアとも呼ばれ、髪の表面にあるイオンに結合して着色します。過酸化水素によりキューティクルを開いたり、髪のメラニン色素を脱色するアルカリカラーに比べ、髪が傷みにくいのが特徴です。
髪をコーティングするようなイメージなので、パーマ後に酸性カラーを行い湿気による髪の広がりを抑えたり、髪に艶感やコシを与えることも可能です。また、肌が弱くかぶれやすい方でも安心して染めることができます。
酸性カラーを行う際に知っておきたいのは、汗や雨などで色落ちする可能性があるということ、またアルカリカラーに比べ髪を明るい色にする力は弱く、色持ちもよくないという点です。そして、黒髪や白髪を染める場合も思い通りのカラーになるのは難しくなります。
アルカリカラーと酸性カラーを組み合わせ、色持ちとダメージ軽減の両方をバランス良く行うメニューもあるので、美容師さんに相談してみましょう。
各カラー剤にはそれぞれ長所と短所があるので、特徴をしっかり確認し、自身の目的に合わせた施術メニューを選びましょう。
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