Cシェープ
Cシェープとは主にスタイリングを仕上げるときに使われる、丸みをつけながら髪の毛を梳かす美容技術のことです。髪の中間や先から梳かすのではなく根元から丹念にコームで丸みをつくっていくことで、きちんと髪のカーブを作ることができヘアスタイルを美しく見せる効果があります。
アルファベットのCの形のように、髪に丸みが出るように仕上げることから付いた名前と言われています。英語では造形するという意味のシェープという単語ですが、コームを使って髪を梳かす動きを表す言葉として美容用語では使われています。
Cシェープは美容師がヘアサロンで使う技術に留まらず、自分でするスタイリングでも体得しておきたい技術の1つです。
適切にCシェーブの技術を使って梳かせていれば自然なカーブを一度で付けることができます。コームを髪の表と裏の両側から当ててカーブをしっかりと作ることもありますが、梳かす回数は最大でも2回とされています。
癖の強い髪質を扱うときには一度髪を濡らし、ドライヤーで温めながら髪の癖をおさえて丸みをつけます。毛先の揃ったワンレングスやボブなどのシルエットがタイトな髪型を作る時にはCシェープで髪の流れを整えた後にカットしていく技術もあります。
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