水パーマ
水パーマとは、専用の機器を用いて水蒸気(スチーム)をあてながらかけるパーマのことです。通常のパーマでは、パーマ剤をつける前に、キューティクルを開くためにアルカリ剤を使用します。しかしこのアルカリ剤が髪にダメージを与える原因だとされています。
アルカリ剤は髪に残りやすく、髪のタンパク質を分解し流出させてしまうためキューティクルを破壊してしまいます。しかし水パーマではアルカリ剤を使用しないので、髪に与える負担が少ないというメリットがあります。
一般的なパーマではアルカリ剤を使用しますが、水パーマではキューティクルを開く段階に専用のミネラルウォーターなどの薬液を水蒸気にしたものを使います。そのため、水パーマと呼ばれているのです。
水パーマは、キューティクルの隙間よりも小さくしたスチーム状の水粒子を髪の内部に浸透させることで髪が膨張し隙間ができ、その隙間からパーマ剤を入れてパーマをあてていくという手順になります。
水パーマは水分と成分を浸透させながら施術を行うため保湿効果があります。しっとりとしたツヤ感やはずむような弾力のある「うるつやカール」を作りたい人におすすめできるパーマです。
パーマをしっかり出すために、スタイリングの前にまず髪をしっかりとウェットな状態にします。そのあと指にくるくると髪を巻き付けながらブローするとパーマのクセをキレイに出すことができます。
