アッシュブラウンに使えるIROMEカラーシリーズを実験してみた

アッシュブラウン

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アッシュブラウンに使えるIROMEカラーシリーズを実験してみた

サロンで最もオーダーの多いヘアカラーの1つ「アッシュ」の中でも特に人気の高いのがアッシュブラウンです。

透明感や柔らかさが表現できることで人気のヘアカラーですが、カラー剤の選定が難しく失敗しがちなカラーでもあります。

今回は、アッシュブラウンにおすすめのIROMEシリーズのカラー剤で実験してみました!

オススメのカラースタイルも紹介しますので参考にしてみてくださいね!

目次

アッシュブラウンとは?

アッシュブラウン

アッシュブラウンとは、青味や薄い紫が混じったアッシュ系の色味とブラウンがほんのり調和した、透明感や柔らかさが出せるヘアカラー。

髪の毛が持っている赤味をそぎ落とすことで、硬さや重さを取り除いて外国人風のカラースタイルなどに多用される人気のとても高い色味です。

ブラウン+アッシュの配色を考える

アッシュブラウンを再現するときに考えなければいけないのがブラウンとアッシュの配合割合です。

ブラウンが強くなれば、よりナチュラルな印象になりますが軽さや透明感は出にくくなります。

逆にアッシュを強めていくと軽さや透明感は増しますが、少しクールな印象や派手な印象へと変化していきます。

お客様の要望や出したい色味に合わせて配合量を調整する必要があります。

ここを適当にしてしまうと、アッシュが強く入りすぎたり、ただの茶髪となってしまうことが多々あります。

どれだけきれいなアッシュを乗せられるかがポイント!

その配合の比率を考えるにしても、きれいなアッシュを再現できなければ、くすみ過ぎたり重くなってしまうだけの汚い色になってしまいます。

そのためどれだけきれいなアッシュカラーを作っての出ることが出来るかが重要な項目となります。

ブルーに少しパープルが入った、くすみの少しあるキレイなアッシュをIROMEヘアカラーシリーズを使って再現してみたいと思います!

これが作れるようになれば、ブラウンとの配合を考えるだけできれいなアッシュブラウンカラーを作れるようになります。

IROMEヘアカラーシリーズでキレイなアッシュを作る実験

IROMEヘアカラーシリーズは、KYOGOKU professionalが開発した高彩度なのに低刺激の画期的なカラー剤です!

今回使用するのはIROMEロイヤルブルーと、IROMEアメジストシルバーの2品番です。

まずはそれぞれのカラー剤の特徴を見ていきましょう!

IROMEロイヤルブルー

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IROMEロイヤルブルーは、髪の毛のベースに左右されない高彩度のブルーに仕上がっています。

そのため、アンダーカラーによる色ブレが起こりにくいので、使用できる幅が広がります。

寒色カラーをキレイに染めたいのであれば、必須のアイテムです!

単品で使用したらこのような仕上がりです↓
アッシュブラウン

単品の使用だと、アッシュというよりもブルー感が非常に強い印象です。

IROMEアメジストシルバー

アッシュブラウン

もう1つ使用するIROMEアメジストシルバーは、日本人の色素に合わせやすい色味となっています。

紫とシルバーをミックスした色味で出来ており、アメジストシルバー単品でカラーをした場合もきれいな発色になるのでとても人気の品番です!

そして補色として使用してもツヤがかなり増すので、とても綺麗な発色になります。

黄味を打ち消す補色で迷ったら、このアメジストシルバーの一択で解決します!

キレイなアッシュを再現してみた

アッシュブラウン

紹介した通り、この2色を配合してキレイなアッシュをつくれるか実験していきたいと思います。

使用するベース

アッシュブラウン

使用するベースの髪の毛はブリーチをそれぞれ1回、2回繰り返した毛束を使用します。

右のブリーチ1回の毛束はまだ少しだけ赤味が残っているベースとなっています。

対して左のブリーチ2回の髪の毛は、赤味はほとんどなく黄味が目立っているベースとなっています。

それぞれの毛束に、ロイヤルブルー1:アメジストシルバー30%、2剤は3%を1.5倍で染めていきます。
アッシュブラウン

放置時間は15分で、自然放置です。

IROMEロイヤルブルー×アメジストシルバー 仕上がり結果

ロイヤルブルーとアメジストシルバーを混ぜて染めた結果がこちらです↓
アッシュブラウン

理想通りの彩度の高いアッシュに染まりました!

それぞれの毛束を詳しく見ていきましょう!

ブリーチ1回の毛束

アッシュブラウン

IROMEロイヤルブルー単品だと、先ほどの画像のようにしっかりとした青色になっていましたが、アメジストシルバーで少しくすませながら染目られていますね!

また、アメジストシルバーが持つほんのりとしたパープルがベースの黄色を打ち消してくれているので、混ざってマット系に寄らずに発色出来ています。

これくらい赤味の残っているベースなら、アメジストシルバーの割合を増やしていくだけでもアッシュブラウンに仕上げられそうですね!

ブリーチ2回の毛束

アッシュブラウン

ブリーチ2回の毛束であれば、より透明感のあるアッシュカラーにしあがりました。

黄味を完全に打ち消しているので、ブラウンは全く感じられない状態となっています。

ここにブラウン系のカラー剤を混ぜていけば、濁りの少ないアッシュブラウンが作れそうですよね!

オススメのアッシュブラウンカラー

では、きれいなアッシュカラーを作ることが出来たところで、そのアッシュとブラウンを組み合わせて作れるオススメのアッシュブラウンカラースタイルをいくつか紹介して行きます!

①ブラウン多めアッシュブラウン

ブラウンの配合を多めに、ほんのりアッシュを効かせたヘアカラーに仕上げています!

ナチュラルなのに透明感抜群のいいとこ取りヘアカラーで、どんなレングスにも似合わせられるスタイルが完成しました!

②透明感重視アッシュブラウン

ベースのトーンをかなりあげて、アッシュとブラウンの両方の染料を少なめに配合したヘアカラーです!

アッシュとブラウンのカラー剤を、IROMEダイヤモンドというティントの入っていないクリア剤で、染料を薄めながらツヤをプラスしています。

③アッシュブラウン×ミディアムバレイヤージュ

アッシュブラウンだけど、少しインパクトがほしい場合は、バレイヤージュでベースにグラデーションを施すのも有効です!

同じ色味のカラーを乗せても、ベースのグラデーションで根本から毛先の色の変化を楽しむことが出来ます!

④ハイライト×毛先ホワイト

アッシュブラウンはハイライトとの相性が抜群です。

柔らかさに動きを付けて、毛先はホワイトに近いカラーに仕上げています。

巻き髪やヘアアレンジを良くする方におすすめのカラースタイルです!

⑤インナーカラーアッシュブラウン

アッシュブラウン

インナーカラーで楽しむアッシュブラウンもおすすめです!

褪色してきても、カラーシャンプーで色味の追加を行いながら長くヘアカラーを楽しむことが出来ます。

まとめ

アッシュ系のカラーは配合量などの選定が難しいと感じている美容師さんは多いと思います。

しかし、きれいなアッシュを味方に付けることが出来れば、最大の武器となります。

是非と1度、IROMEヘアカラーを使ったことが無い方は1度試してみてくださいね!

お知らせ

↓カラー剤も公式のホームページから購入可能です♪↓

KYOGOKU IROMEヘアカラー

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少しでも気になった方は、お気軽にご登録くださいね♪

この記事を書いた人
RYUTA TOMONO (友野龍太)
RYUTA TOMONO (友野龍太)

2021年5月より京極琉のオファーを受諾しThe Diamond Kyogokuにディレクターとして移籍。
海外有力誌の表紙や巻頭特集を飾るなど国際的に活躍。
ヘアスタイリスト界のオスカー:NYのThe IBI Award2020で日本人初となるファイナリスト入りを果たし世界3位を受賞。
世界最大の美容の祭典:ロンドンのALTERNATIVE HAIR SHOW2021に於いて次世代のアーティスト20に選出。ヘアショーに出演。
2022年春夏ミラノコレクションで日本の2つのブランドでヘアメイクディレクターを務めた。
ヘアデザインの芸術的認知を目指して東京から世界に発信を続けている。

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