縮毛矯正とヘアカラーはどっちを先にやるべき?

縮毛矯正カラー

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「縮毛矯正」はクセ毛で悩んでいる方にとって、とってもありがたい美容室でのメニューです。

今まではかなり強いクセを伸ばす目的のために利用されてきましたが、近年では髪質改善のブームもあり、ナチュラルなストレートパーマが好まれるようになってきました。

その結果、定期的に縮毛矯正をされる方も増加してきました。

そこで良くある質問が、「ヘアカラーも定期的にしているけどダメージは大丈夫なのか?」という内容です。

そのほか、ヘアカラーと縮毛矯正は同時に出来るの?どちらを先にやった方がいいの?という質問も多くありましたので、お答えしていきたいと思います!

目次

縮毛矯正をした髪にヘアカラーはOK?

縮毛矯正カラー

縮毛矯正をした髪の毛にヘアカラーをしたら上手く染まらなかったという相談がたまにあります。

なぜそういった現象が起こってしまうのでしょうか?

縮毛矯正をするとカラー剤が入りにくい

縮毛矯正やヘアカラーが作用する部分は、髪の毛の中のタンパク質の部分です。

縮毛矯正はそのタンパク質の部分に薬剤を浸透させ、ヘアアイロンで高熱の処理をしていきます。

このときに毛髪に高温をあてることで、タンパク質は熱によって”熱変性”というものを起こします

よく目玉焼きで例えられるのですが、卵はタンパク質が主成分で、熱を加えると白身の部分は透明な状態から白く固まっていきますよね?

このようにタンパク質が熱変性を起こしてしますと、髪の毛のタンパク質も固まってしまうので、そのあとに行うヘアカラーの薬剤が本来反応する部分に反応しにくくなってしまいます

それが、縮毛矯正をした髪の毛にヘアカラーが上手く入らずに、ムラになってしまう原因なのです。

縮毛矯正を行う上で、こういったダメージは避けられません。

さらに、髪の栄養が失われた場所では、ダメージホールという小さな空洞ができていきます。

髪の毛の状態が均一でないので、そこにヘアカラー剤を塗っていっても、色素が定着しないので均一に染まらならないのです。

縮毛矯正とカラー、どちらが先?

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とはいえ、クセ毛をどうにかしたいという方にとって、縮毛矯正をあきらめるという選択肢はありませんよね?

しかし、ヘアカラーもしないわけにはいかない・・・

そういった場合どちらを優先したらいいかんでしまいますよね。

ではどちらを先にする方が良いのでしょうか?

結論から言うと、

なぜ先に縮毛矯正を行った方がいいのかですが、いくつか理由があります。

まず1つ目は、縮毛矯正の薬剤はヘアカラーの色素を分解してしまうので、先にヘアカラーをしてせっかくきれいに染めても、その色が落ちてしまう可能性が高いからです。

一般的なカラー剤は、色素を酸化させることによって色を発色させていきます。

しかし縮毛矯正剤はこの酸化させた色素にくっついている酸素を切り離してしまう働きがあります。

そのため、色素が全て流れ出てしまうというよりは、毛髪の中で本来の発色が出来なくなってしまうという状態になります。

さらに縮毛矯正剤のアルカリ剤が髪の毛の表面のキューティクルを開かせ、その隙間から色素が抜け出やすい状態にしてしまうのです。

そういったダメージを軽減するためにコスメ分類の酸性ストレート剤もありますが、強いクセを伸ばしたい場合はアルカリ性の縮毛矯正剤が必要になります。

縮毛矯正とカラーの同時施術

縮毛矯正とヘアカラーの同時施術は、法律上できない場合があります

それは、医薬部外品の縮毛矯正剤とヘアからーの同時施術は法律上禁止されてるからです。

それくらい髪の毛への 負担が大きいという事です。

ただ、化粧品分類のストレート剤との同時施術であれば、同時施術は可能です。

ただ、この場合でも本来は同時施術ではなく、縮毛矯正をした後2週間くらいは期間を空けてからヘアカラーをするのが望ましいです。

縮毛矯正後のカラーは何日後?

それでは縮毛矯正とカラーをする場合、カラーは何日後にするといいのでしょうか。

これまでの説明をみていくと、縮毛矯正もカラーも髪の内部に働きかけるのでダメージの負担を考えると同時にできないのでは、と考えられますよね。

実際、縮毛矯正とカラーの同日施術は可能ですが、毛髪のことを考えると少し期間を空けてから施術したいもの。

ではどれくらいの期間を空けるといいのでしょうか。

縮毛矯正をした毛髪は髪の内部の結合を切ったりつなげたりと大変な施術を経てまっすぐな形状を実現しています。髪にとっては大きな負担のかかることなので、翌日や2~3日などの施術後すぐのカラーは避ける方が無難です。

毛髪はダメージを受けるほどに内部のダメージホールが増えたり、キューティクルが剥がれて内部の栄養が流出したりと施術しにくい状態になってきます。

カラーの品質を下げないためにも、大きな負担を与える縮毛矯正をした後は1~2週間ほど感覚を空けてからカラーに臨むといいでしょう。

縮毛矯正・カラー後の次回までの期間

最近の薬剤は昔のものに比べて毛髪に負担が少なくなってきているので、同じ日に施術ができるようになってきました。

何回も美容室に行くのが負担だという人にはありがたいですよね。

それでも毛髪の状態や美容師さんの判断で日にちを開けて施術する場合もありますが、毛髪のダメージを考えると無難です。

縮毛矯正をして1~2週間後にカラーをした場合、次はどのくらいの期間が空くのでしょうか。

ショートヘアの場合根本が3~4cm伸びただけでもクセが気になることがあります。

その場合、縮毛矯正をしてから2ヶ月ほどで、また根本を縮毛矯正しましょう。

ロングの場合はもう少し長く縮毛矯正の期間が空きます。

縮毛矯正と縮毛矯正の間の期間で、カラーやカット、トリートメントなどのメンテナンスをしておけばダメージケアにもつながります。

もちろん、家でのケアも忘れずにしましょう。

縮毛矯正でカラーは落ちる

縮毛矯正でのダメージを負った毛髪は、何もしていない毛髪と比べてカラーの持ちはあまりよくありません。髪の内部の結合を切ったりくっつけたりする縮毛矯正は髪への負担が大きく、どうしてもダメージホールができやすいからです。

カラーの持ちは毛髪のダメージの有無が大きく関係するので、どうしても縮毛矯正をすることでカラーの退色に少なからず影響を与えてしまいます。

ケアが大事!!

縮毛矯正とヘアカラーの間隔を開けること、髪の毛に優しいとされる薬剤を使用することはもちろんですが、1番大切なのはヘアケアをしっかりと行うということです。

縮毛矯正とヘアカラーの間隔を空けたり、髪の毛に優しいとされる薬剤を使用するにしても1番大切なのはヘアケアをしっかりと行うという事です。

施術後は、サロンでのトリートメントのケアも大切ですし、自宅でのヘアケアが非常に大切になってきます。

そこで、使ってみてほしいのがKYOGOKUのブラックダイヤモンドというスプレーです。

オススメはKYOGOKUブラックダイヤモンド

縮毛矯正カラー

KYOGOKUブラックダイヤモンドというスプレーは、髪質改善を目的としたスプレーです。

ヘアケアに必要な成分を厳選して配合しています。

ツヤ出しスプレーとして使っていただけるスプレーなのですが、栄養補給と油分を補える成分がたっぷり入っているので、縮毛矯正をした髪の毛のケアにとても相性が良いです。

縮毛矯正カラー

Kyogokuブラックダイヤモンドの内容成分

【アルガンオイル配合】

アルガンオイル配合により髪の乾燥を防ぎ、艶々サラサラの手触りに。

【サトウキビエキス配合】

タバコなでの不快臭を抑えるサトウキビエキス(保湿成分)を配合。

【センブリエキス配合】

センブリエキス配合により、頭皮から髪を健やかに保ちます。

【加水分解ケラチン配合】

加水分解ケラチンが毛髪の保護強化をおこない、ハイブリーチ毛の切れ毛を防ぎます。

【ビタミンE誘導体配合】

配合のビタミンE誘導体により屋外でも安心な紫外線防止効果で髪を守ります。

加水分解ケラチンを配合しているので、縮毛矯正後のダメージを受けた毛髪を補修してくれます。

ドライヤーの熱からも守ってくれるので、お風呂上りの濡れた髪にスプレーするのがおすすめです。出かける前にスプレーすれば紫外線ダメージも軽減できますよ。

自宅で簡単にケアできるので、毎日続けやすいでしょう。

おすすめの縮毛矯正剤

カラー&縮毛矯正

縮毛矯正剤には通常の「医薬部外品」に属するものと「化粧品登録」に分類されるコスメ系縮毛矯正剤があります。

2つの違いは有効成分の効成分の保有量。

コスメ系と聞くと傷みにくそうなイメージがありそうですが、通常の縮毛矯正と同じで毛髪内部に働きかけるのでダメージは伴います。

ですが通常のものよりも、コスメ系縮毛矯正剤は比較的穏やかなパワーの薬剤なので使っているサロンも増えています。

ただしクセを伸ばす力も穏やかなので、強いくせ毛には向きません。ナチュラルにストレートにしたい人や広がりを軽く抑えたいという人におすすめです。

どちらの縮毛矯正剤にも強さの種類が分かれているので、ダメージが大きい部分との塗り分けをして必要以上にダメージを与えないように気を付けましょう。

リファインストレートH

システアミン・チオ/・スのトリプル処方のコスメ系縮毛矯正剤です。

6種類のオーガニックハーブエキスや天然由来成分を配合しています。やわらかいストレートを目指したいときにおすすめです。

HB スプリュース ストレート N

医薬部外品登録の縮毛矯正剤です。ダメージを極力抑えたノーマルタイプ。クセが強い人には同じラインナップのハードタイプがおすすめです。

髪のダメージ具合によって塗り分けるとよりダメージレスに仕上がります。

ミルボン ネオリシオ N

医薬部外品の縮毛矯正剤です。熱ダメージによるたんぱく変性を抑制してくれる成分を配合しています。薬剤の強さはノーマル・ハード・スーパーハードの3段階。毛髪のダメージ具合によって薬剤の強さを選べます。

ルベル プライア リラクサー H

医薬部外品の縮毛矯正剤です。スピーディーに毛髪に浸透し、しっかりくせ毛を伸ばします。

やわらかな質感のスーパーナチュラルストレートに仕上げたいときにおすすめです。Hは健康毛~中損傷毛向けの強さになります。

ムコタ SNB オペラ SH

医薬部外品の縮毛矯正剤です。薬剤の独特な香りが少ないところが魅力。

強いくせ毛もスムーズに軟化、スピーディーな施術ができます。トリートメント成分も配合しており、ナチュラルなストレートヘアに仕上げます。

サニープレイス 輝髪プレミアム メデルケア MC

化粧品登録の縮毛矯正剤です。主成分はチオグリコール酸MEA。主成分は同じで少しマイルドなMEもあります。さらにマイルドなABはダメージが大きい毛先に塗り分けるといいでしょう。主成分がシステインですが、共通の2剤なので同時に使えます。

縮毛矯正を楽しもう

縮毛矯正を楽しもう

縮毛矯正は正しく施術し、ヘアケアをしっかりと行えば、キレイで自然なストレートにすることも可能です。

そのためには必要以上に強い薬を使ったり、ケアを怠ったりしないようにしてダメージを極力減らすことが重要になってきます。

毎日のセルフケアにぴったりなKYOGOKUブラックダイヤモンドは、KYOGOKUのオンラインショップで購入することが可能ですので、気になった方は1度チェックしてみてくださいね!

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KYOGOKUの公式LINE@をご登録いただくと、プレゼント企画などのお得な情報をお届けします‼

少しでも気になった方は、お気軽にご登録くださいね♪

この記事を書いた人
森田
森田 佳奈
  • ファーマプロダクト講師(薬剤師国家試験対策予備校)
  • 薬局薬剤師・派遣薬剤師
  • 美容専門学校講師
  • DI(製薬企業のCC担当)
  • 美容師国家試験対策YOUTUBE国内最大登録者数を保有
薬剤師の国家試験対策予備校の講師の資格を持つ薬剤師。
現在は美容専門学校の講師を務める。
生徒アンケートでは、全教員中1位で生徒満足度は99.5%という質の高い授業を行い、学校の国家試験対策のリーダーを務める。

現在は自身が開設した美容師の国家試験対策YOUTUBEチャンネルを運営。
美容師国家試験対策チャンネルとしては、国内最大の登録者数。
また、KYOGOKU ACADEMYの学科主任も務める。
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