真っすぐに揃ったラインがかわいい切りっぱなしボブ。
無造作なセットでもおしゃれに見える人気のスタイルです。
ですが、意外と髪質によってはスタイリングが上手くいかないことも。
切りっぱなしボブにしたいけど自分には似合うかわからない・・・そんな人に、
- 切りっぱなしボブの失敗例
- 切りっぱなしボブが似合う髪質
- 切りっぱなしボブが失敗しないための注意点
をご紹介します。
切りっぱなしボブの失敗例
毛量が多くて毛先が広がる
誰でもかわいく見える切りっぱなしボブ。
ですが毛量が多い場合は思ったようなシルエットにならない場合もあります。
毛量調節を怠ってしまうと、収まりの悪いキノコのようなシルエットになってしまいます。
毛が硬くて馴染まない
髪質によっても切りっぱなしが似合わないと感じることも。
髪が硬い人は特にパツンと切った切りっぱなしの質感が強く出すぎてしまい、結果的に馴染みにくいヘアスタイルになってしまいます。
セットせずに野暮ったい印象になる
そのまま切ったような質感が人気の切りっぱなしボブ。
ですがスタイリングをしないままだと、ちょっとおしゃれには見えないことも。
切りっぱなしボブがおすすめな人の特徴
毛量が多くない
切りっぱなしは毛先が揃うスタイルのため毛量が多いよりは少ない方がそのまま切っただけでもスタイルがおしゃれに見えます。
毛量が多いと調製が必ず必要ですが、少ないと毛量を減らす必要がほとんどないので伸びてきても型崩れしにくいメリットも。
毛質が柔らかい
髪が柔らかいとそのままでも切りっぱなしが馴染みます。
当然ヘアオイルなどをつけた方がこなれ感はでますが、サッと馴染ませるだけでおしゃれな切りっぱなしが完成。
トップをすこしふんわりさせるとシルエットのバランスも綺麗です。
スタイリングに時間をかけられる
切りっぱなしは無造作な印象ですが、実はベースを作り込んだほうが素敵なスタイルに見えるんです。
襟足やサイドなどボリュームが出すぎないようにベースを整える時間をとりましょう。
クセが少ない
クセが少ないとボリュームが出すぎる心配も少ないためスタイリングが少し楽になります。
人によってはベースをほぼ何もしなくてもヘアオイルだけでスタイルが決まることも。
くせが少ないとトップにボリュームを出すのが難しく感じますが、切りっぱなしだとコンパクトなシルエットでもおしゃれに見えるので気になりませんね。
顔の形が面長
縦のラインが強調されにくいので面長さんにもおすすめなスタイルです。
裾にパツンと横のラインが入るので、輪郭を横に広げて見せる効果があるからです。
髪の長さによってもイメージは変わるので、自身に合うレングスを美容師さんに似合わせてもらいましょう。
切りっぱなしボブで失敗しないための注意点
オーダー前に美容師さんと相談する
切りっぱなしはどんな髪質でも似合わせは可能です。
しっかりとどんなシルエットにしたいか、普段のスタイリングの手間はどれくらいかかるかなど、美容師さんと相談することが大切になります。
自分の毛質に合うスタイリング剤を試しておく
ストレートや縮毛矯正などはせず、自身の髪質のままで切りっぱなしにするなら、あらかじめスタイリング剤を試しておくと失敗しにくいでしょう。
広がりやすい人は重め、量が少ない人は伸びの良い軽めのテクスチャ―のスタイリング剤を用意しておくとセットが簡単です。
質感などのイメージもわきやすくなりますよ。
まずは長めにカットしてもらう
一気に短く切りっぱなしにするのではなく、徐々に短くするのもおすすめです。
髪質によっては、一度洗ったら短くなることもあります。
切った髪はすぐには戻らないので、心配なら長めからはじめるといいでしょう。
少しずつレングスを短くして、自分にぴったりの長さを見つけてくださいね。
この記事のまとめ
髪が多いから似合わない…そんなことはありません。
毛先が揃う切りっぱなしボブですが、中間の髪で毛量調節をして似合わせてもらいましょう。
切りっぱなしボブが失敗する原因をしっかりと見極めて、自分に合うスタイルを目指してくださいね!
そのために、
- 切りっぱなしボブに合う髪質なのか
- 切りっぱなしボブにするために美容師さんとじっくり相談する
- 切りっぱなしボブにする前にスタイリング剤を試しておく
- まずは少し長めからはじめてみる
ことが大切です。
ぜひ素敵なスタイルを楽しんでくださいね!
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。