白髪が増えてきたからと、したいヘアスタイルを諦めていませんか?
ハイライトを入れることで、暗くなりすぎず綺麗に白髪をぼかすことができます。
ひと昔前は白髪はしっかり染める印象でしたが、最近はハイライトを入れておしゃれな白髪スタイルを楽しむ人が増えています。
特にアッシュは白髪との相性が抜群。
この記事でお伝えする事
- 白髪にハイライトを入れる魅力
- 白髪ぼかしのハイライトのメリット・デメリット
- なぜ白髪のハイライトにアッシュがおすすめなのか
などを解説していきます。
白髪を目立たせないハイライト
今は白髪を生かしたオシャレ染めがすごく人気ですよね。
ハイライトを入れてコントラストを出すことで、髪の動きを出すことができ明るく洗練されたイメージに導きます。
白髪ぼかしハイライトとは
白髪の多い部分はどうしても明るくコントラストがついてしまいます。
ですが、白髪の周りの部分や白髪を含めた部分にハイライトを入れるデザインをすることで、「白髪で明るい」ではなく「ハイライトで明るい」という印象に変えてくれます。
白髪の生え方は人によって様々なので、その方に合ったホイルワークをする必要があります。
ハイライトやバレイヤージュといったカラーは美容師の技術が重要になるので、白髪を目立たせないせないハイライトをする場合は、ハイライトが得意な美容師さんを探すといいでしょう。
ホットペッパービューティーでも、美容師の紹介に特異な施術が乗っていますし、今はSNSでもキーワードを入れて検索もできます。
白髪ぼかしハイライトで白髪は染まるのか
ハイライトは白髪染めを使うわけではないので、白髪は染まりません。
ですが、白髪のまわりの黒髪部分が明るくなるので白髪が目立たなくなり、あたかも染まったようなデザインに仕上がるんです。
ハイライトの太さを調整して筋感を出したり、立体感を演出したりできます。
白髪ぼかしハイライトのメリット
白髪ぼかしのメリットは、髪の毛全体をブリーチしてハイトーンにするのではなく筋感部分だけのブリーチでもできるので、髪の毛や頭皮にかける負担が少なくて済みます。
髪の毛が伸びても気にならない
白髪を暗めにしっかりと染めると、根元が伸びてきたときにパッツンと線のように伸びた部分が見えて目立ちますよね。
ですが、白髪ぼかしで染めることによって、伸びてきたときに線が入りにくく、白髪がハイライトと馴染んで目立ちません。
伸びても気になりにくいので、今まで1ヵ月に1回染めていた人でも余裕をもった周期で染められるようになりますよ。
白髪染めでできないハイトーンカラーが使える
白髪は髪の色素が少ないので、色を入れるのにはたくさんの色素を入れる必要があります。
白髪染めで一番明るい薬剤で染めても、おしゃれ染めほど明るくならないのはそのため。
ですが白髪染めを使わず、ハイライトで白髪ぼかしをすることで、今までできなかったハイトーンデザインを楽しむことが可能になります。
オシャレな雰囲気になる
スタイルに筋感を入れることができるので、髪に立体感がでるだけでなくこなれた雰囲気を演出できます。
一色でベタ塗りするよりも断然おしゃれな印象になるでしょう。
白髪染めではできなかった明るめのヘアカラーや、筋感の入った表情豊かなスタイル、ハイライトの入れ方によってはアクセントにもなります。
ヘアスタイルのバリエーションが増えるのでおしゃれをもっと楽しめますよ。
白髪ぼかしハイライトのデメリット
色持ちが悪い
ハイライトをしておしゃれ染めをすると明るめのおしゃれなデザインを楽しめますが、やはり白髪染めと比べると薬剤の色素量が少ないので色持ちはやや劣ります。
どうしても入れた色は落ちてきてしまうので、保つために日々のケアやシャンプーを見直す必要があります。
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新生毛の白髪は染まりませんが、1度白髪染めした部分の白髪の褪色部分は染まるほどの濃い染料です。
色落ちした部分の髪の黄ばみを抑え、透明感のあるクリアな髪色を保ちます。
コンディショナー成分がメインで、ケラチンなどダメージケア成分がしっかり配合されているので、カラーケアだけでなく髪のダメージケアもできます。
パサつきがちな白髪が気になる年齢の方にもおすすめです。
ブリーチ剤を使うので髪の毛に負担がかかる
ブリーチはヘアカラーの中では一番負担が大きい施術です。
そのためブリーチをすると髪にダメージを伴います。
特にたくさんハイライトを入れた部分や毛先部分はダメージが大きいので、日々のケアが欠かせません。
カラーだけでなく、パーマや縮毛矯正などをしている人はブリーチをするときにしっかりとした前処理やアフターケアを忘れずに。
せっかくキレイな色になっても、髪の毛がパサパサでダメージ毛だと少し残念ですよね。
派手な印象になりやすい
どうしてもヘアカラーが明るくなると派手な印象になってしまいます。
ですが、ハイライトを細めに入れることで派手さが抑えられ、ナチュラルなイメージに。
今市販でもブリーチやカラー剤が売られていますが、ハイライトは筋感1つでイメージが大きく変わってしまうので、美容室でしっかり理想のハイライトの細さや色味を伝えて仕上げてもらうことをお勧めします。
白髪ぼかしハイライトでアッシュは入る?
アッシュは白髪ぼかしに適している
アッシュは青みがかったカラーで、白髪の黄ばみやオレンジ味を隠してくれるところが魅力です。
ハイライト部分は通常、すぐに黄ばんだり赤味がでたりしていくのですが、アッシュを入れておけば黄ばみがでにくいスタイルになります。
白髪ぼかしのハイライトにアッシュは相性がいいです。
50代のメンズやレディース問わず人気のカラーです。
グレージュやベージュもおすすめ
グレージュは絶妙に組み合わさったカラーが白髪の部分にも馴染みやすく、派手にしたくないという人でも取り入れやすいカラーです。
ハイライト部分にグレージュを入れると透き通るような透明感のあるカラーが作れるでしょう。
また、ベージュはブラウンよりも赤味が少ないので退色のしかたも綺麗です。
柔らかい色味なので女性らしい雰囲気にしたい人にもおすすめのカラーになっています。
ナチュラルな印象なので派手さを求めない人にもぴったり。
「白髪を目立たせないハイライト」のまとめ
今日は、「白髪が増えてきてもオシャレなヘアスタイルをしたい」、「でもハイライトやブリーチに不安がある」かたが安心してハイライトにチャレンジしていただけるように、ハイライトについてお伝えしました。
せっかくオシャレカラーにされたときは、カラーケアを取り入れていただくだけでキレイな色味が維持できるので、ぜひカラーシャンプーも手に取ってみてくださいね。
- アッシュカラーを入れることで黄ばみや赤味をでにくくします
- ハイライトデザインは伸びてきても白髪が目立ちにくいのが魅力
- カラーシャンプーなど日々のケアでより長くスタイルキープしましょう
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。