シャンプーはカットやパーマ前に汚れを落としたり、カラーを洗い流したり、施術に欠かせない技術です。
美容室に行くと実は楽しみにしている、という人も多いので気を抜けない技術でもあります。
アシスタントのときに練習をする技術でもあるため、スタイリストになると当たり前にできるもの。
ですがこの機会に一度基本を振り返ってみてはいかがでしょう。
細かな気遣いができているとお客様の満足度も上がるもの。
これからシャンプーを練習する人も、予習として最後まで読んでみてくださいね。
シャンプーがいいとリピート率UP!
シャンプーをするタイミングは様々。
- カット前やカット後
- パーマ前
- カラー後
- 縮毛矯正前
- ヘアセット前
など、施術に欠かせない技術です。
カットする目的で美容室に来店したとしても、シャンプーが気持ちいいとそれを楽しみに来ているお客様も多いのです。
美容技術を磨くことはもちろん、シャンプーまできちんと心配りをすることでリピーターを増やしましょう。
シャンプーの目的は・・・
シャンプーはアシスタントの頃から練習する基本の技術です。
バックシャンプー、サイドシャンプーとやり方が違い、また店によっても手順は異なります。
ですが共通して言えるのは、「カット前ならきちんと汚れを落とす」「パーマ前なら頭皮を刺激しないように清潔にする」など目的に合わせてシャンプーすることです。
シャンプーのときの気遣い
ここからはどの美容室でも共通するようなシャンプー時の気遣いについて紹介します。
ひざ掛けの位置
シャンプー台に寝転がるとき、ひざ掛けを用意している美容室も多いのではないでしょうか。
ひざ掛けを使うのには、お客様の身体を冷やさないようにするだけでなく、無防備になる足をカバーしてリラックスしてもらう意味もあります。
足を露出しているお客様は足元、年配のお客様はお腹が見えると落ち着かない部分です。
ひざ掛けをする前には一言声掛けも忘れずにしてくださいね。
首を持ち上げるとき
急に首を上げるとびっくりするので、持ち上げ始めから優しく上げましょう。
もちろん事前の声掛けも忘れずに。
ここで気を使って首を持ち上げてくれるお客様もいますが、正直やりにくいですよね。
その場合は力を抜いても大丈夫だと伝えてあげましょう。
シャンプーのコツ
メリハリをつける
単調に洗うのではなく、メリハリが大事。
頭の中心に向かってジグザグを大きく、側面に向かって細かく、調節しながら洗いあげると気持ちいいです。
強弱をつける
頭のぼんのくぼあたりは、特に感覚が鈍感な部分。
同じように洗うと物足りなさを感じやすい部分でもあるため、少し強めに洗ってあげるなど工夫をしましょう。
流れを止めずにリズミカルに
洗いはじめたら、一定のリズムで流れを止めずに進めていきます。
流れを止めずに洗い続けることで、シャンプーされている人は心地よい気分になっていきます。
シャンプーでもっと魅力的な美容師に
おしゃれなスタイルを作れるだけでなく、シャンプーにまで気遣いができていたらいうことなしですよね!
ぜひ初心にかえってシャンプーをしっかり見直してみましょう。
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- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。