湿気があると、朝せっかくセットしたのにすぐに崩れてしまうという経験はありませんか?
どんなスタイルなら長時間スタイルをキープできるのでしょうか。
この記事では下記の事をご紹介します!
- 湿気で髪が広がる原因
- 雨の日に負けないメンズヘアを解説
- 湿気があっても崩れにくいセット方法
- おすすめスタイリング剤
ぜひ参考にしてみてくださいね!
湿気がある日に髪が広がる原因
髪の中には様々な結合があり、その中のひとつに「水素結合」という結合があります。
水素結合は髪が濡れたときに切断し、乾くとつながる結合です。
一般的に寝癖を濡らすとなおるのは、この水素結合を利用しているから。
朝きれいにブローしていても時間が経つとうねったり広がったりする原因は、空気中の水分の影響で水素結合が切れ、くせが出た状態で再結合して形がついてしまっているからです。
- ヘアカラーやパーマを頻繁にしている
- ドライヤーやアイロンで熱ダメージを与えている
- 髪を濡れたまま放置して乾かす
- 髪のケアをあまりしない
このようにダメージにつながる行動をしている人は特に湿気がある日に髪が広がりやすくなってしまいます。
そのため、湿気が多い日や雨の日は、湿気の影響を受けないようにスタイリング剤をつけたり、スタイルキープしやすいヘアスタイルにする必要があります。
雨や湿気の日に最適なメンズ髪型
パーマヘア
癖毛で悩んでいる人は、無理に癖毛を伸ばしても湿気でうねる場合があるので、癖毛を活かした髪型もおすすめです。
スタイリング剤は揉み込むように馴染ませるときれいなウェーブがキープできます。
サイドをスッキリ
横に広がるお悩みなら、サイドを短くするヘアスタイルもおすすめです。
アシンメトリーもかっこいいですよ。
重めスタイル
ある程度長さがあると髪に重みがでるので広がりにくくなります。
縮毛矯正
全体を縮毛矯正するのはスタイル的にもちょっと・・・という人は前髪や気になる部分のみの縮毛矯正がおすすめです。
あらかじめ広がりやすい部分のみ縮毛矯正をかけることで湿気が多い日でもスタイルを保てますよ。
自然でナチュラルなストレート施術も多いのでぜひお試しください。
雨や湿気の日に最適なセット方法
スタイリングで湿気の影響を受けにくくするには、ジェルなどのウエット系のスタイリング剤を使うことです。
元から水分量が多いスタイリング剤を使用することで、外部からの湿気を取り込みにくくできるためです。
スタイリング剤をつけるときは、下記を行う事をお勧めします。
- 表面だけでなく内側からしっかりと馴染ませる
- 事前にドライヤーでしっかりとクセ付けしておく
- 仕上げにキープ力の高いスプレーをふっておく
- オイルスタイリングで湿気からガードする
雨や湿気の日におすすめのアイテム
ラ・オイル
オイルを髪に馴染ませることで湿気を取り込みにくくしてくれます。
重めの質感なのでナチュラルにセットしたいときにぴったり。
キープ力はないので、髪にボリュームを出したいときはワックスと併用して使うといいでしょう。
ブラックダイヤモンド
スプレータイプのオイルヘアケア。
仕上げにシューっとつけることで湿気の影響を受けにくくしてくれます。
たくさんつけても軽い仕上がりなのでどんなヘアスタイルでも使用可能。
紫外線からも守ってくれるのでダメージケアにもつながります。
湿気に負けない髪を育みましょう。
この記事のまとめ
湿気が多い日、雨の日は外部からの湿気に左右されないスタイル作りが重要です。
- ウェットタイプのスタイリング剤を使う
- そもそも湿気の影響を受けにくい髪型にする
- オイルケアで湿気からガードする
- ダメージケアをする
などで対策していきましょう。
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。