髪の毛の色を変える方法はたくさんあります。
その中でも、1日だけ髪の毛の色を変えられるのがヘアカラースプレーです。
そんな便利なヘアカラースプレーですが、正しい使い方が出来ないと色むらが出来てしまったり、地肌が真っ黒になってしまったり、服が汚れてしまうなどの危険性があります。
少し扱いにくいアイテムではありますが、正しい使いかたさえ分かればとっても便利なアイテムとなるでしょう!
今回は、ヘアスプレーのメリットデメリットや使用方法について解説していきます!
ヘアカラースプレーとは?
ヘアスプレーとは、髪の毛の表面を色のついたスプレー剤でコーティングして発色させるヘアカラーアイテムのことです。
シャンプーをするだけで簡単にリセットが出来る、一時染毛料という分類に分けられます。
ヘアカラースプレーを使用するタイミング
1日だけ黒染めをしたいときい使用したり、白髪を隠すため部分的に使用したりします。
また、イベントごとに参加する際に派手な髪色にするために使用したり使用の用途は幅広くあります。
ヘアカラースプレー メリット・デメリット
一見便利そうなヘアカラースプレーですが、使用するにあたってメリットとデメリットが存在します。
正しい使用方法を覚えて、使いこなしていきましょう!
ヘアカラースプレーのメリット
ヘアカラースプレーのメリットは何と言ってもその手軽さにあります。
髪の毛にスプレーするだけで簡単にカラーチェンジができたり、白髪を隠せたりするので、1日だけ色を変えたいときや急用で染めなければいけない時に大活躍します。
ヘアカラースプレーのデメリット
ヘアカラースプレーは、簡単に言うと絵具と同じです。
それが、スプレー状になって噴射されるので、失敗すると服を汚してしまう可能性があります。
使用する際は、肩周りをケープや汚れてもいいタオルでカバーして使用しましょう。
汗をかいたり、水に濡れると色落ちする危険性があるので、雨の日などの使用は避けるようにしましょう。
また、スプレー後は髪の毛がカッチカチに固まってしまうので、手ぐしも通りにくい状態になります。
ヘアカラースプレー使用方法
ではここからはヘアカラースプレーの正しい使用方法を確認していきます。
難しい技術はいらないので、コツを掴めれば問題な苦使用できるようになるので安心してみていきましょう!
必要な道具の準備
カラースプレーを使用するにあたって、準備が必要なものがこちらです。
ケープ
タオル
ラップ
ドライヤー
ビニール手袋
①ブロッキング
髪の毛をいくつかの束に分けることで、扱いやすくなります。
全頭を5ブロック程度に分ければ大丈夫かと思います。
②へアカラースプレーの塗布
顔にスプレーが付かないように、タオルで顔を隠しましょう。
スプレーは髪の毛から約15cm位離したところから必要なところに噴射していきます。
髪の毛の内側と外側に分けてスプレーしていきますが、最初は内側から行いましょう。
③少し放置時間を設ける
髪の毛へスプレーをし終えたら、乾くまで少し時間をおきましょう。
大体30秒ほどで大丈夫です。
内側が乾いてきたら、次は外側をスプレーしていきましょう。
そしてまた30秒ほど放置します。
④染め残しを確認する
すべてのブロックが終わったら、染め残しの部分が無いかをチェックしていきます。
セルフで行う場合は、基本的に塗りムラ塗り残しはあるものとみてチェックしましょう。
ヘアカラースプレー使用上の注意点
ヘアカラースプレーには、使用上の注意がありますので、把握しておきましょう。
髪の毛以外にはつけない
ヘアカラースプレーは髪の毛専用の処方で作られています。
そのため、髪の毛以外の場所や物に使用するのはやめましょう。
頭皮につかないようにする
カラースプレーにはシリコン樹脂などの油分が含まれているので、頭皮にスプレーが付かないように注意が必要です。
毛穴が詰まってしまう可能性があるので、15cmはかならず離して使用しましょう。
水に弱い
シャンプーで簡単に落とせるということは、逆を言えば色落ちしやすいという事です。
特に水分に弱いので、雨の日や汗をたくさんかく場面などでの使用はやめましょう。
ふくが汚れてしまったりする可能性が非常に高くなります。
髪が傷んでいるのでトリートメントをする
一時的に染めているだけと言っても、髪の毛への負担は0ではありません。
ダメージをケアするためにも、ヘアケアは怠らないようにしましょう。
シャンプーで洗い流す際も、強くこすらないように注意が必要です。
ヘアカラースプレーの落とし方
シャンプーで洗い流す際に、「強くこすらないように」と説明しましたが、いざシャンプーでヘアカラースプレーを洗い流そうとしてもかなり取れにくいことに気付くと思います。
固まっているヘアカラースプレーは、上手に落とさないと髪の毛への負担の原因にもなります。
髪をしっかり濡らして落とす
髪の毛をまず、お湯でしっかりと流していきます。
1分以上流してあげるだけで、かなり取れやすいベースが出来上がります。
シャンプーをして洗い落とす
シャンプーの前に、コンディショナーやトリートメントなどをなじませていきましょう。
ヘアスプレーには油分が含まれているので、クレンジングオイルとしての役割を果たしてくれます。
そのあと1度流してからシャンプーを行う事で、髪の毛への負担を少なくキレイにヘアカラースプレーを洗い流すことができます。
まとめ
今回紹介したヘアカラースプレーは、解説した方法で使用すればかなり便利なアイテムとなるでしょう!
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- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。