ヘアカラーの塗り方でリタッチカラーという染め方を聞いたことはありますか?
リタッチカラーとは、ヘアカラーの塗り分けテクニックの1つです。
正しい知識があれば、自分に合ったヘアカラー方法が分かるようになってきます。
今回はリタッチカラーとフルカラーの違いや
それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
Contents
リタッチカラーとフルカラーの違いとは?
リタッチカラーと良く比べられるのがフルカラーという方法です。
そのフルカラーとリタッチカラーの1番の違いは、ヘアカラー剤を塗る部分が異なるという事です。
では、リタッチカラーとフルカラーは具体的にどのような部分が違うのでしょうか?
まずは、それぞれのカラーの特徴を確認しておきましょう!
リタッチカラーの特徴
リタッチカラーとはヘアカラーをし、一定の期間が経ったときに、
新しい髪の毛が伸びてきた根元部分のみを再度染めていくカラー技法です。
フルカラーの特徴
リタッチカラーが部分的に染めるのに対し、
フルカラーは新しく生えてきた部分はもちろん、以前染めた部分にも再びヘアカラー剤を塗って染めていく技法です。
それぞれのヘアカラーにはメリットとデメリットが存在するので、1つずつ確認していきましょう!
リタッチカラーのメリットデメリット
リタッチカラーメリット
リタッチカラーのメリットに1つは、ダメージを最小限に抑えることが出来るという点です。
以前染めた場所には新たにヘアカラー剤を使用しないので、髪の毛への負担を軽減することができます。
白髪染めの場合など、毛先まで塗ってしまうと毛先が暗く沈んでしまい、不自然になってしまう場合もあります。
そのため、根元の白髪だけ気になる場合はリタッチカラーが良く用いられます。
また使用する薬剤が少なくて済むので、サロンでのカラー代が少し安くなる傾向にあります。
リタッチカラーデメリット
デメリットとしては、毛先にカラー剤を塗らないので、根元との色合わせが難しくなります。
基本的に彩度の高いカラーをしている人には向きません。
また、部分的に染め分ける必要があるので、セルフカラーでおこなうことはかなり難易度が高いです。
できる限りヘアダメージを抑えたい方や、白髪染めを定期的に行っている方、
ナチュラルなダークブラウン系のカラーをしている方におすすめです。
フルカラーのメリットデメリット
フルカラーメリット
フルカラーの1番のメリットは、より多くのヘアカラーの色味を楽しめることです。
繰り返し色を入れられるので、1度ではなかなか再現できない色味も、徐々に育てていく事も可能です。
また、全体を染めることになるので、色味によってはセルフカラーでも染めやすいのがメリットです。
フルカラーデメリット
デメリットとしては、サロンで行う料金がリタッチに比べて高い点や、髪の毛への負担が高まる危険性があることです。
ただ、サロンでフルカラーを行う場合は、新しく生えてきた根元に使用する薬剤と中間から毛先に使用する薬剤は塗り分けられます。
中間から毛先に使用する薬剤を負担の少ない物に出来るので、髪の毛への負担は少なく出くできます。
また、髪の毛全体に色を追加できるので、見た印象はツヤが出てキレイに保つことができます。
リタッチカラーのデメリットをカバーするには?
リタッチカラーは比較的安価でできるけれども
トーンの高い人には向かず、またセルフでの対応が難しいということがわかりました。
これらのデメリットをカバーする方法はないのでしょうか。
ここからは、そのデメリットカバー方法をみていきます。
カラーシャンプーで色味をキープ!
リタッチカラーの一つ目のデメリットカバー法としてお伝えしたいのは、カラーシャンプーです。
カラーシャンプーは、最近流行りのシャンプーで
ハイトーンに染めた髪の毛の色落ちを防いだり
黄色っぽくなってしまうことを防いでくれたりする効果があります。
また、ブリーチした髪に一定時間置くことで、色味を変化させることができ
セルフでできるヘアカラーとしての効果もあります。
KYOGOKU PROFESSIONALから発売しているカラーシャンプーを自宅で使用すると、
ヘアカラーの色をキレイに見せたり、色持ちを長くしたりすることができます。
たとえば、このピンクパープルシャンプーを普段のシャンプーの代わりに使用するだけで、
髪の毛に負担をかけずに色味を追加したり、カラーチェンジすることが出来ます!
使い続けるうちに、新たに生えてきた髪の毛と、カラーした髪の毛の色が馴染みますので
プリンもあまり気にならなくなり、リタッチカラーのデメリットをカバーすることにも繋がります。
ヘアカラー プリン 活かす
二つ目のデメリットカバー法としてお伝えしたいのは、そもそもプリンを活かすヘアカラーをするということです。
リタッチカラーは、新たに生えてきた髪の毛と、染めた髪とのギャップを埋めるために必要です。
であれば、そのギャップを起こさなくする
または、そのギャップが起きてもいい色で染めるというのも一つの方法です。
わざと 髪 プリン おしゃれ
最近では、ハリウッドセレブたちも、あえて根元の黒髪を染め直さず
そのギャップを楽しんでいる様子が、SNSなどの写真を通してもわかります。
テレビなどで活躍するタレントさんなども、派手髪をのばし、根元の黒髪を活かしたスタイリングをしている様子もあります。
また、根元だけを明るい色にする「逆プリン」をする方もいます。
これらは、カラー剤や技術が向上し、派手髪をすることへの抵抗がなくなったことや
インナーカラーなどで、一部分だけを染めるということも一般的になってきたことが影響しているのではないかと考えます。
プリンをおしゃれに変換できるようになることは、リタッチカラーをする必要が少なくなり
結果的に費用が抑えられたり、髪のダメージを少なくすることができたりと
いいことだらけですね!
プリン 目立たない トーン
とはいっても、まだまだ派手髪に抵抗がある方や
プリンに抵抗がある方も多いと思います。
そういった方は、すでに対応しているかもしれませんが、ヘアカラーをナチュラルにするのがおすすめです。
真っ黒すぎず、でもあまり明かるすぎないトーンで染めれば
多少髪の毛が伸びて根元が見えてきても気になりません。
お知らせ
今回はリタッチカラーとフルカラーの違い、またそれぞれのメリットデメリットを紹介してきました。
ご自身にあったものをぜひ試してみていただければと思います。
また今回紹介した、KYOGOKUカラーシャンプーはKYOGOKUのホームページで購入が出来ます。
魅力的な色味も揃っておりますので、自宅で使うだけでなく
サロンでヘアカラーの仕上げの色味の追加や、補色の調整に使う事もできます。
気になった方はレビューもありますのでぜひチェックしてみてくださいね!
- SALON RYU代表
- ロンドンでの世界大会優勝
- KYOGOKU ACADEMY主宰
- KYOGOKU PROFESSIONAL代表
- SNSフォロワー総数100万人以上
21歳で「salon ryu」を開業。
2018年にはロンドンで行われたInternational Visionary AwardのCut&Colour部門でグランプリ受賞し、世界一の美容師の称号を得る。
プロの美容師のための商材ブランド「KYOGOKU PROFESSIONAL」の立ち上げや、美容師のためのオンライン学校「KYOGOKU ACADEMY」の主催など、美容業界の発展に尽力している。
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