湿気に負けないサラサラ髪、朝起きたときでもまとまっている髪、憧れますよね。
髪の癖や広がりにお悩みの方、多いと思います。
そんな時に頼りにしたい、美容室での「縮毛矯正」「ストレートパーマ」。
どちらを選ぶか迷ったことはありませんか?
今回は、この二つの違いをきちんと理解して、ご自分に合った施術を選べるようにお伝えしていきます。
Contents
縮毛矯正とストレートパーマの違いとは?
縮毛矯正もストレートパーマも1液でを塗布して髪の中の結合を切り、その後薬剤を流します。
結合が切れた状態で髪を真っ直ぐにして、次は2液を塗布し、再結合させるという工程です。
手順は同じなのですが、縮毛矯正とストレートパーマの大きな違いは、1液を流してから2液を塗布するまでの間にストレートアイロンを使うか、使わないかになります。
そしてストレートアイロンをする方が、縮毛矯正です。
縮毛矯正
まず、縮毛矯正の特徴をお伝えします。
- ストレートアイロンを使い、熱の力で、髪の毛のタンパク質を固めて真っ直ぐに癖づけしていきます。
- 一度かけた部分は、半永久的に真っ直ぐな状態をキープしてくれます。
- 湿気の強い日でも、くせがおさまったままでいてくれます。
- 一度縮毛矯正をかけた髪は、デジタルパーマでもカールをつけるのが難しくなってきます。
- よくコテで巻く方は、カールの持ちが弱くなるので注意が必要です。
- ブリーチした髪、もしくはこれからブリーチしたい場合は非常に危険です。髪の毛が薬剤に耐えられずにちぎれてしまったり、トロトロな状態になってしまう可能性があります。
ストレートパーマ
では次に、ストレートパーマの特徴をお伝えします。
- ストレートパーマの場合は、施術の間にアイロンを使わないため強い癖を伸ばすのには向いていません。
- ただし、髪質に合っていると、ボリュームダウンさせてくれて、効果が2〜3ヶ月持続します。
- 毛先にデジタルパーマをかけることも可能です。
では、それぞれどんな髪質の方が、縮毛矯正、ストレートパーマに向いているのか、ご説明します。
縮毛矯正に向いている髪質
ただし、これからデジタルパーマで髪にカールをつけたい方に、全体にしっかり縮毛矯正をかけるのは控えた方がいいでしょう。
また、毎日毛先をよくコテで巻く方も、カールの持ちが弱くなってしまいます。
そんな方には、どうしても気になる部分だけ(例えば、前髪や、もみあげだけなど)に施術する方法もあります。
ストレートパーマに向いている髪質
髪の後天的なダメージなどが原因であることが多いので、元々くせ毛ではないけれども広がってきたり、ボリュームが出過ぎるといったお悩みを解決してくれます。
ストレートパーマの持続は2〜3ヶ月ほどなので、その後デジタルパーマをかけることも可能。
ダメージは縮毛矯正に比べるとだいぶ穏やかです。
トリートメントとして、ストレートパーマの仕組みを利用して、髪の中に栄養を入れ込んでいくこともあります。
ヘアスタイルや髪質に合う方を選ぼう
縮毛矯正をかけたことのある髪は、その部分を切ってしまうまで半永久的に持続するので、違う美容室にいく場合は必ず履歴を伝えましょう。
また、髪を洗ったらなるべく早く毛先まで完全に乾かすことや、洗い流さないトリートメントで髪を保護するなど、毎日のケアも大切です。
美容師さんに相談して、髪質に合ったものを使ってみてください。
縮毛矯正とストレートパーマのそれぞれの良いところを利用して、ご自分の髪質やなりたいヘアスタイルに合ったメニューを正しく選んでいきましょう。
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。
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