カラートリートメントした後、シャンプーをした方がいいのか迷うことがありますね。
結論から言うと、シャンプーをしない方が発色は綺麗だけど、シャワーだけでは流しきれなかった染料がタオルなどに色移りする可能性があるので、気をつけた方がいいです。
一般的にはシャンプーの後にカラートリートメントを使い、あとは綺麗に流すのが基本的な使い方です。
カラートリートメントはどういう仕組みで髪に色が入るのか、色々な使い方やカラーシャンプーとの違いを詳しく説明していきます!
カラートリートメントとカラーシャンプ―の違い
はじめにカラートリートメントとカラーシャンプーの違いを説明します。
カラーシャンプーは、シャンプーしながら髪の中に色を入れていくものです。
洗っていながらも髪に色が入るのは、細かい分子のHC染料がキューティクルの隙間から髪の奥に侵入して染まっていくから。
HC染料はプラスのイオンもマイナスのイオンも持っておらずイオン結合はしないので、色落ちしやすいのが特徴です。
しかし、シャンプーに配合されると、ほんのり色を入れるのはもちろん、髪の黄ばみを飛ばしたいときなどにちょうどいい色の入り方をしてくれます。
カラーシャンプーは毎日少しずつ色味を入れたい、退色した色味を補いたい場合にしようするアイテムです。
マイナスのイオンを持ちつシャンプーに対して、カラートリートメントはプラスのイオンを持っています。
シャンプーでマイナスの状態になった髪の毛に、プラスのイオンがくっつく形で色素が入っていく仕組みです。
しっかり発色するように、カラートリートメントには塩基性染料といわれるものが多く使われています。
さらに、HC染料も補助的に使われています。
カラートリートメントはシャンプー前?後?
カラートリートメントの一般的な使い方は、まずシャンプーをした髪にトリートメントをつけてコームでよく梳かします。
推奨されている時間、放置したらよく流すだけです。
放置している間に、トリートメントで手やお風呂場が染まらないように気をつけて、よく流しましょう。
お風呂から出て拭くときにタオルに色がつきやすいので、真っ白なタオルは使わないようにした方が安心です。
髪が濡れている状態だと洋服などに色移りしやすいので、すぐにドライヤーで乾かすことをオススメします。
シャンプー前に使う
シャンプー前の乾いた髪にカラートリートメントを使うと、無駄な水分が無いので色がしっかり入ります。
ただし、気をつけるのは色ムラです。
水分がない分、伸びも悪いのでしっかり髪に馴染むように塗り込みましょう。
さらに、ダブルカラーなどで髪の毛が傷んでいるところは特にマイナスに傾いている状態になります。
シャンプー後に使う
シャンプーの後は、濡れている状態なので伸びがいいです。
コームでよく梳かしていくことで、色ムラを少なくできます。
このときジャンボコームなど目の粗いコームを使うと摩擦が少なくてダメージが軽減できます。
シャンプーの後ですので、髪の毛の余分な汚れもなく均等に色が入りやすくなりますよ。
カラートリートメントを混ぜて使う?
シャンプーと混ぜる
ほんのり黄ばみを消したいときに使う場合は、シャンプーと混ぜて使う方法もあります。
ただし、シャンプーの持っているマイナスのイオンとトリートメントの持っているプラスのイオンが混ざり合って、泡立ちは悪くなってしまいます。
シャンプーと混ぜたものとトリートメントと混ぜたものは、こちら
シャンプーも、トリートメントも1:1で混ぜています。
シャンプー1のラウレス硫酸Naは、市販の一般的なシャンプーの主成分に使われることが多いシャンプーです。
シャンプー2のコカミドプロピルベタインは、アミノ酸系のシャンプー。
洗浄力が穏やかで、美容室専売品などのしっとり系のダメージケアシャンプーの主成分によく使われています。
シャンプーにカラートリートメントを混ぜると、どちらも水っぽい質感になります。
乾かした仕上がりはこちら
トリートメントとまぜる
カラートリートメントだけですと、補修効果が弱いものも多いので、ダメージケアに特化した他のトリートメントと混ぜると、カラートリートメントによる補修効果よりもさらに手触りをアップさせることができます。
放置して色を浸透させる間に、ダメージケアもできるのでいい方法です。
カラートリートメントだけで使うよりも色が薄まってしまうので、そこは調整する必要があります。
KYOGOKUのカラートリートメント
KYOGOKUカラーセラムは、透明感のある鮮やかな発色のカラートリートメントです。
発色がかなりいいので、普段お使いのトリートメントと混ぜて少し薄めるのもおすすめ。
色味の抜けてきたインナーカラーなどに直接つけると、とても綺麗な発色になります。
カラートリートメントを使いこなそう
KYOGOKUカラーセラム はファンシービビットブルー、ファンシービビットピンク、ファンシービビットパープルの3色。
インナーカラーに入れる色味として、抜けた色味を補うカラートリートメントとして、黄ばみを消す紫シャンプーとして、いろんな使い方が出来ます。
保湿成分やケラチンも入っているので、しっとりとした質感に。
カラートリートメントを上手に使って、綺麗な髪色を楽しんでみて下さい。
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