ビビリ毛の原因は?なってしまった場合の直し方を解説

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ビビリ毛になると毛先がウネウネしてパサつきが気になる、手触りが悪い、など見た目だけでなく質感も悪化します。

そんなビビリ毛はどうして生まれるのでしょうか。

今回は

  • ビビリ毛になったらどうしたらいい?
  • ビビリ毛の原因は?
  • ビビリ毛にならないための対策

などを解説します。

目次

ビビリ毛とは?

ビビリ毛とは?

ビビリ毛には明確な定義はありませんが、主に髪の毛のダメージによっておこるチリチリ、ウネウネした状態の髪をいいます。

ダメージが蓄積した髪はパサついてまとまり感がないため、うねりや広がりが生じます。

見た目に艶もなく、手触りがゴワゴワしているのが特徴です。

ビビリ毛は生まれつきではなく、ダメージが蓄積することによっておこります。

当然、ダメージの負担がかかりやすい毛先に多く、一度ビビッてしまうと元の状態に戻すことは難しいでしょう。

ビビリ毛と癖毛の違い

ビビリ毛は主にダメージの蓄積によって生じるものですが、癖毛は毛根の向きや髪質によって生じるものです。

どちらも広がりやすくパサつきは感じやすいのですが、癖毛はストレートや縮毛矯正でまっすぐに施術することが可能です。

一方ののビビリ毛の場合は元々のクセとは違いダメージが蓄積される後天的なものです。

ダメージが深刻な場合にビビることが多いので、カットをおすすめされることもあるでしょう。

ビビリ毛になる原因

ビビリ毛を引き起こす原因となるダメージは1種類ではありません。

特にビビリ毛になりやすい原因は、

  • 熱ダメージ
  • 化学的ダメージ

の2種類です。

アイロンやコテによるダメージの蓄積

アイロンやコテは高温を髪に与えてしまうので、毎日使う人は注意しましょう。

髪はたんぱく質でできているので、一度タンパク変性という変化を起こしてしまうと硬くなり元には戻りません

目安としては180℃で10秒~30秒でダメージが生じはじめます。

高温をあてればあて続けるほどにダメージが大きくなるのでビビリ毛に近づくのです。

毎日使う人は熱保護成分の入ったケア剤を使う、160℃~170℃程度の温度でスタイリングする、など工夫をしましょう。

ブリーチやパーマによる髪への負担

髪の内部に作用するブリーチやパーマも繰り返すことで髪にダメージを蓄積していきます。

ブリーチは特にカラーの中でも一番ダメージが大きい施術になるので、ケア剤を使用しながら極力ダメージレスで行いましょう。

どの施術でも少なからずダメージは伴います。

ですので、トリートメントをすることはもちろん、髪から流れ出る成分を補給しながら施術を行うことがポイントです。

ビビリ毛になった場合の直し方

ビビリ毛になった場合の直し方

気を付けていたのにビビリ毛になってしまった。

そんな場合はどうすればいいのでしょうか?

トリートメントをする

ビビリ毛はもう完全に健康な状態には戻りません。

ですが、トリートメントによってゴワついた手触りを柔らかくすることは可能です。

使用するトリートメントは髪に保湿やタンパク質を補給できるものがおすすめです。

「ケラチンブースト」

「ケラチンブースト」

髪の主成分であるケラチンを細かい粒子の粉状にしたもの。

シャンプー後の濡れた髪に直接揉み込む、ダイレクトな使い方がダメージケアにおすすめです。

バニラの香りとしなやかな質感でケアタイムを楽しみましょう。

ビビリ毛になったけど切るのは嫌、そんな人はまずはトリートメントを試してみてはいかがでしょうか?

ビビリ毛になった部分をカットする

ビビリ毛の範囲が毛先のみ、ダメージが深刻すぎるビビリ毛の場合はカットするほうが綺麗に見える場合があります

毛先がビビッて広がってしまうと髪の艶感も損なわれるだけでなく、手触りもよくありません。

そんなビビリ毛を部分的にカットしてもらうことでけば立っていた部分がなくなり、見た目もよく手触りも改善されるでしょう。

ビビリ毛を直す専門の美容室に行く

ビビリ毛は程度によっては美容室の施術で綺麗な質感に見せることが可能です。

ですが、失敗するとさらにダメージを与えてしまい深刻化するので、専門の美容室に行くことをおすすめします。

酸熱トリートメントなど状態にあった施術で髪の見た目を改善していきます。

切るのがどうしても嫌、という人は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

ビビリ毛にならないための対処法

アイロンやコテを日常的に使いすぎない

アイロンやコテを毎日使う事で熱ダメージを蓄積しています。

当然毛先に行けば行くほどに今まで何度も熱をあててきたのでダメージが深刻でビビリ毛になりやすくなっています。

アイロンやコテを毎日使うという人は特にヘアケアに力を入れるだけでなく、一度使用頻度を見直してみましょう。

広がるのが気になる場合はアレンジでも髪を綺麗に見せることは可能です。

傷ませない工夫をしてくださいね。

縮毛矯正やパーマなどを繰り返し施術しない

毎日のお手入れが楽になる縮毛矯正やパーマも、くり返し同じ部分にしてしまうとダメージが蓄積します。

髪には体力があって、限界を超えてしまうと思い通りのスタイルが叶いません。

もしヘアスタイルを頻繁に変えるのであれば、施術前に美容師さんに相談してみましょう。

縮毛矯正やパーマを必要部分のみにかけることで対処ができる場合もあります。

長い目で見るとダメージを軽減することがスタイルキープにつながります。

ホームケアアイテムで日々お手入れする

サロンでもトリートメントもいいですが、日々のケアもかなり重要です。

毎日少しずつダメージが加わるので、その都度ケアしていくことで髪の抜けでた成分を補いましょう

使うアイテムは髪の保湿成分やたんぱく質などの必要な成分がしっかりと入っているものを選ぶといいですよ。

この記事のまとめ

かなりのハイダメージでなってしまうビビリ毛。

ならないためには、日ごろのケアやスタイリングに注意が必要です。

ビビリ毛になってしまったら、

  • 髪の成分を日々補うアイテムを使う
  • 熱を極力与えない
  • 思い切って切ってしまう
  • 専門の美容室に相談する

などの解決方法があります。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

この記事を書いた人
森田
森田 佳奈
  • ファーマプロダクト講師(薬剤師国家試験対策予備校)
  • 薬局薬剤師・派遣薬剤師
  • 美容専門学校講師
  • DI(製薬企業のCC担当)
  • 美容師国家試験対策YOUTUBE国内最大登録者数を保有
薬剤師の国家試験対策予備校の講師の資格を持つ薬剤師。
現在は美容専門学校の講師を務める。
生徒アンケートでは、全教員中1位で生徒満足度は99.5%という質の高い授業を行い、学校の国家試験対策のリーダーを務める。

現在は自身が開設した美容師の国家試験対策YOUTUBEチャンネルを運営。
美容師国家試験対策チャンネルとしては、国内最大の登録者数。
また、KYOGOKU ACADEMYの学科主任も務める。
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