ワンカラーとは?ダブルカラーとの違いなど

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美容室のネット予約の時など、ワンカラーやダブルカラーと言う言葉をよく目にすると思いますが、その違い、具体的にわかりますか?

今回は「ワンカラー」とはどういうものなのか、メリットやデメリット、ワンカラーの際のオススメについて詳しく説明していきます。

目次

ワンカラーとは?

ワンカラーとは?

ワンカラーとは、一般的に、根元から毛先まで1回で塗るカラーのことです。

しかしその言い方や定義は、美容室によって多少違っていることもあります。

ワンカラーと似ている用語解説

  • 「シングルカラー」:ワンカラーとほぼ同じで、似ている意味を表す言葉です
  • 「ワンタッチ」:根元から毛先まで同じ薬で1回で塗ることを、美容師達の間では「ワンタッチで塗る」といいます。
  • 「リタッチカラー」:ワンカラーの種類の一つで、根元の伸びてきた部分だけを染めることです
  • 「ワンカラー」:根元から毛先まで一回で塗るカラーです。伸びてきた根元と、既に染めてあった毛先で薬の強さを変えて塗り分け、1回で根元から毛先まで自然に同じ色になるように染める事も、「ワンカラー」と言います

ワンカラーとダブルカラーの違い

ワンカラーとダブルカラーの違い

ワンカラーは先ほど述べた通りですが、ダブルカラーとは一度ブリーチをしてベースを明るくしてから、もう一度カラーしていくことをいいます。

カラーの予約が入るとサロン側では、

ワンカラーの場合:カラー剤塗布→放置→シャンプー→仕上げ

ダブルカラーの場合:ブリーチ剤塗布→放置→シャンプー→カラー剤塗布→放置→シャンプー→仕上げ

という流れを想定して予約の時間枠を確保することになります。

なので、ブリーチをされるなどのダブルカラーの場合は、事前にご連絡をお願いしているサロンも多いです。

ワンカラーのメリット

ワンカラーのメリット

ワンカラーのメリット/ダブルカラーと比べた場合

  1. ダメージが少ない
  2. 色持ちが良い
  3. ブリーチをしてない分、伸びてきた根元との境目が自然
  4. 施術時間も短く、料金も1万円前後でできることが多い
  5. ブリーチと比べて頭皮へのダメージも少ない

などがあります。

では、ワンカラーのデメリットはなんでしょう?

ワンカラーのデメリット

ワンカラーのデメリット

デメリットは、「表現できる色味の幅に限界がある」事だけです。

ブリーチをベースでしていくダブルカラーは、一度色素を抜いてから色味を入れるので狙った色味がでやすいですが、ワンカラーは少し難しくなります。

一回で染める分、染まり上がりが自分の持っている髪の色素に左右されるので、日本人のような元々の髪色が濃い髪だと色素薄い系の淡いカラーなどを1回で表現するのが大変なのです。

では次に、ワンカラーで表現できるカラーの中から、オススメのカラーをご紹介します。

ワンカラーでおすすめのカラーは?

ワンカラーでおすすめのカラーは?

一言でおすすめのワンカラーと言っても、人によって様々なので、タイプやご希望別にまとめてみました。

ワンカラーで透明感のある髪色にしたい

グレージュ系の明るい色で毎月1回全体を染めるのを繰り返す

透明感を出すためにはまず、ワンカラーでできる範囲のなかで地毛の色素を壊してあげます。

さらにオレンジや黄色のメラニン色素を打ち消す色で染めることが必要です。

具体的には、8レベル以上のグレージュ(グレー+ベージュ)、アッシュ(青系)やマット(緑系)を入れて上げると透明感が出ます。

明るい色の場合入れられる色素の量も少なくなってしまうので、一度ではグレージュ、アッシュ、マットがはっきりとしないかもしれません。

しかし回数を重ねるごとに、色素が少しずつ重なって定着し、透明感が増していきます。

カラーの周期が2,3ヶ月に1回と長め

カラーの周期が2,3ヶ月に1回と長め

毛先を明るく、根元に向かってくらい色味にするグラデーションのスタイルは生え際の色味が目立ちにくいので、カラーリングのペースを伸ばすことができます。

全く染めないよりも、ほんのり色を変えることによって、さりげなく垢抜けます。

色味もブラウンやベージュなどの自然に近い色にしておくと、退色してきてもそこまで色味の変化も感じないでしょう。

白髪も染めたい

*ブラウン系の温かみのある色

白髪をワンカラーで黒髪と馴染ませて目立たなくするためには、濃いめのブラウンの色素を足す必要があります。

ブラウンは暖色系の色素が多く配合されているので、オレンジブラウン、バイオレットブラウン、ピンクブラウンなどの暖色系のカラーの方が、自然に色が長持ちします。

*アッシュ系で白髪も染めたい

白髪には色味が綺麗に発色するので、透明感のあるアッシュが簡単に表現できます。

しかし、全体を同じように透明感のあるアッシュにするには、黒髪の地毛の色を明るくする必要があります。

白髪の割合によりますが、黒髪の方がかなり多い場合には、暗めの濃いアッシュにするか、白髪をメッシュのように見せて目立たなくさせるデザインがオススメです。

ブリーチ無しでできる限り明るくしたい

*一番明るいオレンジ系のカラー

ワンタッチカラーでできる範囲の中で一番明るくするなら、元々の自分の髪が持っている色素に近いオレンジ系のカラーがおすすめです。

アッシュ系(青)の色素を入れると、染まり上がりがその分暗くなりますし、退色した後に地毛のオレンジ感が出てしまうので、すぐ退色したように感じてしまいます。

その分最初からオレンジ系で明るくしておけば、明るさを打ち消す事も無く、退色も目立たないのでオススメです。綺麗にオレンジが入ると、明るく元気な印象のカラーになります。

ワンカラーまとめ

今日はワンカラーについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

自由にブリーチをするダブルカラーができる環境の方は意外と少なく、学校や、職場、立場などでワンカラーしかできない方も多いと思います。

しかし回数を重ねることで透明感のあるカラーにする事もできますし、ワンカラーのメリットもたくさんあります。

多少の退色はあっても、染めた色素は髪の毛に重なっていきます。

美容師さんと話して、計画的にカラーを楽しんでいきましょう。

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この記事を書いた人
井尾充将
井尾 充将
  • 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
  • 美容学校の技術講師
  • 2年連続ホットペッパービューティー
     人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。
美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。
現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。
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