イヤリングカラーは、まだまだ人気があるカラーデザインのひとつです。
だけどちょっとダサい・・・?という印象になるときはどうすればいいでしょうか?
それには、イヤリングカラーとその他のベースカラーのコントラストや色味、ファッションとのトータルコーディネートが鍵となります。
この記事では
- イヤリングカラーがダサく見える原因
- イヤリングカラーをおしゃれに見せるポイント
- イヤリングカラーを入れる際のコツ
を解説しています。
イヤリングカラーはダサい?
イヤリングカラーは、ヘアカラーをファッションとして楽しむ人に人気のデザインです。
ですので、ダサいかそうでないかは、ファッションを含めたトータルバランスを考えたときの個々のセンスに依存します。
とはいっても、イヤリングカラーはどんなファッションとも相性はよくダサいと感じることはあまりないでしょう。
イヤリングカラーを入れる範囲を多めに入れることでより強調できたり、ベースのカラーとのコントラストの変化で雰囲気を変えられます。
自分のファッションと合うかわからない、ダサいかもと気になる人は理想のイヤリングカラーデザインをみてインスピレーションを得るとよいでしょう。
イヤリングカラーでダサくなる場合の共通点
イヤリングの色でダサいと感じるのは、「入れる範囲が変」「白髪に見える」「色が目立ちすぎている」「顔色やファッションとあっていない」などの共通点です。
例えば、明るすぎたり目立ちすぎたりする色を選ぶと、全体的に派手でダサい印象になることがあります。
ホワイト系のイヤリングカラーなら白髪に見えないように入れ方を考えるなど工夫をしましょう。
また、身につける色と服装を合わせることで、洗練されたエレガントな印象を与えることができます。
ちょっとした工夫で、ダサくならないようにできるので知っておきましょう。
普段のファッションに合わない
普段のファッションがきれいめなのにビビッドな色味を入れるとその部分だけ浮いて見えてしまいます。
カジュアルなファッションならばそれでもトータルコーディネートとしてアリですが、シンプルならば髪色もビビッドではない方が無難です。
カラー選びに失敗する
寒色系は透明感がありクールな雰囲気ですが、肌色にあっていないと顔色が悪く見える場合もあります。
また、インナーカラー以外のベースの色味とちぐはぐな色味を入れてしまうのもまとまりがなく見えるのでNG。
どんなバランスがいいのかはセンスも問われますが、自信がない人はお手本となる参考ヘアデザインを見つけてからマネしてみましょう。
カラーが綺麗に入っていない
イヤリングカラーをするとき、ほとんどの場合が色味を入れる前にブリーチで色を抜きます。
ムラや黄ばみは汚く見えてしまうので、せっかくのおしゃれなイヤリングカラーもダサく見えてしまうでしょう。
色抜けやダメージがある
毎日シャンプーするとどうしても褪色していきます。
その過程でお手入れをきちんとしていないとムラに抜けたり、ダメージでパサつくことも。
当然見た目のイメージが悪くなるのでダサい印象になってしまうでしょう。
生え際の地毛が伸びてきている
根本が伸びすぎるとせっかくのイヤリングカラーが悪目立ちしかねません。
1ヵ月で1㎝くらい伸びるのでマメにカラーをするほうが見た目がよく保てるでしょう。
インナーカラーをオシャレに見せるコツ
インナーカラーをオシャレに見せるのは、決して難しいことではありません。
黒やブラウン、ベージュなどのナチュラルなカラーは、比較的どんなインナーカラーともマッチするので初心者にはおすすめです。
インナーカラーに色味を入れる場合は、他のベースカラーとの色合いと対比させるのではなく、同系色を選ぶと失敗しにくいです。
コーディネートやメイクを合わせる
インナーカラーを入れたら、その色味とのバランスをみながらコーディネートを考えましょう。
メイクにもインナーカラーの要素を少し入れると統一感がでやすいです。
自分に合ったカラー選びをする
自身のパーソナルカラーに合わせた色味を入れると肌馴染みもよく、浮きにくくなります。
どんな色味が似合うかは事前にパーソナル診断などをしておくのがおすすめ。
今ではオンラインでも簡単にチェックすることができるので、一度把握してインナーカラーだけでなく服装やメイクの色味選びにも役立ててくださいね!
カラーバターなどで色抜けを防止する
だんだんと黄ばんで汚く見えてしまうのを防止するため自宅でのセルフケアは重要です。
カラーシャンプーで褪色を防ぐのはもちろん、抜けきってしまったらカラーバターなどで色味を入れることもおすすめ。
ムラにならないように必要な部分にしっかりと色味を入れて見た目の綺麗さをキープしましょう。
KYOGOKUではカラートリートメントのように手軽に使える「カラーセラム」というアイテムがあります。
インナーカラーをする際の注意点
ムラができないようにカラーが得意な美容室を選ぶ
一度ムラになると、色抜けするときもムラが目立ちます。
そのためカラーが得意な美容室を選ぶことがかなり重要なんです。
もちろん染めた後のホームケアもきちんと行って綺麗をキープしましょう。
仕上がりのカラーは事前に美容師さんに共有しておく
カラーの共有は口頭の説明だけでは不安です。
できれななりたいイメージのヘアカラーの写真や画像を用意しておくと相違が少なくなるでしょう。
もし、好みの色の組合せが見つからない場合は、ベースのカラーとインナーカラーで別々の写真を用意してそれぞれ伝えるといいですよ。
傷んでいる場合はケアを優先する
毛先がパサパサで広がる、乾燥して汚くみえる・・・せっかく入れたインナーカラーもダメージがあればダサく見えてしまいます。
ダメージを抑えることで脱色も抑えることにつながるので、アウトバストリートメントも使いながら髪をお手入れしましょう。
イヤリングカラーのよくある質問【FAQ】
- イヤリングカラーは伸びたらどうなる?
-
髪が伸びると、インナー部分も根元の地毛が伸びてくるため必然的にプリン状態になります。気になるようであればカラーしにサロンを訪れることをおすすめします。
- 自分に似合うイヤリングカラーは何色?
-
イヤリングの色は、肌の色、髪の色、目の色など、多くの要因に影響されます。一般的なアドバイスとしては、以下のようなポイントがあります。
- 温かい色合いの肌(黄みがかった肌)の場合は、ゴールドやブラウン系のイヤリングが似合います。
- 寒色系の肌(青みがかった肌)の場合は、シルバーやブルー系のイヤリングが似合います。
- 髪の色が暗い場合は、明るい色のイヤリングを選ぶと目立ちます。
- 髪の色が明るい場合は、ダークカラーのイヤリングを選ぶとバランスが取れます。
- 目の色と合わせて、コントラストのある色を選ぶと目が引き立ちます。
- インナーカラーとイヤリングカラーの違いは?
-
「インナーカラー」とは、一般的には髪の毛の内側に染めるカラーリング技法のことを指します。これは、髪の毛の表面に明るめのカラーを施し、その下に暗めのカラーを染めることで、髪を動かすたびに隠れた部分から透けるような効果を出す方法です。『イヤリングカラー』は耳周りに部分的に色を入れたインナーカラーの一種と言えます。
この記事のまとめ
イヤリングカラーは入れ方やお手入れしだいでダサいかおしゃれかが決まります。
- イヤリングカラーを入れるときはコントラストや色味を考える
- ファッションや肌色にあうカラーを選ぶ
- 入れた後のセルフケアを欠かさない
- 伸びてきたらマメに染める
ことが大切です。
ぜひおしゃれなイヤリングカラーを楽しんでくださいね!
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。