髪質改善とヘアカラーを同時にできる?カラーを長持ちさせる方法も紹介

髪質改善とヘアカラーを同時にできる?カラーを長持ちさせる方法も紹介
  • URLをコピーしました!

ヘアカラーやブリーチをしていると、どうしても髪の毛にダメージが目立ってきますよね。

今サロンでも髪質改善メニューというのをよく目にすると思います。

髪質改善はいろいろな方法があり、「縮毛矯正」「酸熱トリートメント」「カットによる髪質改善」などがあります。

今日は、「縮毛矯正」「酸熱トリートメント」による髪質改善とカラーリングについてお伝えしていきます!

目次

髪質改善とヘアカラーを同時にできるのか?

髪質改善とヘアカラーを同時にすることはできます。

ですがその時に気を付ける必要があるのは、必ず髪質改善効果(トリートメント効果)の高い髪質改善を選ぶ事です。

詳しくまとめてお伝えしていきます!

髪質改善の薬剤によって変わる

髪質改善とヘアカラーを同時に行う事はできますが、同時に行うことでそれぞれの効果が弱まってしまう可能性があります。

薬剤の種類によっては両方を同時に行えない場合もあるため、美容院でしっかり同日に行うデメリットも確認してください。

ベストとされているのは、まず髪質改善を行い数週間後(1週間〜2週間)後にヘアカラーをする事です。

髪の毛がしっかり補修されてからヘアカラーをすることで、より美しい髪色を楽しむことができます。

ただ、髪質改善といっても大きく分けて2種類あるので、詳しくお伝えします!

トリートメント寄りなら可能

※まず最初に、薬剤の相性もあるのでセルフで行うのはおすすめしません。

サロンで受ける場合、髪質改善の種類でもトリートメント効果の高い髪質改善とカラーリングの同時施術は問題ありません。

まず最初に髪質改善を行い、カラーリングをしていきます。

髪質改善の効果を弱めてしまったり、カラーリングの色の入りを弱くする事はありません。

トリートメント効果でしっかり補修してあげることで、キレイな発色になるメリットもあります。

ただ髪質改善トリートメントでくせ毛を伸ばしたりすることはできないので、ストレートを目的に髪質改善をする場合は縮毛矯正をおすすめします。

髪の毛の内部補修をしてあげることで、カラーリングの色持ちもよくなります。

ですが、キレイな色ほど色落ちは早いので、ホームケアにダメージケアとカラーシャンプーなどのカラーケアも取り入れてあげてくださいね。

縮毛矯正寄りならできない

カラーリングと縮毛矯正を同時(同日)に行うことはできますが、カラーリングと縮毛矯正はどちらも髪の毛に大きな負担を与えてしまいます。

サロンさんによっては、同時の施術は断られると思います。

カラーリングは毛髪内部のタンパク質(髪の毛の主成分)を破壊し色を入れ、縮毛矯正はタンパク質を1度分解して再構築します。

そのため、もともとのダメージ具合にもよりますが、無理をして同時に行ってしまうと切れ毛や枝毛など目で見て分かるくらいのダメージ毛となってしまいます。

どれだけキレイな色を入れても、髪の毛がバシバシのダメージ毛だと美しくありませんよね。

それほどリスクがある組み合わせなので、いつまでに髪質改善をして、キレイな色に仕上げたいなど美容師と計画を立てて行っていただく事をおすすめします。

髪質改善とヘアカラーを施術する順番

今回は、髪質改善トリートメントとカラーリングをする過程でお伝えします。

※髪質改善(縮毛矯正より)を同時に行う事はおすすめしません。

順番は「髪質改善」→「カラーリング」です。

先にカラーリングをしてしまうと、髪質改善の時の熱で変色したり色落ちしてしまう可能性があるからです。

髪質改善メニュー(トリートメントより)は、髪の毛を補修しながら健康に保ち、美しい髪に導くために行われるヘアケアメニューです。

以下に一般的な髪質改善(酸熱トリートメント)メニューの流れを示します。

【流れ】

  1. カウンセリング
  2. シャンプー(洗い流す)
  3. 薬剤の塗布(浸透時間を置く)
  4. シャンプー(洗い流す)
  5. 薬剤塗布(栄養補給と補修)
  6. ドライヤーでしっかり乾かす
  7. ヘアアイロンで整える

サロンさんによって手順が異なる場合もありますが、上記が流れとなります。

髪質改善とヘアカラーを長持ちさせる方法

基本的なヘアケアを怠らない

髪の毛はブリーチやカラーリングをしなくても、日常的にダメージを受けています。

【髪の毛が日常で受けるダメージ】

  • 紫外線(日焼け)
  • 冷暖房による乾燥
  • 枕やマフラーなどによる摩擦
  • ドライヤーやヘアアイロンなど、ヘアセット時の熱ダメージ
  • ヘアカラーやブリーチによるダメージ
  • パーマや縮毛矯正によるダメージ

ダメージ補修や保湿を取り入れてあげることでカラーを長持ちさせることができます。

髪の毛はダメージを受けてタンパク質が破壊された部分から、カラーリングで入れた色素が流出しやすくなるので、色落ちが早くなります。

基本的なヘアケアを怠らない

髪の毛の主成分であるケラチンを外部から補充してあげることで、内部補修をして色素の流出を抑えることができます。

そして内部補修をしてあげることで水分の蒸発を抑え、ヘアスタイルをキレイに美しく保つことができます。

うねりやごわつき、パサつきの改善にも繋がりますよ。

シャワーの後はしっかり乾かす

そして何より、髪の毛が濡れた状態のまま寝てしまっていませんか?

髪の毛が濡れている状態の時はキューティクルが開いています。

濡れたまま寝てしまうと、髪の毛の水分はどんどん蒸発してパサパサになってしまいます。

そしてキューティクルが開いた状態で寝てしまうと、摩擦でキューティクルをキズ付けてしまいます。

さらに、濡れた状態で1番放置すると、体温と水分で雑菌が繁殖しカビが発生することもあります。

なので、髪の毛を洗った後は出来るだけ早く髪の毛を乾かしてキューティクルを閉じてあげる必要があります。

出来れば、ドライヤー熱から髪の毛を守るために洗い流さないトリートメントの使用をおすすめします。

KYOGOKU ブラックダイヤモンドは、髪の毛の主成分であるケラチン配合で、しっかりと内部補修をしてくれます。

アルガンオイルでコーティングしてくれるので、ドライヤー熱からも守ってくれますよ。

この記事のまとめ

髪質改善は大きく分けて、くせ毛をストレートに伸ばす「縮毛矯正」と毛髪補修をする「酸熱トリートメント」があります。

カラーリングと同時にできるのは「酸熱トリートメント」です。

酸熱トリートメントはストレートにはならないので、縮毛矯正とカラーリングをしたい方は別の日に受けることをおすすめします。

ダメージ補修ができるヘアケアを取り入れることで、カラーの色持ちを良くし、美しい髪の毛を保つことができますよ。

この記事を書いた人
森田
森田 佳奈
  • ファーマプロダクト講師(薬剤師国家試験対策予備校)
  • 薬局薬剤師・派遣薬剤師
  • 美容専門学校講師
  • DI(製薬企業のCC担当)
  • 美容師国家試験対策YOUTUBE国内最大登録者数を保有
薬剤師の国家試験対策予備校の講師の資格を持つ薬剤師。
現在は美容専門学校の講師を務める。
生徒アンケートでは、全教員中1位で生徒満足度は99.5%という質の高い授業を行い、学校の国家試験対策のリーダーを務める。

現在は自身が開設した美容師の国家試験対策YOUTUBEチャンネルを運営。
美容師国家試験対策チャンネルとしては、国内最大の登録者数。
また、KYOGOKU ACADEMYの学科主任も務める。
シェアお願いします
  • URLをコピーしました!
目次