一言で紫と言っても、種類が沢山あります。
「紫」は、赤と青の二つの色が混ざり合ってできる色で、青みがかった紫色や赤みがかった紫色などがありますよね。
今日は大きく3種類に分けてお伝えします!
紫のインナーカラーの種類
暖色系
紫の中でも「赤紫」という色がありますが、「暖色系」とは暖色系のムラサキは暖かみのある色が集まった色彩のことを言います。
主に、赤、オレンジ、黄色などが暖色系に分類されます。
暖色系の色は、明るく活気にあふれ、温かみや安心感を感じさせることが特徴です。
寒色系
主に、青、緑、紫などが寒色系に分類されます。
寒色系の色は涼しげで清潔感のある印象を与え、知的やクールなイメージも感じさせます。
寒色系と暖色系の違いだけでも、印象は大きく変わりますよね。
淡色系
トーンは低めで、鮮やかな発色よりもくすませた淡さを強調します。
淡色系紫は優しい印象を与えながらも上品さや高貴さを感じさせる繊細な色合いなので、年齢や性別を問わず人気が高まっている色です。
ただ、色が淡い分色落ちも早く感じやすいので、自宅でのカラーケアを取り入れてキレイな色を維持してくださいね。
紫のインナーカラーは色落ちすると何色?
ブリーチありの場合
紫のインナーカラーが色落ちすると、ブリーチがある場合はさらに色落ちが複雑になります。
一般的にはブリーチをしていない髪に比べると色が抜けやすく、色味にばらつきが生じることがあります。
また、ブリーチによって髪の内部の色素が壊れ、色落ちがより強くなることがあります。
そのため紫のインナーカラーがどのような色味になるかは、個人差や使用するカラー剤などによって異なる可能性があります。
ブリーチなしの場合
紫色は通常、青と赤の色が混ざった色であり、色落ちすると青と赤のうちどちらかが抜ける傾向があります。
通常赤色の方が抜けやすく、青色の方が強く残る傾向があります。
なので、青色の部分が残っていると抜けた色がピンクとなる場合が多いです。
ただ、カラーリストや美容師によって使用するカラー剤や技術によって色落ちの仕方や色味が異なる可能性があります。
カラーリング前には褪色過程も楽しめるように、美容師に自分に合ったカラーを相談しましょう。
紫のインナーカラーの色持ちを良くする方法
カラーリングをした後、色落ちする原因はシャンプーだけではありません。
色落ちする原因と対処法をまとめてお伝えします!
紫シャンプーを使う
紫の色味が落ちてきたと感じた時は、カラーシャンプーの使用をおすすめします。
キレイな色味を維持する雨には必須アイテムなので、今まで使用したことがない方もぜひ1度試してみてほしいです。
ムラシャンの中でもおすすめなのがKYOGOKUブルーパープルカラーシャンプーです。
一般的なムラシャンは紫の染料のみが入っていますが、染料が薄いと効果が感じられず髪がきしんでしまったり、メーカーによっては緑色になってしまうという物もあります。
黄ばみを消し、透明感のある髪色を維持するだけでなく、しっかり紫色の補色ができるのが嬉しいですね。
更に1本で6役のオールインワン処方なので、髪の毛がキシまずツヤのある髪に仕上がります。
そして、インナーカラー部分だけに色をしっかり入れたい場合は、「KYOGOKU カラーセラム」の使用もおすすめです!
ぬるめのシャワーで髪を洗う
髪の毛の主成分はタンパク質で、タンパク質は熱に弱いです。
濡れた状態の髪の毛はキューティクルが開いているので、熱めのお湯で洗ってしまった場合、毛髪内部まで熱が浸透して染料が流れ出やすくなってしまいます。
シャンプーをした後は早めに乾かす
髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いている状態です。
そして水分だけでなく、水分が蒸発するときにせっかく髪の毛に入れたカラー(色素)も一緒に飛んでしまいます。
乾燥してパサパサの髪の毛にならないためにも、ドライヤーでできるだけ早く髪の毛を乾かしてくださいね。
「KYOGOKUブラックダイヤモンド」は髪の毛の主成分であるケラチン配合なので、毛髪補修をしながらアルガンオイルでコーティングをしてくれます!
ヘアケアとカラーケアをしてあげることで、カラーリングの色持ちも良くなり、見た目も手触りも良くなりますよ。
コテやアイロンで熱を与えすぎない
先ほどもお伝えしましたが、髪の毛の主成分はタンパク質です。
タンパク質は熱に弱く、80℃から凝固などの変性を起こすと言われています。
髪の毛のダメージや色落ちを抑えるためにも、コテやストレートアイロンの温度は出来るだけ低めに設定しましょう。
紫のインナーカラーに合うヘアスタイル
紫はどんな色でも組み合わせることが出来る色だと思います。
明度、彩度、色の組み合わせでどんなヘアスタイル(イメージ)に仕上げたいかで色の組み合わせを選んでください。
アッシュ系×紫のインナーカラー
アッシュ系の色味であるグレーやブラウンを基調に、淡い紫色を組み合わせることで、洗練された印象を与えながらも、女性らしさや柔らかさが感じられます。
そしてインナーカラーでのアッシュ系×紫の組み合わせは、普段のファッションやヘアスタイルのアクセントとして取り入れることができます。
また、ビジネスシーンや学校、オフィスなどで制服を着用する人にとっても、インナーカラーでの個性的なアレンジとして取り入れることができますね。
ただ、色の組み合わせ方によっては派手に見えてしまう場合もあるため、職種やシーンに合わせた配色を心がけることが大切です。
黒髪×紫のインナーカラー
黒髪を土台とし、深みのある紫色を組み合わせることで少し遊び心のある印象も加わります。
インナーカラー部分にブリーチをして明度を上げるか上げないかでも仕上がりの印象は大きく変わります。
紫色は高貴なイメージがある色とされており、黒髪との相性も良いため大人っぽい印象も与えられます。
また紫色が入ることで、黒髪一色でワンパターンになりがちな髪型にもアクセントを加えることができます。
ただし黒髪×紫のインナーカラーは派手すぎるとの印象もあるため、場所やシーンに合わせた配色を心がけることが大切です。
特に就職活動やビジネスシーンでは、落ち着いた印象を与えるためにも控えめな配色を心がけることが望ましいです。
ミルクティーベージュ×紫のインナーカラー
ミルクティーベージュは暖かみのある色味でありながら、穏やかな雰囲気を持っているため、紫色と組み合わせることで、柔らかでエレガントな印象が生まれます。
紫色は高貴さを感じさせる色味であり、ミルクティーベージュと相性が良いため大人っぽくキレイめな印象を与えます。
また、髪の一部にだけ紫色を入れるインナーカラーではありますが、紫色の華やかさが顔周りにアクセントとして映え、清潔感のある印象を与えます。
グレー×紫のインナーカラー
グレーはシックで落ち着きのある色味であり、紫色と組み合わせることで、高級感が生まれます。
紫色は鮮やかな配色にも合わせやすく、グレーに合わせた場合は知的できちんとした印象を与えます。
特に髪の下半分に紫色を入れるようなインナーカラーであれば、目立ちすぎず上品な印象を感じることができます。
この記事のまとめ
【今日のポイント】
- インナーカラーの色の組み合わせ
- 色落ちを早めるNGな事
- カラーケア方法
今日は上記を中心にまとめてみました!
ワンランク上のオシャレも楽しめるヘアスタイルに仕上げられると思うので、信頼できる美容師に是非相談してみてください!
あた他の職種やイメージも含め、提案をしてもらえると嬉しいですよね。
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。