ピンクからカラーチェンジできる？綺麗に染める方法を解説

ピンクに飽きたけどカラーチェンジで失敗。

実はピンクは色の組み合わせや髪質によって色が濁る可能性があるんです。

ではピンクから綺麗にカラーチェンジするにはどうすればいいのか。

それはピンクの色味の特徴を理解すると解決します。

この記事でご紹介する事

• ピンクから綺麗にカラーチェンジするには？
• ピンクからカラーチェンジするのにおすすめのカラー
• ピンクからカラーチェンジするときの注意点

現役の美容師が徹底解説するので、是非参考にしてみてください。

ピンクからカラーチェンジできる？

ピンク色と言っても、明度や彩度は様々で、明るめのピンク、暗めのピンクではカラーチェンジの難易度も異なります。

もちろん、ブリーチでの髪の毛の色の抜け具合（元の髪色）によっても入る色味や発色は異なるので、そちらもお伝えしていきます。

ピンクからカラーチェンジすることは可能ですが、いくつかの注意点があります。

なりたいピンクの色味やベースとなる髪の状態によっては、一度の染め直しで完全に色を変えることが難しい場合があるからです。

また、過去に明るめの色を染めたことがある場合は、色落ちの際に色ムラが生じる可能性があるため、専門家に相談することをおすすめします。

KYOGOKUのカラー剤カラーチェンジしやすいって本当？

KYOGOKUのカラー剤は色素残留しません。

黒染めのように暗い色（チタンシルバー）を入れても、1回の施術で色素を落とすことが出来るので、カラーチェンジがスムーズです。

前回のカラーリング温色素が1回で落とせるのは、費用面でも、髪の毛や頭皮の負担も減らすことが出来るので、メリットしかないと言えます。

未だに色素残留をするカラー剤を使うサロンさんは多いので、カラーリングでイメージチェンジを良くされる方は特に、色素残留しないカラー剤を使用しているサロン参加を事前に確認していただく事をお勧めします。

これほど色素残留してしまっていると、ピンク色からだけでなく、どの色味へのカラーチェンジも理想の色へは難しくなります。

なので、市販のカラー剤も美容師としてはおすすめしていません。

次に入れるカラーによっては可能

ピンク色に染めてからのカラーチェンジですが、正直どれだけ色落ちしているかによりチェンジできるカラーも変わります。

ピンクに染めた後のベースの色落ちが多ければ多いほど影響を受けにくくなります。

また、明るめのブラウンやベージュ系のカラーなら、ピンクを染め直さずにそのままカラーチェンジできることがあります。

ピンク自体が暖色系であるため、同じ暖色系へのカラーチェンジもしやすいです。

ただ、染めた色が完全に落ちるまで放置するのも見た目がよくありませんよね。

KYOGOKUのカラーシャンプーは、色素残留しないので、美容室へ行くギリギリまで使用することが出来ます。

退職した髪の毛をカラーシャンプーでケアして、美容室でキレイにまた染めてもらえるので、ストレスがかなり軽減しますよ。

ピンクからカラーチェンジする際の注意点

色が濁る可能性がある

ピンクの持っている色素が邪魔になる組合せだと髪色が濁ってしまうことも。

例えば、ピンクと真逆のカラーのマット系にするには、しっかりと赤味を消して仕上げる必要があります。

カラーチェンジの工程で持っている色素を消したり足したりすることを上手く計算して薬剤を作ることが成功するかの分かれ道に。

強くピンクの色素が入っていて、暖色系以外にする場合は一度ブリーチで色素を抜いたほうがいい場合もあるので注意しましょう。

髪の毛に負担がかかる

暖色以外に染めるためにブリーチを使用する場合は通常のカラーよりも髪に多くの負担がかかります。

どうしてもダメージを伴う施術になるため、カラー後のケアをしっかりしていく必要があるでしょう。

ダメージをかけたくない場合はブリーチを使わない範囲でできる色味がないか美容師さんに相談してみてくださいね。

そして、髪の毛の発色を良くするためにも、色持ちを良くするためにも、ダメージケアはしっかりと取り入れていただく事をお勧めします！

髪の毛が綺麗でツヤがあると、清潔感もあがり印象も良くなりますよね。

どれだけキレイにカラーをしていても、髪の毛がバシバシのダメージ毛だと残念な仕上がりになってしまいます。

ぜひケラチンシリーズでしっかり栄養を与えてあげてくださいね。

ピンクから綺麗にカラーチェンジする方法

赤みをブリーチして色を抜く

気になる赤味はブリーチで抜いていくのですが、その場合もブリーチのパワーを調整していきます。

薬剤のパワー調整で色味を抜きつつも、必要以上に髪にダメージを与えないように工夫をしていきましょう。

赤味が残り過ぎている部分にはしっかりと塗布することで全体の色ムラを抑えることができます。

この時に、経験が技術がない美容師だと、切れ毛の原因にもなってしまうので、サロンを決めるときはブリーチを使う施術が得意なサロンや美容師を指名されることをお勧めします。

補色を使う

補色とはその色の反対の色です。

混ぜることでお互いを打ち消す効果があります。

ピンクだと緑が補色になるので、ピンクを消したい場合は緑を配合しながら調合すると綺麗なカラーが目指せるでしょう。

褪色過程でマットっぽくなってしまった方は、「KYOGOKUブロンドカラーシャンプー」を使っていただく事で緑色を抑えることが出来ます。

ぜひお試しください。

ピンクの後におすすめのカラー

透明感のあるアッシュグレー

アッシュは寒色系なので難しいと思われる方もいるかもしれませんが、実はピンクからのカラーチェンジにおすすめです。

アッシュグレーを通常の黒髪やブラウンベースで作るとき、アッシュだけでなくピンクを補色として入れることでほんのりくすみ感の感じるアッシュグレーが作れます。

そのため元がピンクだった髪では、上記で説明したような補色を入れずにベースの色味を活かしたカラーリングができるんです。

温かみのあるオレンジブラウン

暖色系はピンクを消す必要がないので綺麗なカラーチェンジがしやすいです。

オレンジブラウンは顔色を明るくヘルシーに見せてくれるカラーのためどんな年代にもおすすめ。

肌馴染みのよいカラーなので失敗しにくいでしょう。

この記事のまとめ

ピンクからのカラーチェンジは、髪質やカラーの組み合わせによって色が濁る可能性があります。

• 赤みをブリーチして色を抜く
• 補色を活用する
• 暖色系にチェンジする

など綺麗にカラーチェンジするにはピンクの色味のことを理解して薬を調合することが大切です。

参考になれば嬉しいです。