美容師さんは日々のサロンワークで、たくさんの人をきれいにするために様々な道具を使いこなします。
今回は、美容師の命ともいえる、ハサミの研ぎに関する、お手入れ方法とおすすめの業者の紹介、ヘアカラーに使用する道具のお手入れ方法を解説していきます。
ハサミ研ぎをどこに出そうか迷っている方や、カラー用の道具のお手入れ方法が良くわからないという方は要チェックです。
ハサミ研ぎって?
美容師が髪の毛をカットするときに使用するシザーは、切れ味を最大限に引き出すために、刃がとても薄く繊細に研がれています。
そのため、髪の毛を繰り返しカットしていくと切れ味がどんどん落ちてきます。
使用頻度によって前後しますが、最高の切れ味を継続させるためには、3か月~4か月に一度はシザーの業者に頼んで研いでもらう必要があります。
中にはこだわりを持って、ご自身で研がれる美容師さんもいらっしゃいます。
しかし、かなり繊細な作業ですし、1回の費用も2,000~3,000円ほどですので、プロのシザー業者に頼むのが無難だと思います。
しかし、どこの業者に頼んでいいか分からない方もいるかとおもいますので、おすすめの業者をいくつかピックアップしました!
オススメのハサミ研ぎ業者
ラボ・シモン labo.simon
出典:labo.simon
http://labosimon.com/
1丁1500円~から頼むことが出来ます。
10本以上の依頼で値引きもあるので、サロンの人たちと一緒に研ぎに出してもいいかもしれませんね!
シザーズストリート
出典:シザースストリート
http://www.scissors-street.co.jp
1丁3850円と、すこし高めの価格設定ですが、高品質な事で有名です。
こだわりのシザーを安心して出したい方にとってはおすすめの業者です。
研ぎ陣
出典:研ぎ陣
https://www.senju-togijin.com/
1丁3,000円で依頼が出来ます。
江戸伝来の手とぎの技法で、刃の力を最大限に引き出してくれます。
このほかにもたくさんのハサミ業者があります。
地域によっては、店舗にもっていくとその日に仕上げてくれる業者もありますので、1度確認してみてくださいね!
ヘアカラー道具って?
次は、ヘアカラーの時に使用する道具について、お手入れの方法を解説します!
カラー用のブラシ(ハケ)
カラー用のブラシって、ヘアカラーをする際には、必須のアイテムです。
1日に何回も使っては洗う道具なので、ついつい雑に扱ってしまう事も…
しかし、最高の技術を提供するには、道具も正しく使って、手入れをする必要があります。
ヘアカラー道具のお手入れ方法
では、カラー用のブラシのお手入れ方法ですが、1番大切なのは洗い方です。
ブラシの毛は、薬剤にも耐えられるようにしっかりとした化学繊維が使われていますが、弱点があります。
その弱点は“熱“です。
高熱には弱く、高い温度のお湯で洗ってしまうとブラシが広がったり、バサバサになってしまいます。
その結果、塗りやすさが低下してしまい、カラーリングのパフォーマンスが下がってしまいます。
また、洗った後にブラシの部分が曲がった状態で乾かしてしまうとそのクセが付いて曲がってしまい、カラーをきれいに塗れなくなってしまいます。
忙しいサロンワークの中で、丁寧に道具を扱うことは難しくなってきます。ss
しかし、最高の技術を提供するうえで、決してないがしろには出来ない作業です。
KYOGOKUでは、道具1つ1つにもこだわりを持っています。
そのため、ヘアカラーで使う道具は自社オリジナルです。
例えば先ほどのブラシであれば、リタッチ用と中間毛先用でブラシの形状と長さを変えてあります。
リタッチ用
中間・毛先用
細部にもこだわりがあって、例えばブラシと持ち手部分の付け根にくぼみがあります。
これはカラーカップのフチに引っ掛けられるように加工してあります。
こうすることで作業効率が上がるのと、ブラシ部分がつぶれてしまわないように使うことが出来ます。
まとめ
美容師が使用する道具は、1つ1つ丁寧にメンテナンスをする必要があります。
このような細やかな心配りが、技術や接客に反映されていきますので、おろそかにせずにこだわりを持っていきたいですよね!
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少しでも気になった方は、お気軽にご登録くださいね♪
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。