美容師の就職面接 よく聞かれる質問と理想の答え方

美容師 面接
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美容師としてサロンで働く場合、まず立ちはだかるのが就職面接です。
どんなことを聞かれるのかや、どう答えたらいい印象を持ってもらえるのかなど、不安に思われる方も多いはず。
かと言って、何も対策をしないまま面接に臨んでしまうと、予期せぬ質問が来て、パニックに陥ってしまう可能性もあるかもしれません。
今回は、実際に受けた質問も含め、美容師が面接でよく質問される内容についてまとめてみました!

美容師の就職面接

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目次

美容師面接特有の質問

美容師 面接

1.どんな美容師になりたいですか?

しっかりと自分が選んだ職業について、目標を明確にもっているかどうかの質問です。
無理に背伸びをする必要はなく、本当に思っていることを素直に伝えましょう!
あなたの目指す方向性が明確な方が、この店に合っているかを正確に判断して貰えます。
また、採用となった後の教育方針も、採用側は考えます。
例えば、「お客様に寄り添う美容師になりたい」「メディアでも活躍する有名な美容師になりたい」など、あなたの目標を伝えましょう!

どんな美容師になりたいか 例文

今回は、面接時に提出する「どんな美容師になりたいか」のポイントと例文をご紹介します。
まず最初に、より具体的に伝えられるように要点をまとめましょう。
【どんな美容師になりたいかの要点】
・なぜこのお店を選んだのか
・「教えていただき」ではなく「自分から盗んでいく」と積極性をアピール
・入社ご何がしたいか、できるのかをアピール
ここで自分はどんなふうに会社に貢献できるのかを伝えます。
客観的な観点ではなく、自分の具体的な想いを伝えるように意識しましょう。
例:
「私が貴社を志願した理由は、トリートメントなど最先端の技術を取り入れられており、ネイリストやアイリストとのトータルプロデュースが可能だからです。
私は小学生の時から人の髪の毛を触ることが好きで、内面から人を輝かせることができる美容師にずっと憧れてきました。
美容学校で習得した幅広い技術と向上心、持ち前のコミュニケーション能力で少しでも早く一人前になり、貴社に貢献させていただきたく志望いたしました。」
●美容師への熱意があること
●向上心があること
●会社に貢献したいという想いがあること
●人とのコミュニケーションが得意であること
をまとめてみました。
きっとあなたにも美容師になる上で強い思いがあると思います。
面接官に伝わるよう、しっかり準備をして面接を迎えてくださいね。

2.美容学校では何を学びましたか?

美容学校に限らず、これまでの学生生活でどんなことを学んだか、という質問もとても多いです。
サロン側は、あなたがどういう人なのかを知りたいので、出来るだけ具体的に話すようにしましょう!
そして、これまでに頑張った経験なども交えて話をすると、「この人は努力することができる人なんだ」という印象を持ってもらえます。
今までに頑張った経験があるかないかは、サロン側も気になっていることなので必ず伝えましょう。

3.あなたは、どんな美容師が売れると思いますか?

このような質問には、明確な正解はありません。
あなたなりの考えを、しっかりと伝えられるように、事前にまとめておきましょう。
新卒での面接の場合など、美容師としての実務経験がない場合などは、自分の考えを伝えた上で、逆に質問をしてみてもいいかもしれません。
前向きな姿勢で、印象付けることができるかもしれません。

4、今後の美容業界はどのように変化すると思いますか?

美容師=給料が安いと言う一般的なイメージがどうしてもあると思います。
また、美容師になりたいと言う人が減ってきたり、カット専門店や、カラー専門店などが続々と出店していたりと、美容業界自体がここ数年で大きく変化してきています。
ここで、あなたなりの考えを主張するようにしてみましょう!
ここでは、ネガティブな内容になりすぎないように、ポジティブな言葉を使って表現するように心がけましょう。
難しい話をしなければいけない訳ではないので、どういったことを話せばいいかわからない方は、「自分はこういう美容師として働いてきたい」と言う熱意を交えて、伝えるのも良いでしょう。

その他、よくある美容師面接の質問

5.他のお店の見学には行きましたか?
6.将来、自分のお店を持ちたいと思いますか?
7.志望動機を教えてもらえますか?
8.得意な技術や、好きな技術はありますか?
9.今まで働いていたお店での売り上げはどれくらいでしたか?(転職者向け質問)
10.他に応募をしている美容室はありますか?

一般的な面接でよく聞かれる質問

11.あなたの長所と短所は何ですか?
あらゆる面接の質問の中で、1番聞かれることの多い内容がこちらではないでしょうか。
長所については、あなたがお店で働く上で、活用できそうな内容を伝える方が良いでしょう。
短所については、ネガティブな内容で締めくくるのではなく、最終的にはポジティブな表現になるように締めくくりましょう。
その際、短所をどう克服しようと考えているか、または行動しているかも併せて伝えるようにすると好印象を持ってもらいやすいです。
12.あなたの趣味は何ですか?
趣味に関心質問は、あなたがどんな人で、どんな性格の持ち主かを知りたいと言う意図があります。
なので、出来る限りあなたの魅力を知ってもらうために、「私の趣味は映画鑑賞です」といった単調な答え方ではなく、どんな種類の映画が好きなのか、月に何本ぐらい見るのか.最近見たお勧めの映画を説明するなど、より具体的につたえられるようにしましょう。
13.自己紹介をお願いします
面接でまず1番最初に聞かれる質問がこの「自己紹介をお願いします」です。
ここでは、「学校名・学科・コース」「氏名」を言い、次に「学校での活動や、コンテストの経歴」「学業以外の活動・特技、成果」を伝え、今回面接を受けるサロンに対しての意気込みを伝えるようにしましょう。

その他の質問

今まで紹介した質問以外にも、面接で聞かれるものはたくさんあります。
今まで紹介した質問以外の、よく聞かれる質問内容をリストアップしておきますので、ご自身ならどう答えるかを考えておきましょう!
14.今までで1番頑張ったことは何ですか?
もし当社に入ったとしたら、どのようなことで貢献できると思いますか?
たくさんあるサロンの中からなぜこのサロンを選んだのでしょうか?
15.落ち込んだときどのようなことでストレスを解消しますか?
16.あなたがもし面接官だったとしたら、受験者のどのようなポイントを見ますか?
17.仕事をする上で大切なことは何ですか?
18.プロとアマチュアの違いは何だと思いますか?会社入社後にやりたい事はありますか?
19.働く上で大切にしたいと思う事はありますか?
20.最近気になるニュースはありますか?
21.今までにどんなアルバイトをされてきましたか?
22.尊敬する人は誰ですか?またその理由はなんですか?
23.今までスポーツの経験はありますか?
24.習い事は何かされていましたか?
25.SNSは使われていますか?
26.周りの人からはどんな人だと言われることが多いですか?
27自分が嫌いな人がいたらどう接しますか?
28.キャリアプランについてあれば教えてください。
29.最近読んだ本はありますか?
30.自分を動物に例えると何だと思いますか?
31.自分はどんな性格の人だと思いますか?
32.働き方についてのこだわりはありますか?
33.美容師は営業後のレッスンがありますが大丈夫ですか?
34.もし採用通知が来たらすぐに入社する意思はありますか?
35.仕事を通してどのように成長していきたいと思っていますか?
36.好きな言葉はありますか?
37.当サロンを知ったきっかけはなんですか?
38.希望の年収はありますか?
39.今までに成功したなと言うエピソードと、失敗したなと言うエピソードがあれば教えてください。
40.今日のファッションのこだわりはありますか?

美容師になりたい理由

美容師を目指す理由は人それぞれですが、面接のときはどれだけ具体的に熱意を伝えることができるかが重要になります。
【悪い例→良い例】
・美容に興味があり美容師に決めました。
→小学生の時から妹や友達のヘアアレンジをするのが好きで、可愛くできるとすごく喜んでくれました。
私も人をキレイに、可愛くできる事が嬉しくて、美容師になりたいという想いが芽生えました。
・ずっと憧れている美容師が居て、私も美容師になりたいと思いました。
→私には美容師を志すきっかけをくれた美容師さんがいます。
その美容師さんは、知識が豊富で、会話の引き出しも多くいつもお客様を笑顔にしていました。
仕上がった姿をみたお客様はすごく嬉しそうで、私も人に自信を与えることができる美容師になりたいと思いました。
など、具体的なポイントを伝えるようにしましょう。
今はマスクをしながらの面接で表情がちゃんと伝わりにくかったり、オンラインの面接で直接お店の方と会うことができない事もあります。
志望動機や美容師になりたいと思った理由など、言葉で最大限熱意を伝えられるように準備しましょう。

美容室 面接 電話

面接のアポイントを電話でする場合の注意点をお伝えします。
表情や身なりが伝わらない電話は、特に声色や話す速度が重要になります。
まず電話をしたら、名前と面接を受けたい旨を伝え、担当の方が忙しい状況でないかをかくにんする。
電話を変わったもらえたら、まず「お時間をいただきありがとうございます。」とお礼を伝え、自己紹介をします。
面接を受けたいと伝えると、人材を募集していれば、日程を確認し「折り返します。」と言ってもらうか、その場で面接可能な日程を教えてもらえます。
面接方法や日程、持ち物等を確認し、最後に間違いがないか復唱して確認しましょう。
【電話で面接を申し込無ときのポイント】
・相手が聞きやすいトーン
・聞き取りやすい話の速度
・確認する事を事前にまとめておく
では、面接を申し込む際どんなことを準備しておいたら良いでしょうか。
【事前に準備しておくこと】
・採用担当の方のお名前
・お店が比較的混雑していない曜日や時間
・面接が可能(不可)な日程
・持ち物などを聞いてメモするもの
面接官から日程を提案されてから手帳を見るのではなく、負荷の日程を明確にしておく。
電話先で待たせてはいけないので、どうしても不可だった場合は、相手を待たせずに他の日程を提案する。
(複数の日程、3日ほど用意しておきます。)
面接官から提案された日程に、学校の試験やコンテストなどが入っている場合は正直に伝えましょう。
スキルアップのため不可の場合は、丁寧に伝えて別日を提案しても問題ありません。
おすすめなのは、1度そのお店にお客さんとして行ったり、サロン見学を事前にしておくことです。
サロン見学の方法はお店によって違います。
ホームページから申し込んだり、インスタグラムやツイッターなどのSNSから申し込める場合もあります。
ここで働きたい!と思ったら、そのお店の情報収集をし、実際にお店のイメージが自分の印象と合っていたら確認しに行きましょう。
見学の時にお店の人に好印象を持ってもらえると、面接のときも強みになりますね。

美容師 面接 服装

一般的な就職活動の服装はリクルートスーツですよね。
ですが、美容師は私服での面接が一般的です。
個性やセンスも重要なポイントとされています。
【服装のポイント】
・清潔感がある
・トレンドを取り入れる
・派手すぎる色合いにならないよう、黒やベージュなど落ち着いた印象に
【注意点】
・だらしない服装は避ける
(首や袖口が伸びた服装)
・デニムは避ける
・男性は半ズボン、女性はホットパンツなど露出は避ける
(ひざは出さない)
・サンダルや高すぎるヒールは避ける
・スカートで面接を受ける場合は、ストッキングの着用を忘れないようにしましょう。
お店によっては、私服ですが黒に統一しているお店などもあります。
面接を受けるお店のリサーチをし、コンセプトやスタッフの服装も参考にするとより良いと思います。

まとめ

美容師 面接


面接で聞かれる質問は、たくさんの種類があります。
どんな質問が来ても答えられるような準備をしっかりと知っているかどうかと言っても、面接官の担当の方はチェックしています。
うまく答えられてないなと反省するのは後でも大丈夫なので、精神誠意を持って答えるということを意識して面接に臨むようにしましょう。
また多くの場合、面接官からの質問が一通り終わった後には、「何か質問等はありますか」と聞かれることが多いでしょう。
ここで、「特にありません」と返してしまうのはあまりにももったいないでしょう。
ここではあなたが本当に知りたいと思う質問を投げかけるのも、就職したいと言う強い意志をアピールできるとともに、自分と面接を受けたサロンが本当に合っているのかどうかも確認を取る良い機会となります。
自分が本当に働きたいと思うサロンを見つけ、そのサロンで働くことができれば、なりたい美容師像に、一歩近づくことができます。
しかし、ここからがスタートでもあります。
KYOGOKUでは、京極アカデミーと言う美容師が輝くためのスクールを運営しています。

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この記事を書いた人
難波 優二
  • 株式会社kyogoku専務取締役
  • 美容学校教員
  • 美容ディーラー
  • 美容メーカー勤務
  • 接客の全国大会で全国2位
美容師として勤務ののち、美容専門学校にてヘアメイクの講師を務める。
その後美容代理店、全国チェーンの理美容室のSV、美容メーカーにて勤務。
現在はKYOGOKU PROFESSIONALを運営する株式会社kyogokuの専務取締役に就任。
KYOGOKUの運営する各サイトの管理、KYOGOKU商材の広報活動を統括。
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