たくさんロッドを根元から巻いてつくるスパイラルパーマ。
特殊なスタイルなので一般的な美容室ではあまりオーダーが少なく、美容師さんによっては得意ではないことも。
もし、これからスパイラルパーマをかけたいと思う人は、美容室(美容師)選びやカウンセリング時の伝え方が重要です。
スパイラルパーマで失敗したくない方のために、今回は失敗の原因と、後悔しないための方法をお伝えします。
スパイラルパーマ失敗原因
スパイラルパーマの失敗は大きく二つの種類に分けられます。
かかりが弱くてすぐパーマが出なくなってしまった場合
この場合は、かけ直してもらうことで対応してもらいましょう。
そのときに確認するのは、
- 髪を乾かすときに、ドライヤーで伸ばしながら乾かしていないか
→パーマがかかっていても、ドライヤーで熱と風を当てながら伸ばすとストレートになります。
- 濡れている時に、カールが戻ってくるか
→ドライヤーで伸ばしても、シャワーで濡らしたときにウェーブが戻っていれば、パーマがしっかりとかかっている証拠です。乾かし方に気をつけましょう。
- 全体を見て、部分的にもう少しカールが欲しいのか
→漠然と「パーマのかかりが弱いです」というより、「この部分のウェーブが弱いです」と伝える方が、スタイリストさんも対策を立てやすいです。
- 全体的に全くかかっていないのであれば、もう一度かけてもらう
→最初かけたときと、2回目かけるときでは、髪の状態が違います。毛先がチリついたりしないように、前処理など髪の状態に合ったケアを必要に応じてしてもらいましょう。
チリチリにかかり過ぎてしまった場合
このときの原因は、髪質に対して以下の選択が間違っていた可能性が高いです。
- 薬が強すぎる、薬をつけている時間が長すぎる
- 巻くときの毛束が細すぎる
- すきバサミで量をすき過ぎているなど、カットの技法とパーマが上手く組み合わさっていない
個人的な見解を言わせて頂くと、「少しパーマのかかりが弱かったかな?」くらいの状態を、スタイリング剤でセットして仕上げるのが一番無難で失敗も少ないでしょう。
特にスパイラルパーマは強めのウェーブスタイルなので、強めの薬剤を使うことが多いです。
「かかりすぎた失敗」は、かかりが弱かったときと比べて直すのが本当に難しいので、髪のダメージが強いときなどの無理な施術はやめましょう。
スパイラルパーマできないお店
パーマメニューがある美容院で、全てのスパイラルパーマができないお店というのはほぼ無いでしょう。
基本的にパーマを巻くロッドとパーマ用のお薬があればできるからです。
ただし、スパイラルパーマが得意ではないお店は多いかもしれません。
スパイラルパーマは特殊パーマですので、それを売りにしているところ以外はお客様にスパイラルパーマをかける経験が少なかったりします。
一番わかりやすいのは、その美容師さんが出しているスタイル写真の中に、スパイラルパーマがあるかどうか、です。
普通のパーマより時間がかかるメニューなので、予約を取るときも「スパイラルパーマにしたい」と伝えておきましょう。
レディースの場合
カウンセリングの時に必ず、美容師さんとなりたいヘアスタイルを画像などで確認しましょう。
そのときに決めることがあります。
- どこにボリュームが欲しいのか
- どのくらいのウェーブの大きさが良いのか
- 仕上がったときの長さはどのくらいにしたいのか
- 前髪はどうするのか
- こうなったら嫌だなということ
その後、自分でセットするときの方法も聞いておきましょう。
メンズの場合
ですので、美容師さんによってパーマの得意、不得意がはっきりとでやすいのです。
スパイラルパーマのベースになるカットとも組み合わせて考えなくてはいけません。
ロングのときと重複しますが、施術前のカウンセリングで必ず画像などの写真を使ってイメージを確認しておきましょう。
美容室によってはほとんど女性のお客様しかいないサロンや、コンサバなスタイルが得意なサロンもあります。
スパイラルパーマ失敗するとダサい
スパイラルパーマがかかり過ぎると、チリチリになってしまうことも。
そうなると見た目の不自然さはもちろん、髪のダメージも気になります。
美容室では満足な仕上がりになっていましたか?
もし、美容室では大丈夫だったのならセルフケアのやり方が間違っているかもしれません。
何か変だな、と感じたらスタイリング剤やつけ方を見直してみましょう。
スパイラルパーマで後悔しないためには?
スパイラルパーマで後悔しないためには、美容師さん選びと家でのスタイリング方法が大切です。
カウンセリングのときに、スパイラルパーマの写真を持っておくとイメージが伝わりやすいでしょう。
美容師さんは・・・
- 写真や画像で長さ、カールの大きさを確認する。
- 現時点で再現可能な髪の長さがあるか判断する。
- 髪の履歴を確認する(ブリーチや、ブリーチ後の黒染め、縮毛矯正などの履歴が髪に残っていればできない場合もある)
- セニングですき過ぎていないか確認する。
施術時
美容師さんは・・・
- アウトラインから少し長さが上がることを考えて長さを設定する。
- トップは長過ぎず、短過ぎず。
- 毛先をむやみにセニングし過ぎない。
- ロッド選定、薬剤選定は細過ぎない、強過ぎないように。かかり過ぎに気を付ける
- 手早く、テンポ良く巻く。巻き始めと巻き終わりの時間差がなるべく短くなるように。
スタイリング時美容師さんのスタイリング方法をしっかり覚えましょう。
美容師さんは・・・
- 必ずスタイリング剤と、セットの仕方を伝える。
- セットしないとドライな質感になるなど、不安に感じそうな事とその解決策を伝える。
- 保証期間を伝えて、何かあれば対応できることを伝える
お客様の素材に対して、カット、ロッド、薬剤、ブロッキングなどの選択肢を間違えないように気をつけましょう。
安心して施術させて頂けるようにコミュニケーションをしっかり取りましょう。
スパイラルパーマ失敗まとめ
パーマが得意な美容師さんに施術してもらうと、扱いやすいスパイラスパーマになるでしょう。
今はSNSで自分のスタイルを載せている美容師さんも多いですし、上手な美容師さんをお友達に紹介してもらうのもいいと思います。
スパイラルパーマは上手なカットの上に強めにパーマをかけていく、特殊な技術です。
失敗は直すことが難しいので、ぜひ上手な人にやってもらいましょう。
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