せっかくシャンプーを使うのなら、シリコンが入っていないシャンプーのほうがいいと考える人もいますよね?
ところが、シリコンシャンプーにもメリットはあります。
むしろシリコンシャンプーのほうがいい場面も少なくありません。
日常使いをするのなら、シリコンシャンプーを使ったほうがいい人がいるのも事実です。
そこでおすすめの人の特徴も含めて、シリコンシャンプーのメリットをご紹介しますね。
Contents
シリコンシャンプーとは?
シリコンシャンプーと聞いて悪いイメージがあるのは、シリコンの存在が大きいからですよね?
シリコンについて何を知っているのでしょうか?
シリコーンオイルともいわれており、現在のシリコンは酸化しにくく作られています。
付着したシリコン成分が酸化すれば、髪や頭皮の状態が悪くなってしまうので注意しましょう。
酸化しにくいシリコンは、この成分ひとつで髪の毛の状態が悪化しにくく作られているわけですね。
しかし、シリコンのトラブルがあったのは事実です。
これがシリコンシャンプーはよくないというイメージが広がった原因ともいえるでしょう。
ちなみにシリコンシャンプーかどうか見分けるためには、シャンプーのパッケージの裏面を確認してみてください。
【確認する項目】
- ジメコン
- ジメチコノール
- アモジメチコン
などです。
シリコンシャンプーを使うメリット
シリコンシャンプーを使うべき人がいると紹介していますが、それには理由があります。
それはシリコンシャンプーを使うと、メリットを感じるケースもあるからです。
【シリコン入りシャンプーのメリット】
- 簡単に横に広がる髪を抑えられる
- ヘアカラーの持ちをよくできる
- コスパよくきれいな髪が手に入る
少なくとも上記の3つは、シリコンシャンプーを使うメリットになります。
メリット《1》簡単に横に広がる髪を抑えられる
シャンプーは毎日使うものであるからこそ、シリコンシャンプーのメリットを実感できると思います。
それは洗うだけで、シリコンによって簡単に髪の毛にコーティングができるというところです。
シリコンによって髪の毛に重みが生まれて、広がった髪を落ち着かせることができます。
さらに髪表面にあるキューティクルの保護ができるので、水分の侵入も大幅にカット!
くせ毛の人にもシリコンシャンプーは重宝するでしょう。
とはいえ、くせ毛専用シャンプーにはかないません。
専用のシャンプーだけあって髪の補修成分が入っているので、くせ毛の人はくせ毛用のシャンプーを選んだほうが満足しやすいですよ。
メリット《2》ヘアカラーの持ちをよくできる
ヘアカラーは、髪内部に色素を浸透させて髪の毛の色を変える施術です。
ノンシリコンシャンプーを使い続けていると、保湿成分が少ないシャンプーだとキューティクルの保護がしにくくなります。
その結果、ヘアカラー剤によって浸透させた色素が流出しやすくなってしまうわけです。
それに対してシリコンシャンプーは、シリコンのコーティング力で色素の流出をカバー!
毎日髪を洗うだけで色持ちをよくしてくれるので、髪を染めた人も安心してヘアカラーを長く楽しめます。
もちろん色持ちをよくするなら、カラーシャンプーを使うのもひとつの方法です。
色素の入ったシャンプーになるので、さらに色持ちがよくなりますよ。
メリット《3》コスパよくきれいな髪が手に入る
シリコンは市販シャンプーによく使われている成分なので、価格の安さは多くの人が実感していると思います。
ここでいう安いというのは、ノンシリコンと比較して安いという話です。
それでも洗うだけで指通りがよくなるのに安いとなると、コスパがいいと感じますよね?
もちろんシリコンはコーティングをしているだけです。
サロンシャンプーと比較してしまえば、髪の毛の状態は圧倒的に仕上がりが違いますよ。
シリコンシャンプーを使うデメリット
シリコンのメリットについて紹介してきましたが、デメリットがあるのも事実です。
【シリコンシャンプーのデメリット】
- ヘアカラーの邪魔をするリスクがある
- 頭皮のトラブルが起きるリスクがある
- 洗浄力が強いシャンプーに気付きにくくなる
敏感肌の方は肌が荒れてしまう可能性もあるので、配合されているシリコンには気を付けてください。
デメリット《1》ヘアカラーの邪魔をするリスクがある
シリコンシャンプーを使うのに、注意しなければいけないポイントのひとつがヘアカラーです。
何度も紹介しているように、髪の毛の表面をコーティングするのがシリコンの大きな特徴になります。
このコーティングによって、ヘアカラー剤の色素が浸透しにくくなり、希望の髪色に染まらないリスクが高まってしまうわけです。
ただし、現在のシリコンは極端にヘアカラーの邪魔をするわけではありません。
【シリコンの種類や量によっておこるリスク】
- 大量にシリコンの入ったシャンプーを毎日使っている
- シリコンシャンプーの洗い残しがあった状態で髪を染める
- シリコンの量に対して洗浄力が弱すぎるシャンプーを使っている
とはいえ、今のシリコンシャンプーは100%大丈夫だとも言い切れません。
ヘアカラーをする予定が近くなったのなら、ノンシリコンシャンプーに切り替えておくとヘアカラーの失敗のリスクを抑えられます。
ちなみに、髪の指通りをよくするシャンプーはシリコンシャンプーだけではありません。
ヒト幹細胞などの髪の補修成分がたっぷり入ったシャンプーを使えば、シリコンに頼らなくても髪がきれいになります。
シリコンが気になるのなら、以下の当社のシャンプーを試してみてください。
デメリット《2》頭皮のトラブルが起きるリスクがある
シャンプーは髪の毛だけを洗うものではありません。
頭皮にも付着するものなので、頭皮にも大きな影響を与えます。
その結果、シリコンに反応して頭皮が荒れる人も出てくるでしょう。
化学的に作られた成分もあるので、肌が弱い敏感肌の人は注意して使わないといけません。
デメリット《3》洗浄力が強いシャンプーに気付きにくくなる
シリコンシャンプーを使えば指通りがよくなるため、髪の毛のダメージに気付きにくくなるところも注意しましょう。
補修成分によって、髪の毛がきれいになっているわけではないためです。
様々なシャンプーを試したい人はシリコンシャンプーだけに頼らず、補修成分が含まれたシャンプーも用意しておきましょう。
シリコンシャンプーのメリットを感じられる相性のいい人
- コスパを追い求める人
- ヘアカラーの色持ちをよくしたい人
- 髪が引っかかって困っている人
シリコンシャンプーは、コーティングによって髪の指通りをよくするシャンプーです。
ただし、髪の毛の表面だけを整えているだけなので、髪の毛内部が補修されたわけではありません。
シリコンが入っていないシャンプーを使ったら、すぐに髪がボロボロになってしまいます。
ヘアカラーの色が入りにくくなるリスクもあるので、使い分けする前提でノンシリコンシャンプーも用意しておきましょう。
その時には、補修成分がたくさん入ったシャンプーかどうか確認しておくと、大きな失敗はありませんよ。