髪の毛を染めたいとおもって、ヘアカタログやインスタグラムなどを調べた時、必ず出て来るのが「アッシュ系」というカラーではないでしょうか？
様々なヘアカラーの中でも、特に人気の高いカラーです。
しかし、アッシュ系ってどんな色？と聞かれると意外と答えられれない方も多いはず。
今回は、そんな大人気のアッシュ系カラーについての特徴や、オススメのカラーレシピ、ヘアカラーをキレイに見せる方法などを、徹底的に解説していきます！
アッシュ系カラーをしてみたい人、アッシュ系カラーをよりきれいに見せたい人は、参考にしてみてください！
Contents
アッシュ系のカラーとは？
アッシュ系のカラーとは、くすみ感のある、灰色系のヘアカラーのことです。
ヘアカラーでいう灰色は、無彩色ではなく、厳密に言えばブルーの色素が関与しています。
そのため、アッシュ＝ブルー系、という認識をしている方が多いのでは無いでしょうか？
アッシュ系のカラーは、独特の柔らかさや透明感、抜け感を表現するのに、とても優れたカラーの色味です。
そのため、流行のヘアスタイルとの相性も良く、一番人気のあるヘアカラーの色味となっています。
しかし、そんな大人気のアッシュ系カラーですが、日本人の髪の毛に多く含まれている色素は赤色系ですので、きれいに発色させようとすると、地毛の赤い色素が邪魔になってきます。
そのため、きれいなアッシュ系のヘアカラーを再現するには様々な工夫がなされています。
アッシュ系カラーの特徴
アッシュ系のカラーの特徴としては、染まりやすく、色落ちしやすいのが特徴です。
これは、青色をはじめとした寒色系の色素は、赤色系などの暖色系に比べて粒子が小さく出来ています。
そのため、髪の毛の中に入りやすいのですが、その分日々のシャンプーなどで抜けやすいのが特徴です。
そのためアッシュ系カラーを上手く染め、持続させるためには、ヘアカラーの調合や、ホームケアが重要になってきます。
アッシュ系のカラーが染まりにくい人
アッシュ系のヘアカラーをする前に、どんな髪質の人がアッシュ系のカラーが染まりにくいかを知っておきましょう！
染まりにくいのは、髪の毛が太い人
アッシュ系のヘアカラーが、染まりにくい髪質の特徴は「髪の毛が太い人」です。
日本人の場合は髪の毛が太い場合、赤色の色素がしっかりとしていて、抜けにくいことが多いです。
逆に、欧米諸国の方に多い、柔らかい髪質の場合は赤の色素の割合がもともと少ないので、元々の地毛がアッシュっぽくなります。
そのため、外国人風カラーとよく言われるのは、そういった違いがあるためです。
青色の色素が最初に抜けていくので、髪の毛のベースは、赤と黄色が混ざったオレンジ系の色になっていきます。
ブリーチをしたら、オレンジっぽくなった経験がある方も多いのではないでしょうか？
このオレンジは、青色と正反対の色味になるので、アッシュ系の色が発色しづらい髪質と言えるでしょう。
そして、さらにブリーチを重ねていくと、次に赤みが消えてきて、黄色が最後に残ります。
この黄色はどれだけブリーチをしても、なかなか消えてくれません。
アッシュ系カラーをキレイに見せる方法
では、ここで髪の毛が太くてアッシュ系が染まりにくい人や、今よりもっとアッシュ系のヘアカラーえをキレイに見せたいにオススメのヘアカラーテクニックを伝授いたします！
ダブルカラー
ヘアカラーの色味を最大限に生かすのであれば、ダブルカラーがおすすめです。
例えば絵を描く時も、黒色の画用紙に色を塗るよりも、白い画用紙に色を塗る方が綺麗に色塗りができますよね？
なので、一度ブリーチを行い、髪の毛のベースを明るすると、その上から乗せるヘアカラーが綺麗に入ります。
やってみたいアッシュの彩度や、透明感に合わせて、必要であれば一度ブリーチをしてから、希望のヘアカラーを目指しましょう！
バレイヤージュ
バレイヤージュとは、ヘアカラーの塗り分け技術のひとつです。
「ホウキで掃く」という意味があります。
ブリーチを表面の毛先から順に、ブラシでホウキで掃くようにグラデーションを作っていきます。
≪動画・ハイライトで作るバレイヤージュ全工程≫
このようなカラーリングを施すことで、境目が目立たずに陰影をつけられるので、自然な立体感や動きを表現出来ます。
例えば、バレイヤージュを施した後に、KYOGOKUのチタンシルバーというカラー剤を使用すると、このような仕上がりになります！
ブリーチの回数や、グラデーションの作り方、毛束の太さなどをカスタマイズできるので、様々なカラーの仕上がりが再現できます！
しかし、特殊な技術で、技術者の技量が求められるので、バレイヤージュが得意なお店を見つけて、やってもらいましょう！
カラーシャンプー
もっと手間が無く簡単に、アッシュ系のカラーを楽しみたいなら、カラーシャンプーもオススメです！
染めたことのないバージン毛だと、効果が分かりにくいですが、少しでも染めている髪の毛であれば効果を発揮します！
左の髪の毛の束が、染める前のベースカラーです。
そして、右側がカラーシャンプーを使用した後の仕上がりです。
髪の毛にKYOGOKUprofessionalのブルーパープルシャンプーを付けて、5分放置後に流しただけです。
シャンプーの色は、こんな感じです。
結構色が濃いので、不安になるかもしれません。
しかし、左の毛束でもベースの明るさは、ブリーチを1回した程度の明るさはあるので、アッシュ系のニュアンスにするのであれば、かなり使いやすいシャンプーです！
ブルーの色に加え、黄ぐすみを抑えてくれるパープルも配合されているので、透明感を出すために使うのも効果的です！
まとめ
ひとことでアッシュ系と言っても、色味の幅や、表現方法はとてもたくさんあります。
KYOGOKUでも、人気の高いヘアカラーで、自社開発のカラー剤でも、シルバーやアッシュ系を多く用意しています。
それに加え、カラーシャンプーもお気に入りのヘアカラーを出来るだけ長く楽しんだり、色味を追加して気分を変えたりできるように準備しています！
ご自身の髪質と相談しながら、理想のアッシュカラーを再現してくださいね！
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