「ケラチントリートメントが話題だけど自分に合うのかな…」
「本当に効果があるのかな…」
と購入をためらっている方はいらっしゃいませんか。
結論から言うと、ケラチントリートメントは髪のダメージに即効性があり、髪本来の美しさを取り戻してくれる頼もしい助っ人です。
「市販品は効果が出ない」という方もいらっしゃいますが、最近は改良されてサロン並みの効果が感じられる商品も増えています。
そこで今回は、自宅で手軽にセルフケアができるおすすめの市販品を3つ紹介します。
髪のダメージが酷くならないうちに、早速セルフケアを始めてくださいね。
Contents
ケラチンとは?髪が痛むとどのようにケラチンが失われるのか解説
ケラチンは、髪や爪、皮膚に含まれるタンパク質のことです。
毛髪は「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」の3層で形成され、そのほとんどはタンパク質で構成されています。
参考:毛髪の基本構造|LeBel LABORATORYT
さらに、下記の資料でもわかるとおり成分の約9割がケラチンタンパクなので、「毛髪=ケラチンタンパク」だと言っても過言ではありません。
毛髪の構造・成分・特徴一覧
参考:毛髪の基本構造|LeBel LABORATORYT
では、髪が痛むとなぜケラチンが失われてしまうのでしょうか。
参考:なぜ髪の毛が傷むの? 摩擦、熱、紫外線などの刺激で毛の構造が…|朝日新聞DIGITAL
ケラチンタンパクはアミノ酸が結合したポリペプチドからできており、さらに4種類の結合方法によってつながれています。
ヘアアイロンやブリーチ、パーマなど熱や薬剤などの影響で結合が切れると、最初に髪表面のキューティクルがダメージを受けてめくれあがった状態になります。
さらに、剥がれたキューティクルのすき間から水分やタンパク質が流れ出ることによって内部に空洞ができるので、余分な湿気を吸収しやすくなるといった現象に。
「傷んだ髪は膨らんでうねりやすい」というのは正にそのためです。
また、水分のコントロールが出来なくなった髪は弾力が失われ、パサつきや切れ毛・枝毛が生じ、ハリ・ツヤがなくなるといった状態を引き起こします。
つまり、健康で美しい髪を保つためにはケラチンケアが何より重要と言えるでしょう。
ケラチントリートメントは何がいい?どんな効果が期待できる?
ダメージにより失われたケラチンは放っておいても元には戻りません。髪のダメージを修復するには、髪から流れ出てしまったケラチンを補う必要があります。
ケラチンを補うために効果的なのが「ケラチントリートメント」。
「ケラチントリートメント」を使うことによって、さまざまな効果が期待できます。
- ・髪のハリやコシの回復
- ・うねりやパサつきの改善
- ・くせ毛の改善
- ・髪にハリ・ツヤを出す
- ・加齢による髪の細さの改善
などが主な効果ですが、特徴はなんといっても「即効性と持続力」。
一般的なトリートメントが数日〜数週間程度しか効果が持続しないのに対し、ケラチントリートメントであれば2〜3ヶ月持続すると言われています。
さらに、ケラチントリートメントを使い続けることによって髪本来の強さを取り戻すことができるので、髪質改善も期待できるトリートメントと言えるでしょう。
ケラチン配合トリートメントでヘアケア。髪の毛のダメージを集中補修する人気の市販商品3選
ここからは自宅で手軽にダメージケアができて効果が高い、サロン級のケラチントリートメントを紹介します。
選んだ理由については、「選ぶときのおさえておきたいポイント」で解説していますのであわせてご覧ください。
iFur『HAIR PROTEIN』
参考:iFur『HAIR PROTEIN』|【公式】iFurヘアプロテイン
6種のケラチンと13種のアミノ酸を配合し、分子量の異なるケラチンが髪の内側と外側からケアしてくれる「洗い流す」トリートメントです。
特徴は使い方。シャンプー後、軽く水気を切ったあとに塗布し、そのまま流さず普段使っているトリートメントでコーティング。
数分置いてから洗い流すことでケラチンの効果をより高めようという狙いがあります。
美容成分比率97.9%の商品は少なく、ハイダメージヘアにもおすすめしたいトリートメントです。
ケラチンの種類 | 加水分解ケラチン |
保湿成分 | セリン・リシン・バリン・アルギニン・フェニルアラニン・イソロイシン・アラニン・グリシンなど |
シリコンの有無 | ノンシリコン |
IDEALL『KERAFECT CREAM』
参考:TRIGOODS KERAFFECT CREAM ケラフェクトクリーム
サロントリートメントでも使われている「活性ケラチン」を配合した「洗い流さない」トリートメントです。
シリコンが配合されていますが、シリコンオイルのなかでも安全性が高い「シクロペンタシロキサン」を使用。
シクロペンタシロキサンは従来のシリコンと違い、構造がメッシュ状なので髪や頭皮の皮膚呼吸を妨げません。また、オイルでありながらべとつきがなく使用感がさっぱりしているのが特徴です。
さらにうれしいのが香り。
ノバラ油・オレンジ油・ユーカリ葉油をミックスした優しい香りで、シャンプー後はもちろん朝のスタイリングにもぴったりの商品です。
ケラチンの種類 | 加水分解ケラチン |
保湿成分 | 加水分解コラーゲン・ジラウロイルグルタミン酸リシンNa |
シリコンの有無 | シリコン配合 |
Of cosmetics(オブ・コスメティックス)
トリートメント オブヘア・2
参考:Of cosmetics(オブ・コスメティックス)トリートメント オブヘア・2|Of cosmetics(オブ・コスメティックス)
3種のケラチン、2種のコラーゲン、ヘマチン配合でしっかり毛髪補修。
また甘草エキス、シラカンバ樹皮エキスなどの植物エキスは、抗菌、抗炎症作用、抗アレルギー作用などが期待され、髪だけでなく頭皮の健康にも配慮されています。
さらにこだわっているのが「髪のツヤ」。
キューティクルと同じ屈折率を持つ「セラキュート®-G」という成分を配合することで髪表面に被膜ができ、より自然なツヤを再現してくれます。
使い方のコツは、ダメージの気になる毛先などを中心に3分程置いてから流すこと。流す時は全体的にすすぎ、流し過ぎないようにすることもポイントです。
ケラチンの種類 | 加水分解ケラチン |
保湿成分 | シラカンバ樹皮エキス・ゴマ種子油・黒砂糖エキス・ココイル加水分解コラーゲンK・ポリクオタニウム-51など |
シリコン・添加物の有無 | シリコン配合 |
選ぶときのおさえておきたいポイントは?
ケラチントリートメントを選ぶときは、「ケラチンの種類」「保湿成分」「シリコン・添加物の有無」に注目して選ぶと良いでしょう。
<ケラチンの種類>
トリートメントを選ぶとき、一番最初に見ていただきたいのは「どんなケラチンが含まれているか」です。
ケラチンの種類は大きく分けて3種類。効果が高い順に並べると以下のとおりです。
①活性を残したままの「低分子活性ケラチン」
②加水分解ケラチンにアミノ酸を結合させた「活性ケラチン」
③加水分解ケラチンが含まれているトリートメント
になります。
おすすめは①と②。
①の低分子活性ケラチンは分子が小さいため髪に浸透しやすく、髪の成分と結びつく性質も強いのが特徴。
効果は2〜3ヵ月続くと言われ、即効性と持続力においてはナンバーワンです。
②は、加水分解ケラチンを髪の内部に浸透させたあと、アミノ酸を結合させることにより補修効果と持続性を高めたもの。
低分子活性ケラチンにはかないませんが、ダメージ補修に効果的なのでおすすめです。
ちなみに市販品で多いのが③の「加水分解ケラチンが含まれているトリートメント」。
ダメージによって髪内部にできた空洞に加水分解ケラチンなどを補給し、表面をコーティングすることでケラチンが逃げないようにしています。
髪表面をコーティングするので一時的に手触りは良くなりますが、効果は数日で薄れてしまうので持続力は①や②にかないません。
下記で解説する「保湿成分」や「シリコン・添加物の有無」を成分表で確認しながら、総合的に選ぶと良いでしょう。
<保湿成分>が入っているか
「保湿成分が入っているか」を確認するのも重要なポイントです。
ケラチンでしっかりと髪内部の補修をすると共に、保湿成分を配合することによってしっとりとした保湿感と指通りのなめらかな髪が実現できます。
保湿成分の一例をご紹介します。これらが全てではありませんが、保湿にこだわる商品であれば何らかの保湿成分が入っているはずなので、商品のパッケージで確認してみてくださいね。
<保湿成分の一例>
セラミド | ヒマワリ種子油 | ミツロウ | オウゴンエキス |
シアバター | セリン | ハス花エキス | グリシン |
グルタミン酸 | バリン | 加水分解シルク | アルガンオイル |
スクワラン | マカデミア種子油 | ヒアルロン酸 | ジラウロイルグルタミン酸リシンNa |
<シリコン・添加物の有無>
添加物やシリコンの有無も、おさえておきたい大切なポイントです。
シリコン配合のトリートメントは、キューティクルを整えてくれるので手触りが良くなるというメリットがありますが、使い続けるとシャンプーやお湯で落としきれずに蓄積し、髪がゴワゴワしたりカラーがきれいに出にくいなどのデメリットも。
ノンシリコンであっても保湿成分がしっかり配合されていれば、手触りの良い髪は実現できます。
好みもありますが、将来的に髪本来の美しさを維持するためにはノンシリコンの商品を選んだほうが無難でしょう。
また、添加物は少なければ少ないほど髪や頭皮への刺激は低いので、合成着色料・合成香料・ハラベン(防腐剤)などの有無を確認することも大切です。
セルフケアでケラチントリートメントをするときのメリット・デメリット
ケラチントリートメントの効果を最大限発揮するためには、商品の特徴を理解し正しく使用することが大切です。
ここではセルフケアでケラチントリートメントをするときのメリット・デメリットを解説します。
<メリット>
最大のメリットは「効果の高い施術が時間を気にせず手軽にできること」。
ケラチントリートメントは「くせ毛に強い」「補修力が持続する」などの効果が期待できますが、サロンでしか行えないのであれば、うっかり間隔を空けすぎて効果が薄れてしまった、などと残念なことにもなりかねません。
一般的に4〜5週間間隔があくとケラチンが剥がれてしまうと言われていますが、1週間程度でセルフケアを行えば、ケラチンが剥がれる前にケラチンを定着させることができます。
ダメージが強ければ強いほどキューティクルの回復に時間がかかるので、自宅でセルフケアができるのはうれしいですね。
<デメリット>
ケラチントリートメントを行うタイミングによってはカラーの退色が早まったり、パーマのウェーブが伸びてしまう場合があります。
サロンであれば美容師さんと相談してカラーやパーマの状態を見ながら実施することができますが、セルフケアの場合は使う時期によって影響が大きいのがデメリットです。
カラーやパーマの直前・直後は使用せず、最低でも前後1週間は空けて使用しましょう。
もう一つのデメリットが「臭い」。
「ケラチントリートメントは硫黄のような臭いがするから嫌」という人も多いようですが、そもそもケラチンはタンパク質なのでタンパク質特有の臭いはどうしても避けられません。
ただし最近は、香りの良い精油や自然由来の香料を配合したものも多く、香りに注目して選ぶのも一つの方法です。
ケラチントリートメントをズバリやった方がいい人!
ケラチントリートメントは髪のダメージを修復し健康な髪に導いてくれる優れたアイテムですが、実は効果を感じやすい人と感じにくい人がいるのも事実です。
効果を感じやすいのはズバリ、「髪の毛にダメージがある人」「髪が細くてすぐペタンとしてしまう人」。
一方、効果を感じにくいのは、髪の毛が太くてしっかりしている人や比較的健康な髪の人です。
ケラチントリートメントの性質上、ダメージを受けてスカスカになった髪にケラチンを補充するため、元々しっかりとした髪であれば「髪がさらに硬くなった」と感じることも。
ただし、硬いといっても「ダメージを受けて柔らかさを失った髪」の硬さには有効なので、ダメージコントロール=ケラチンケアであることに間違いはありません。
自宅でもサロン級のケラチンケアを!KYOUGOKU製品でハイクオリティのセルフケア
今回は「ケラチンの種類」「保湿成分」「シリコンや添加物の有無」を基準に、市販のケラチントリートメントを3点紹介しました。
どれも品質にこだわった優秀な商品ですが、すべての基準において最高級のパフォーマンスを実現したのが、SNSでも話題の『KYOGOKU』のヘアケア製品。
『KYOGOKU』のケラチン製品は、「補修効果が高いのにきしまない」「手触りがぜんぜん違う」「ケラチンだとは思えない香り」などの声が絶えません。
なぜそれほど人気なのか。その秘密に迫ってみましょう。
KYOGOKUケラチンブースト+トリートメント (髪質改善パウダー)
(参考:KYOGOKU ケラチンブースト+トリートメント (髪質改善パウダー)3g| KYOGOKU PROFESSIONAL)
最初にご紹介するのがKYOGOKU製品の代名詞とも言える「KYOGOKUケラチンブースト+トリートメント (髪質改善パウダー)」です。
先程紹介した市販品のすべてが「羊毛由来の加水分解ケラチン」を配合しているのに対し、この商品に配合されているのは「人毛由来のケラチンたんぱく」。
「人毛由来のケラチンたんぱく」を配合している商品は他に類を見ません。
◆人毛由来のケラチン100%処方
羊毛ケラチンと人毛ケラチンの違いは、アミノ酸の一つである「シスチン」の量。
シスチンには髪の生成を促進する効果と髪の栄養不良を予防する効果があり、人毛ケラチンのほうが羊毛ケラチンの約2倍のシスチンが含まれています。
KYOGOKU ケラチンブースト+トリートメントは、人毛ケラチンから採取したケラチンたんぱくをパウダー化することにより高い浸透力と即効性を実現しました。
参考:人毛抽出ケラチンで髪の毛が復活する⁉KYOGOKUケラチンブースト+の効果とは?|KYOGOKU PROFESSIONAL
◆16種類のアミノ酸を配合
ケラチンが18種類のアミノ酸の結合によって作られているタンパク質であることを踏まえ、なんと16種類のアミノ酸を配合するという徹底ぶり。
(参考:KYOGOKU ケラチンブースト+トリートメント (髪質改善パウダー)3g| KYOGOKU PROFESSIONAL)
一般的なトリートメントが「外部からダメージを補修する」のに対し、「髪がダメージを受ける前に保護する」という考え方のもと、毛髪の内部から保護し強化することに成功しました。
KYOGOKU製品がダメージヘアに特化した製品であるという証ですね。
◆自宅で簡単にサロンケア
パウダータイプのトリートメントなのでそのまま髪に塗布できますが、手持ちのトリートメントに混ぜて使うこともできるのが最大のメリットです。
使い方のコツは、ケラチンが毛髪内部まで浸透するようにしっかり揉み込みこと。だんだん手触りが良くなるのが実感できるはずです。
またカラー剤やブリーチ剤に混ぜて塗布すると、驚くほど手触りの良い仕上がりになるのでおすすめですよ。
KYOGOKU ケラチントリートメント
(参考:KYOGOKU ケラチントリートメント 髪質改善トリートメント 原液100% 洗い流すトリートメント| KYOGOKU PROFESSIONAL)
「KYOGOKU ケラチントリートメント」は、ダメージ補修に特化したダメージヘア専用のケラチントリートメント。このトリートメントも人毛由来のケラチン100%処方です。
◆希少な低分子活性ケラチン
市販品の多くが加水分解ケラチンを採用しているのに対し、KYOGOKUケラチントリートメントはナノテクノロジーによる独自の抽出法である「低分子活性ケラチン」を採用。
市販品には無いナノスケールのケラチンが、髪の深部まで浸透し圧倒的な補修力を実現しました。
◆ノンシリコンなのにしっとりサラサラ
「KYOGOKU ケラチントリートメント」はノンシリコンですが、まるでシリコンが配合されているかのような手触りを可能にしました。
その秘密は配合成分。
「生ケラチン」「ウールケラチン」「フェザーケラチン」「シリル化ケラチン」の4種類プラス6つの自然由来成分をミックスすることにより、ノンシリコンでもサラサラとした指通りが実感できます。
さらにシアバター、スクワラン、ラノリン、マカデミア種子油などの保湿成分もたっぷり配合されているため、「本当にケラチントリートメント?」と思うほどのしっとり感です。
◆香水のような香り
KYOGOKU ケラチントリートメントの人気の理由は「香水のような香り」。
「シトラスフローラル」「ウッディ」「ムスク」の香りがトップ〜ラストまで3段階に変化し、最高のバスタイムを演出してくれます。
KYOGOKU ブラックダイヤモンド 髪質改善スプレー
(参考:KYOGOKU ブラックダイヤモンド 髪質改善スプレー| KYOGOKU PROFESSIONAL)
最後にご紹介するのは、ケラチンオイルがスプレー状になった「洗い流さないトリートメント」。
SNSでも投稿数が10,000を超えて話題沸騰。
・スプレータイプのオイルみたことない
・カラーが長持ちするし艶感が半端ない
・ツヤが出てボリュームおさえてくれる
など、このスプレーをシュッと一吹きするだけでダメージケアができて、同時に欲しいツヤが手に入るという価値のあるアイテムです。
◆天然由来成分をたっぷり配合
髪に潤いを届ける「アルガンオイル」
保湿効果や消臭効果が期待できる「サトウキビエキス」
発毛促進や脱毛予防に効果的な「センブリエキス」
頭皮を保護する「ビタミンE誘導体」
髪のダメージを改善する「加水分解ケラチン」
などの天然由来成分がギュっと凝縮されているので、髪だけでなく頭皮の痒みを抑えたり、肌荒れ防止などの効果も期待できます。
◆シーンを選ばない
スプレータイプなので、シーンを問わず手軽に使えるのが最大のメリットですが、一番効果的なのはお風呂上がり。
お風呂上りは髪に水分が多く含まれキューティクルが開いているので、ダメージ補修には絶好のタイミングです。
もちろん、翌朝のスタイリング剤としてもOK!出番が多いので1本持っていても損のないアイテムですよ。
まとめ
ネットで「ケラチントリートメントおすすめ」と検索するとさまざまな商品がヒットしますが、ケラチンの種類はさまざまで明確な区別がわかりにくいのも事実です。
予算との兼ね合いもありますが、せっかくなら失敗しない商品選びをしたいですよね。
今回の記事を参考に高品質のケラチントリートメントでセルフケアを実践しながら、パーマやトレンドカラーを思う存分楽しんでください!