紫シャンプーの使い方と具体的な手順を現役美容師が解説!

ムラシャン 使い方

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ヘアカラーの色をきれいに見せたり、長持ちさせたりする際に使用される「ムラシャン」こと紫シャンプー。

実は、このムラシャン、正しく使わないと染まらないだけでなく、色味がくすんでいってしまうことも。

正しく使うからこそ、きれいな髪色を長くキープすることが可能なんです!

現在では、かなり一般化されてきて、ドラッグストアなどでも市販品が販売されていたりします。

今回は、ヘアカラーのキレイさや持続を大きく助けてくれるムラシャンの選び方と使い方、市販品とプロ専売品の違いなどを解説していきます!

目次

ムラシャンの主な効果

ムラシャンの主な効果

ムラシャンと良く呼ばれる、紫シャンプーは「カラーシャンプー」の一種です。

紫の色素がシャンプーに入っており、見た目はかなり濃い色をしています。

この色素が、日本人の髪の毛に多い、黄色っぽさを打ち消してくれる効果があります

そのため、ブリーチした髪や・ベージュ系ヘアカラー、アッシュ系ヘアカラーなどの色持ちを良くし、発色をキレイにしてくれるカラーシャンプーとして使われています。

ムラシャンの使い方と具体的な手順

ムラシャンの効果的な使い方と具体的な手順

紫シャンプーは、通常のシャンプーの仕方では、効果を最大限に発揮することが出来ません。

ここからは、効果的に使うやり方と具体的な手順を紹介します。

ムラシャン前の準備

ムラシャンをいきなりするのではなく、しっかり自薦準備をすることでも効果に違いがでてきます

ロングの人、くせ毛の人は特に念入りに粗目のブラシやくしで髪を梳かしておきましょう。

ショートの場合はこの工程は省いても大丈夫ですが、ブラシでコーミングすることで髪の絡まりが取れ、後のシャンプーがしやすくなります。

さらに髪に付着したゴミや汚れもあらかた取れるので泡立ちもよくなるでしょう。

ムラシャン前の流し

シャンプー前の流しも実は大事です。

濡れらせばいい、というわけではなく、ここでもしっかりと汚れを落していきます

美容室だとシャワーヘッドを頭皮に向けて美容師さんが手でお湯を溜めながら髪をすすぐように流しています。

これは溜めたお湯でしっかりと汚れを落とす意味合いもあります。

セルフで流しをする場合もシャワーヘッドを頭皮に向けてしっかりとあてて髪を流していきましょう。

ムラシャンを泡立てる

ムラシャンをしていく上で一番意をつけるのが泡立てです。

ここで泡立てを怠ると全体に均一に泡がいきわたらないだけでなく、ムラシャンの消費も多くなってしまいます。

泡立てるときは手にムラシャンを適量取り、両手で空気を取り込みながら泡立てていきます。

ある程度泡だったら髪にのせて、ここでも空気と髪とムラシャンを合わせるように泡立てましょう。

髪が長い人は毛先も取り込みながら泡立てるとやりやすいですよ。

髪の水分とムラシャンが良い割合だと細かい密度の泡が立ちやすいです。

泡がすぐにダレる場合は水分が多い可能性があります。

その場合軽く水気を切ってから、ムラシャンを追加して再度泡立てましょう。

逆にムラシャンが濃すぎてネチネチした潰れた泡になってしまうことも。

濃く染めたい場合はそれでもいいですが、普通に使いたい場合は水分を足す、次回からムラシャンの量を減らすなど対処しましょう。

泡パックで放置タイム

髪全体に泡がいきわたったら、そのまま置きます

毛先まで泡はいきわたっていますか?

髪が長い人は毛先を頭上に丸めるように乗せた状態で泡パックすると泡が保ちやすいです。

泡がついていない部分は色味が入りにくいので、ムラになっていないか確認が大切。

置く時間はムラシャンによって違うので、使う前に確認しましょう。

そうすることで、紫の色素がしっかり定着するようになります。

ヘアカラーの色味や明るさ、髪の毛のダメージ度合いや毛髪の太さなどによって、効果の出かたに違いがあります。

ムラシャン後の流し

ムラシャンをしっかり流していきます。

流し方はムラシャン前と同じで、しっかりと流していきましょう。

シャンプーが頭皮に残ったままだと毛穴汚れの原因にもなってしまいます。

泡がなくなるまでながしたらOKです。

トリートメントなど

ムラシャン自体にコンディショニング成分が入っているものは流し後タオルドライでも大丈夫ですが、手触りをよくしたいなら最後にトリートメントをしましょう。

ムラシャンとセットのものがあるなら同じラインナップを使うと◎。

kyogokuではカラーケアトリートメントなどどんな色味のカラーに染めていても色持ちを保ってくれるカラートリートメントもあるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

トリートメントは毛先を中心に、あまり根本につかないようにつけましょう。

最後によくすすいだら完成です。

ムラシャンを効果的に使うポイント

1度のシャンプーで効果が足りないなと感じた時は放置時間の調整や、毎日連続で使用してみるなど、工夫が必要です。

ムラシャンによっても色味の加減や濃度が異なるので、使いながら良い塩梅に調整していきましょう。

スタイリング剤をつけている場合

ワックスやスプレーなどのスタイリング剤をつけている場合は、ムラシャン前に普通のシャンプーをして落しましょう。

スタイリング剤がついたままムラシャンをしても泡立ちが悪く、ムラシャンでは強い汚れを落とすことが難しいため洗い残しになってしまいます。

ムラシャンの前に軽く普通のシャンプーで流しておくことで、ムラシャンをスムーズにできます。

間違ってもムラシャン後に普通のシャンプーをしないようにしましょう!

ムラシャンの放置時間について

ムラシャンの放置時間は、メーカーごとに異なります。

例えばkyogokuのブルーパープルカラーシャンプーは泡立て後1分放置でOKです。

一般的には5~10分程度放置を推奨しているメーカーが多いように感じますが、どれくらい色味が入るかわからないうちは推奨タイムを守るといいでしょう。

色味を濃く入れたいときは少し長めにおくなど放置時間で好みの色味にもっていけます。

ムラシャンを使う頻度はどれくらい?

ムラシャンを使う頻度はどれくらい?

ムラシャンを正しく使うには使いはじめるタイミングと頻度も大事です。

どんなムラシャンを使うか、自分のキープしたい髪色のトーンによっても変わるので難しい場合は担当の美容師さんにアドバイスをもらうのもおすすめです。

使い始めるタイミング

使いはじめるタイミングは「カラーの色落ちが気になりだしたら」というのが一般的に言われているタイミングです。

ですが色落ちが気になるということは、既に落ちてしまっているということ。

ですので、できるなら気になる前から使いはじめるほうが長く髪色を保てるでしょう。

ただし、ムラシャンによっては濃く色味が入り過ぎて、褪色前に使うと濁ったり沈んでみえたりしてしまうものもあります。

褪色前に使うときは放置タイムを取り過ぎず、軽く色味を補えるような工夫をするといいでしょう。

ハイトーンになればなるほど褪色しやすいので、使うタイミングは早まります。

使用頻度

ムラシャンによって使う頻度も変わってきます。

色味が濃いメーカーのものは3日に1回を推奨していることも。

その理由は、毎日使うと色味が入り過ぎてカラーが濁ってしまう可能性があるからです。

毎日ではない場合、ムラシャンと通常のシャンプーを交互に使う感じになるので、ときには「今日はどっちだっただろう」と悩む日もあるかもしれません。

kyogokuのブルーパープルカラーシャンプーは毎日使っても大丈夫なように調合しています。

何も考えずに日々カラーケアできるのはありがたいですよね。

使用頻度はメーカーごとに違うので、購入前にチェックしておきましょう。

ムラシャン市販品とプロ専売品の違い

黒 染め シャンプー

ハイトーンカラーの需要が増加したことに伴って、紫シャンプーの需要もかなり増えてきました。

今では、ドラッグストアやネットショップなどにも、たくさんのメーカーから紫シャンプーが発売されています。

大きく分けると、ドラッグストアなどで買える市販品と、美容室などでしか買えないプロ専売品は、何が違うのでしょう?

大きく分けて2つのポイントがありますので、解説していきます。

色の処方が違う

ナチュラルアッシュ

1つの大きな違いとして、色の処方があります。

市販品は、「どんな人でも使えるように」というポイントに重点を置いて開発されます。

そのため、シンプルな色の処方となるため、価格は比較的お求めやすい設定になっていますが、濃い色を探している方や、色味のこだわりがある方には、少し物足りなさを感じてしまう可能性がります。

その点プロ専売品は、色味にこだわったものが多いのが特徴です。

例えば、紫色に追加してアッシュの色味を追加できるものがあったりしますので、1つのシャンプーで2つの色味の効果を得られるメリットがあったりします。

KYOGOKUのカラーシャンプーにも、ブルーパープルシャンプーがあります。

KYOGOKUのカラーシャンプーにも、ブルーパープルシャンプーがあります。

このシャンプーを使用することで、髪の毛の黄ばみを抑えながら、アッシュの色味を追加し、ヘアカラーをキレイにすることが出来ます。

ミニマリズム処方という方法で作られ、調整剤を最小限にしているので、カラーシャンプーの効果を最大限に引き出すように工夫されています。

カラーシャンプー

洗浄成分が違う

ムラシャン プロ

2つ目は、洗浄成分の違いです。

せっかくカラーシャンプーで色味を追加できても、洗浄成分が強すぎたりすると、髪の毛に負担をかけてしまいます。

紫シャンプーが流行りはじめの頃は、海外から輸入されたものが多かったのですが、髪がギシギシになるという口コミも多く、「カラーシャンプー=痛む」といったイメージをもたれる方も多かったようです。

KYOGOKUの紫シャンプーには、日本製で、ベビーシャンプーでも使用される低刺激の洗浄成分を採用しています。

カラーシャンプーでも、きれいな洗い上がりになるように設計されていますので、そのあたりがプロ専売品の、良いポイントの1つです。

ムラシャンの選び方のポイント

紫シャンプーを選ぶコツはいくつかありますが、1番は「口コミ」を見ることです。

価格が高いから良いとは限りません。

ものによっては、色が入りづらくなっていたり、効果が出にくいものもあります。

例えば、ハイトーンで紫の色味もしっかり発色させたいときは、口コミ欄で「色がすごく入る」などの書き込みがあるものが良いでしょう。

求める効果によっても、自分に合った紫シャンプーは変わってきますので、購入する前には、その商品の口コミは必ず確認するようにしましょう!

KYOGOKUのカラーシャンプーにも、使用した方のレビューがたくさん投稿されています。

KYOGOKUカラーシャンプーレビュー レビュー抜粋↓

上品で高級感のある香りが⭕️

私はブルーパープルのカラーシャンプーを使いましたが、一番はじめに感じたのは香りの良さです!
手に出しただけでとても良い香りが広がってびっくりしました!
そのあとは泡立ちの良さです。髪全体にムラなく行き渡って、放置している間も泡が持続して、素人の私でも全体的に綺麗に黄ばみを飛ばすことができました!
また、ただ黄ばみを飛ばすだけのムラシャンと違いブルーパープルというだけあってしっかりアッシュ味のある髪になってとてもよかったです!!!

ほかにもいろんな意見があるので、確認してみてください!

まとめ

自分に合ったものを、上手に使うことができれば、ヘアカラーの可能性を最大限に引き出してくれる、紫シャンプー。

ハイトーンのヘアカラーはもちろん、多くのヘアカラーに使用することが出来るので、1度試してみてもらえればと思います。

また、KYOGOKUの公式LINE@をご登録いただくと、プレゼント企画などのお得な情報をお届けします‼

少しでも気になった方は、お気軽にご登録くださいね♪

この記事を書いた人
井尾充将
井尾 充将
  • 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
  • 美容学校の技術講師
  • 2年連続ホットペッパービューティー
     人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。
美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。
現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。
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