縮毛矯正してたらブリーチできない?ダメージヘアを避ける方法

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縮毛矯正もブリーチもどちらもしたい・・・けど髪が傷みそうだし、もしかしたら断られる?

祝王矯正もブリーチも髪にとっては大きな負担となる施術。

ですが両方の施術ができる場合もあるんです。

この記事でわかる事

縮毛矯正とブリーチができる髪とは?
縮毛矯正とブリーチを両方するための注意点
失敗しないための施術方法

目次

縮毛矯正してたらブリーチはできない?

縮毛矯正してたらブリーチはできない?

まず、はじめに知っていて欲しいのが、縮毛矯正とブリーチは美容室のメニューの中でもっとも髪に負担がかかる施術だということです。

どちらもとても薬剤が強いので1つの施術でもかなり繊細な作業が必要になります。

それをふまえた上で、両方できるのかみていきましょう。

ダメージ度合いによる

縮毛矯正をした時点で髪に体力が残っていない場合はブリーチをすることができません。

縮毛矯正をかけるとクセが落ち着きまとまりやすくなるため、一見傷んでいないように思えます。

ですが、施術の中で結合を切って再結合したりと、かなりハードなことをしているのでしっかり髪にダメージは蓄積されているのです。

特に毛先はダメージが蓄積していることが多いのでカットしなければいけないこともあります。

逆に、毛先だけダメージが気になる場合は毛先のみカットすればブリーチができることも。

自分ではダメージ具合がよくわからない事が多いため、美容師に相談して判断してもらうことが大切です。

基本的には断られる

縮毛矯正もブリーチも美容室の施術のダメージでいえば最大級です。

もし両方したいとしたら、どちらかと言ったらブリーチをしてから縮毛矯正をするのが理想。

両方するには、髪が耐えられないことがほとんどなのです。

リスクが高すぎるため、基本的には断られると思っていいでしょう。

過度なダメージを負うと、せっかく真っすぐになった髪はボワボワになります。

ゴムのように伸びたり、ブヨブヨになって縮れてしまったり、例えブリーチで明るい色になれたとしても質感が著しく損なわれると毎日ストレスになってしまいますよね。

中にはブリーチも縮毛矯正も両方できます!という得意としているサロンもあるので、一度相談してみるのもいいでしょう。

ダメージを避けるための施術方法

ダメージを避けるための施術方法

ブリーチをしてから縮毛矯正をする

ブリーチは薬の強さがほとんど変えられないのに比べ、縮毛矯正は1剤の強さが設定できます

縮毛矯正の薬はメーカーによって様々ですが、例えばハード・ミディアム・ナチュラルと3種類あるとします。

ブリーチをしていない髪を縮毛矯正するにはハードの1剤を使って施術をして、その後ブリーチを行うことになりますが、先にブリーチをしておくと現状のダメージに合わせてミディアムやナチュラルを選べるので、その分髪への負担は減らせます。

  • 縮毛矯正ハード(ダメージレベル大)→ブリーチ(ダメージレベル大)・・・ダメージ大+ダメージ大
  • ブリーチ(ダメージレベル大)→縮毛矯正ナチュラル(ダメージレベル小)・・・ダメージ大+ダメージ小

先に縮毛矯正をかける場合、弱い薬剤を選ぶとクセが伸びないこともあるためどうしても強い薬剤を使うことになります。

したがって、ダメージは大と大でもっとも髪に負担がかかることに・・・

ブリーチを先にした場合、ベースの髪が弱っているので強い薬を使わなくてもクセが伸びることもあります

クセによってはハードを短時間で施術することも・・・

それでも髪の体力が残っていなければかけられないこともあるので、担当美容師に見極めてもらいましょう。

1〜2週間は時間をおいた方が良い

ブリーチも縮毛矯正も髪にとっては大手術。

短期間で大手術を繰り返すのはその分髪にとっても負担が大きいのです。

ブリーチも縮毛矯正も、髪のpHを大きく動かす施術なので、施術したばかりだとまだ髪のpHが完全に戻り切れておらず不安定になっています。

ですので、施術してすぐするのではなく、髪のpHが落ち着いてから施術するほうがリスクが少ないでしょう。

髪の等電点(健康的な髪のpH)は4.5~5.5。

pHがアルカリに傾くとキューティクルが膨潤し、髪内部に薬剤が入りやすくなります。

ブリーチでは髪の内部の色素を分解、縮毛矯正では髪内部の結合を切ります。

縮毛矯正は最後に2剤を塗布することにより、もとの弱酸性に戻します

ブリーチではその後の毎日のシャンプーやトリートメントによって、少しずつもとのpHに戻っていきます

どちらもすぐには完全にもどることは難しいので、できたら1~2週間おけば安心です。

ダメージの少ない薬剤を使う

どちらの施術もケラチンやCMCなど毛髪補修剤をしっかり入れ込んで施術するといいでしょう。

最近ではケアブリーチというものも流行ってきました。

KYOGOKUのダイヤモンドブリーチも髪に負担を極力少なくする目的で使用され、10回以上ブリーチをくり返してもまだヘアカラーを楽しめる、そんな人も少なくはありません。

縮毛矯正は1剤が髪をアルカリに傾けて結合を切っていくのですが、この1剤のの選定が大事です。

くせの強さやダメージ具合で塗り分け、置き時間を変える必要があります。

ダメージが怖いからといって優しすぎる薬を使ったり、置き時間を短くしすぎると、今度はクセが伸びないので見極めが重要です。

どちらの施術にもおすすめなのが、髪のたんぱく質を補給してくれるアイテム。

ケラチンブースト

KYOGOKUのケラチンブーストは薬剤に混ぜたり、直接揉みこんだりして使えるので、大きなダメージを伴う施術にはぴったりです。

縮毛矯正とブリーチを同時に行う際の注意点

髪へのダメージが大きい

300文字程度で書いてください。

縮毛矯正とブリーチを同時に行うと、1つの施術をして髪のpHが安定しないまま次の施術になるので、さらにダメージは進みます。

時間を置くと弱酸性に近づいていた髪でも、まだアルカリに傾いている状態からスタートになるので、よりアルカリに傾きやすくその分キューティクルが開いてしまいます。

そうなると、内部の栄養や色味が流出しやすくなってしまうので、施術後のケアがとても大変です。

それでも両方一緒にやりたい場合は、とにかくケアをしながらするしかありませんが、リスクが高いことを知っておくといいでしょう。

想像してた色が入らないことがある

アルカリに傾いた髪はキューティクルが開いた状態です。

そのため、施術後すぐに色がとれやすくなります。

そのため、想像していた色を実現したとしてもびっくりするくらいすぐに色が変わってしまうこともありえるのです。

ブリーチをして縮毛矯正の2剤で色味を入れていく方法も中にはありますが、同時に行うことは難易度がすごく高いため希望の色味にならない場合があることを知っておきましょう。

毛先が縮れる場合がある

特にダメージが大きいのが毛先です。

髪のダメージはケアすればなんとかなりそうに思えますが、実は髪は細胞が死んだ状態なので一度傷むと元には戻りません。

特に毛先は長い間ダメージを蓄積しているので、耐えられなくなると髪の状態が変わります

  • 細かく波打ったように縮れる
  • 色が極端に明るくなる
  • ゴムのように伸びる
  • 濡れたときにペタっとした質感になる

こんな状態になると、どうしようもありません。

美容室で毛先をカットしてもらい、ホームケアで髪の毛の内部補修をおすすめします。

縮毛矯正とブリーチが同時にできるかについてのまとめ

縮毛矯正とブリーチは同時に施術はできますが、リスクが大きいというのは覚えておきましょう

髪の状態によっては断られる場合もあります。

もし、両方をやっていきたいなら、

  • できたらブリーチから行う
  • 髪のダメージに合わせた薬剤選定をする
  • ケア剤を取り入れる
  • 施術後1~2週間あけて施術する

ことが大切です。

この記事を書いた人
井尾充将
井尾 充将
  • 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
  • 美容学校の技術講師
  • 2年連続ホットペッパービューティー
     人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。
美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。
現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。
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