美容師のアシスタント・見習いの 仕事内容は？

見習い・アシスタントの美容師とは？

美容室で働く美容師には様々な役割があり呼び方が異なります。
その中でも比較的経験年数の浅い美容師は、見習いやアシスタントと呼ばれています。
この「見習い」や「アシスタント」については明確な定義はなく、美容室によって考え方が異なります。
多くの場合は、お客様のカットなどはまだできないのでスタイリストのサポートをメインに動く役割を担います。
その見習い・アシスタント期間に経験を積んで、スタイリストへステップアップするという流れが一般的です。

見習いとアシスタントの違い

見習いとアシスタントはほとんど同じ使われ方をしますが、明確な違いも無ければ、それぞれに大きな違いもありません。
美容室によっては、美容師免許をまだ取得していない実習生＝見習い、美容師免許を持っている＝アシスタントと使い分けている場合もあります。
また、見習い・アシスタントのどちらも、お客さまの髪に何らかの施術を行う場合には、美容師免許が必須です。
通信課程の美容学生の実習などで働いている場合は、受付や会計・施術に使う道具の準備・店内の掃除などをメインの仕事として担当します。

見習い・アシスタントの美容師として働くには

一人前の美容師になる為には、見習い期間やアシスタント期間を通常こなすこなすことになります。
そして美容師として働くには、美容師免許の取得を目指す必要があります。
見習い・アシスタントの美容師の求人は、美容室のホームページや求人情報サイトなどを調べるとたくさん掲載されています。
勤務条件や、スタイリストまでの下積み期間長さなどの違いがありますので、求人の内容をしっかりと確認して応募するようにしましょう。

見習い・アシスタントの美容師の苦労

長時間職場に拘束される

美容師というと、華やかなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、技術や知識が評価されるため、その習得に多くの時間を費やします。
その練習も日中には行わず、営業終了後に夜遅くまで残って練習する美容室も多くあります。
休みも業界的には大分改善されてきましたが、それでもまだまだ他業種に比べると休暇日数は少ないのが実情です。

身体のトラブル

見習いやアシスタントの方がまず最初に練習するのがシャンプーです。
1日に何人ものお客様のシャンプーを担当することになり、肌の弱い人はもちろん、そうでない人であっても手の油分が奪われてしまい手荒れを起こしてしまいます。
また、ほとんどの作業を立ちっぱなしで行うため、腰痛などの職業病にかかってしまう人も少なくありません。

給料が安い

美容師は給料が安いというイメージをもたれることが多いのですが、一般的にはこの見習いやアシスタント期間の給料が特に安いことが多いです。
全国平均で美容師の初任給は16～17万円程度で、大卒の初任給20万程度と比べても低いことが分かります。
スタイリストとして、自分でお客様を担当できるようになってからの歩合給が発生するまでは、給料面で厳しい場合があることが多いようです。

コミュニケーション能力不足

アシスタントはどうしても、スタイリストのサポートに回るので、お客様としっかりとコミュニケーションを取ることが難しい場合があります。
しかし、美容師にとってコミュニケーション能力やトークスキルなどは必須の能力です。
スタイリストになれば、より一層自分を打っていかなければならないので、営業中とは別にスキルをみがいていく必要が出てきます。

いち早くスタイリストになるには？

美容師にあこがれた方のほとんどは、見習いやアシスタントの仕事ではなく、スタイリストの仕事にあこがれを持って目指しているはず。
出来れば、いち早く下積み期間をクリアしてスタイリストとして活躍したいですよね？

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