美容室で可愛い髪色に染めた後、できるだけ長持ちさせたいですよね。
染めた色の成分は、実は濡らしただけで髪から流れ出ていきます。
一番良いのは髪を洗わない事なんですが、そんなことは現実的に無理なので、できるだけカラーを落とさないようにケアできるシャンプーと、色味を長持ちさせる方法をいくつかご紹介していきます。
この記事は
- サロンで染めたヘアカラーを長持ちさせたい
- カラーシャンプーの選び方が知りたい
- 美容師のおすすめのカラーシャンプーが欲しい
という人におすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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Contents
おすすめのカラーケアシャンプー
色味を長持ちさせる方法で 一番確実なのは、髪から流れ出た分の色を毎回補う方法。
KYOUGOKU カラーシャンプーは、寒色系、暖色系、ベージュ系、の3色展開なので、ほとんどのカラーの後に対応しています。
ベージュ系の方の場合は、ブロンドにピンクパープルを混ぜて使ってみるのもおすすめです。
髪の黄色みやオレンジっぽさを飛ばしてくれるので、軽やかで柔らかい質感のベージュを作ってくれますよ。
カラー後シャンプーで色落ちする理由
はじめにカラー後にシャンプーで色落ちしてしまう原因をみていきましょう。
- 髪が濡れると、キューティクルが開くから
髪の毛は、魚の鱗のようなキューティクルで覆われています。
キューティクルは髪が乾いているときは閉じているんですが、髪が濡れて中が膨張してくるとだんだんと開きます。
まるでドアの扉を開けた時のように、そこから少しずつ髪の中身が流れ出ていってしまいます。
カラーの色素は元々の髪の毛の成分ではなく後から入れたものなので、より流れ出ていきやすいのです。
- シャンプーの中に入っている洗浄成分
洗浄成分にはいろいろな種類がありますが、泡立ちが良いものは洗浄力が強いですし、髪に優しいものは泡立ちが弱く汚れ落ちがあまり良くないのです。
ほとんどのシャンプーは、数種類の洗浄成分を組み合わせて使用しています。
成分表示には基本的に、成分表示の書いてある順に多く配合されています。
なので、どれが入ってるから良いとか、〇〇系だから良いとか、一言では説明しきれないものなのです。
しかしどの洗浄成分にも言えるのは、界面活性剤が入っているということ。
シャンプーの過程で、髪の中の脂やタンパク質と一緒にカラーの色が落ちてしまうのは、ある程度は仕方がないことなんです。
- 洗う時の摩擦
髪を洗う時をイメージしてもらえるとわかると思いますがシャンプーするときに髪を濡らすと、キューティクルが開き、界面活性剤(洗浄成分)でカラーの色素が流れ出ていきやすい状態になります。
その状態でゴシゴシすると、汚れと一緒に色も揉み出されて出ていってしまいますよね。
最初に泡立ててから、髪に載せるとやりやすいですよ。
- シャワーの温度
熱いお湯は、脂を流し過ぎてしまいます。
さらに頭皮の皮脂も過剰に流れ出ていくし、髪も乾燥します。
- タオルドライの時の摩擦
そこで、タオルドライをする際にはタオルと地肌の間に空気を含ませるように、ポンポンと指でタップするように軽いタッチで地肌の水分を吸わせます。
その後毛先をタオルで挟んでポンポンポンと、水気をとっていきましょう。
きちんと水気を取れていればドライヤーの時間も短くて済みます。
乾かす時間が短い方が髪に負担が少ないのです。
- ドライヤーの熱
キューティクルをなるべく早く閉じるために、髪はすぐ乾かしましょう!
ドライヤーをせずに自然乾燥をしていると、水分でやわらかくなったキューティクルが摩擦によってダメージを受けやすいので、必ずした方が良いです。
さらに繰り返し熱によるダメージを与えていると、カラーの色落ちだけでなく髪質が硬くなってしまいます。
ドライヤーを離して当ててもらえば温度は下がるので、手で持てる範囲で離して使いましょう。
最近の高級ドライヤーは温度が低めで、風量強め、速乾性の高いものが多いので、ドライヤーにこだわってみるのも良いかもしれません。
ドライヤーの最後に冷風でキューティクルを閉めてあげるのもポイントです。
色落ちしやすいシャンプー 市販
市販のシャンプーは、主成分に「高級アルコール系」のものを使っているものが多いです。
これはコストが低く、泡立ちが良く洗浄力高め、洗った時の爽快感があり、使用感も良いのが特徴です。
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naと言ったものがその成分なのですが、その強めの洗浄力ゆえにカラーの色素や、髪の内容成分も落としてしまう力が強いというデメリットもあります。
lux 色落ちしやすい
市販のシャンプーが色落ちしやすいのはなぜでしょう?
例えば、Luxの成分表示を見てみましょう。
ラックス スーパーリッチシャイン ストレートビューティー うねりケアシャンプーの成分
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、加水分解ヒアルロン酸、ホホバ種子油、ヒアルロン酸Na、加水分解ケラチン、ヒドロキシプロピルトリモニウム、アルギニン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、クエン酸、EDTA-2Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、アルギニン、ポリグオタニウム-10、水酸化Na、水酸化Na、酢酸トコフェロール、PPG-7、クエン酸、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
luxは10種類以上のラインが出ているのですが、全てのシャンプーの水の次に来ているのがラウレス硫酸Naでした。
なので、強めの洗浄作用があるということがわかります。
もちろん保湿成分や、コカミドプロピルベタインという優しい洗浄成分も入っていますが、あくまでも強すぎるラウレス硫酸Naをマイルドにする補助的な役割です。
一度全てを落とし切って、後からケアするという考え方なのかもしれませんが、
そもそもカラーの色味まで落としてしまったら、手触りは良くなったとしても退色は避けられません。
色落ちしないシャンプー 美容院
美容院のシャンプーは元々の原材料から、髪質やカラーケアにこだわって作られたものを使っていますし、基本的に何を使っても間違いはないと思います。
ご自分の担当の美容師さんに聞いてみて、おすすめされたもので大丈夫でしょう。
今日は有名なシャンプーをいくつかご紹介したいと思います。
- ESTANDARD
香りが外国の化粧品みたいな香りで上品です。
ボトルのデザインはガラスっぽい見た目ですが、実際はプラスチックなので落としても割れにくいのが特徴です。
- ホーユー プロマスター カラーケア
サロン専売品の中では、結構洗い上がりがさっぱりめのシャンプーだと思います。
スタイリング剤をたくさんつける方や、サラサラな仕上がりが好きな方におすすめ。
- ミルボン オージュア
取扱サロンが多いイメージのミルボン。
比較的手に入りやすのではないのでしょうか。
ミルボンの中にもブランドがたくさんある中で、特にオススメなのは、オージュア。
泡立ちもよく、香りも日本人好みでそこまで強くは残りません。
- COTA アイケア
関西系のサロンの方が取扱が多いイメージ。
一度使うと長くファンになる方が多いです。
根元はふんわり、毛先はしっとりまとまる絶妙なバランスです。
1、3、5、まではシルク系の洗浄成分がメインなのでさらっと洗い上がり、7、9、はコラーゲン系のシャンプーなのでしっとりとした洗い上がりになります。
美容師おすすめ カラーケアシャンプー
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サロンケア用シャンプーを使っても、色落ちしてしまったという方にはカラーシャンプーをおすすめします。
KYOGOKUから―シャンプーは成分の中でも一番配合量の多い、「水」にこだわったカラーシャンプーです。
医療機関でも使われている、微量の不純物も除去したパイロジェンフリー超純水というものを使用。
これを使うお陰で綺麗な発色と美容液のような手触りを実現しています。
また、寒色系、暖色系の両方の色味にパープルが配合されていて、どうしても出てきやすい黄色みを抑えます。
それによって綺麗な色味の出る仕上がりに。
1つでシャンプー、カラーケア、コンディショナー、毛髪ケア、地肌ケア、頭皮ケアまでできるのでコスパも良いですね。
クチコミはこんな感じです。
ブルーパープルめちゃくちゃいい、リピートしてますが使いやすさや仕上がりの良さは本当にナンバーワンです。
手触り、仕上がり大満足です^ ^
ブルーパープルシャンプーめちゃくちゃいいです!他のカラーシャンプーと比べてシャンプー上がりの手触りが良く感動しました!
アトピー体質のため、グリチルリチン酸を使っていない日用品をつかってます。市場のほとんどのシャンプーには入っているその成分が、このカラーシャンプーには入っていないのでとてもありがたいです!
など、良いご意見多数です。
色落ちしないシャンプー ドンキ
今まで、市販のシャンプーは色落ちするという人にサロン専売品をオススメします!
と書いてきたのですが、ドンキホーテで買えるサロン専売品もあるんですね。
それも含めた上で、ドンキホーテにあるシャンプーの中からご紹介したいと思います。
- ルベル イオ クレンジング リラックスメント
ローズ系のいい香りが程よく残ります。
洗浄成分も全部優しいけど泡立ちも良く、さらっとした仕上がり。
- スロウ シャンプー エアリー
カラーに特化したメーカーなので、カラーケアに特化してるシャンプーです。
ハーブ系の香りがメインで甘過ぎない大人女性向けの香りです。
ボトルがユニセックスな感じでおしゃれです。
- デミ コスメティクス ミレアム シャンプー
昔からある、サロン専売品シャンプー。
サロン専売品の中では比較的コスパが良く、洗浄成分もシンプルながら優しいのが特徴。
家族みんなで使うのにもおすすめできるシャンプーです。
- フィヨーレ(FIOLE) フィヨーレ Fプロテクト ヘアシャンプー ベーシック
柑橘系で万人に受ける香りだと思います。
マイルドな洗浄成分で、カラーケア用の「ゼイン」という成分も入っています。
こちらも結構ロングセラーの商品なので、ファンも多いのではないでしょうか。
以上4点、ご紹介させて頂いたのですが、一応サロン専売品と言うことなので、どこのドンキホーテにも必ず売っているかは確認できません。
なので、もし見つけられてご購入を迷った時などに参考にして頂けると嬉しいです。
色落ちしないシャンプー パンテーン
パンテーンのカラーシャイン シャンプーは「カラーの色持ちに特化したシャンプー」として最近、広告をよく見かけます。
成分表示を見てみると、市販のシャンプーによく配合されている、「ラウリル硫酸NAやラウレス硫酸Na」が使われていなくて、「ラウラミドプロピルベタイン」を洗浄の主成分に、「ココイルイセチオン酸Na」と「ラウロイルサルコシンNa」を洗浄の補助成分に配合しています。
ですので、市販の他のシャンプーよりも洗浄力がマイルドで色持ちが良い、ということだと思います。
確かにそうなんですが、
欲を言えばカラーケアに特化した成分(例えばヘマチン・クエン酸・リンゴ酸・モモ葉エキスなどは、カラー後の髪に残った薬剤を除去し、退色を防いでくれる。)がもう少し入っていると良かったかな
とも思うのでおすすめできるかと言われれば、なんとも言えないという感じです。
ただ、今までブリーチをした事のない、明る過ぎないカラーの方には、市販のシャンプーの中では、比較的悪くない商品と思います。
以上、カラーケアのシャンプーの選び方、いくつか上げさせて頂きました。
まずはカラーの色味が落ちないようなシャンプーを使って頂き、染めた色を保つようにすること。
ただしどんなに頑張っても色が落ちてしまうのはしょうがない事なので、カラーシャンプーをご自身の髪の状態を見ながらうまく活用して、ぜひ素敵な髪色を長く楽しんでください。
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- スピードマツエクのディプロマ取得
- SABFAのメイク講習で検定ディプロマ取得
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