美容師が教えるヘアカラーの色選び|自分に似合う髪色とは?

トーンについて|理想的な髪色とヘアカラーをオーダーする時の基礎知識

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ヘアカラーをするとき「何色にしようかな」と考えるけど、どうやって決めたらいいか悩んでしまいますよね。

自分に似合う色にしたいけど、正解がわからない。そんな人も多いかと思います。

今回はそんなヘアカラーの色選びを美容師目線で解説していきます。

この記事でわかる事

似合うヘアカラーの選び方
美容師に任せてもいい?
人気のヘアカラー

目次

ヘアカラーの色選び

はじめに、ヘアカラーを自分で決めるとしたらどんな基準で考えるのかを紹介していきます。

トレンドから選ぶ

トレンドから選ぶ

日々変わっていくトレンド。

雑誌やテレビで今のトレンドもよく発信されています。

流行を取り入れることでこなれ感のあるスタイルになったり、いつもとは違う雰囲気を楽しむことができたり、いろいろなヘアカラーを楽しみたい人にはぴったりです。

ただし、シーズン毎にトレンドは変化していくので、トレンドを追い求めすぎると次のトレンドがでたらすぐ変えないといけないことになってしまいます。

近い色味であれば自然に変化させることもできますが、対局のカラーが次のトレンドの場合は髪への負担も大きくなることも

ですので、トレンドを取り入れるといっても長期的なプランを立てて管理していくことが大切です。

ファッションから選ぶ

ファッションから選ぶ

髪型を大きく変えた時、今まで着ていた服が似合わなくなったってことはありませんか??

髪型もファッションの一部!自分のファッションに合わないとやはり満足度は落ちてしまいますから、普段の服装に合っているのか?もしくは、これからどんな服装にしていきたいのかなどを考えてから髪型を探していくのもありです!

ちなみに、美容院にいくときに自分のお気に入りの格好や普段の雰囲気がわかるような格好をしていくと、美容師側はとてもわかりやすくなります!

職業などのライフスタイルから選ぶ

職業などのライフスタイルから選ぶ

職業によっては明るく出来ないこともありますよね。

その場合はできる範囲のヘアカラーの中から選ぶことになります。

明るさを表すトーンで決まっている場合もあるので、規定を確認が必要です。

トーンが同じでも暖色系と寒色系で見えかたが異なるのでそこも注意しておきましょう。

寒色系にすると、室内では暗く感じますが自然光にあたると透明感のある明るい色に見え方が変わります。

暖色系は少し明るく見える場合もあるので、色味も規定に反していないか確認してからヘアカラーしてくださいね。

自分に似合うヘアカラーの色選び

肌の色

自分に似合う色、パーソナルカラーに基づいてヘアカラーを決めるのもおすすめです。

もともとの肌の色がイエローベースかブルーベースかによっても似合う色が変わります。

イエローベースの肌

  • 日焼けしたときに赤くならずにすぐ焼ける
  • 腕の内側の見える血管が緑っぽく見える
  • 手のひらが黄色やオレンジっぽく見える

これらが多く当てはまる人はイエローベースの肌になります。

ブルーベースの肌

  • 日焼けしたときにすぐに赤くなる
  • 腕の内側の見える血管が青っぽく見える
  • 手のひらがピンクっぽく見える

これらが多く当てはまる人はブルーベースの肌になります。

ヘアカラーは顔の肌と隣り合わせになる部分なので、あまりに肌の色とは合わないものを選ぶと浮いてしまうのです。

瞳の色

染めたのに何だかしっくりこない…もしかしたら瞳の色とあっていないのかもしれません。

瞳の色は濃褐色・淡褐色・緑色・青色・灰色など様々です。

さらに、カラーコンタクトで気軽に色を変化させられるので、普段使っているカラーコンタクトの色味に合わせるのも◎。

日常的にカラーコンタクトをしている人は美容室で染めるときも着用していくとイメージが伝わりやすいです。

メイク

メイクによってヘアカラーを決めるというよりは、ヘアカラーに合わせたメイクの色味を選ぶと馴染みやすいでしょう。

もちろん、普段絶対に使いたいカラーがあるなら、その色味によってヘアカラーを見つけるのも◎。

ヘアカラーとメイクはトータルバランスを意識することで全体の雰囲気がまとまります。

アクセサリー

ゴールド系、シルバー系、普段どちらのアクセサリーを使うことが多いでしょうか?

シックなモノクロ系やカラフルなポップ系などヘアアクセサリーは様々です。

どちらかというと髪色に合わせたアクセサリーを選ぶほうがわかりやすいですが、特別な日などに絶対に使いたいアクセサリーがあるのなら、それに合わせて髪色を考えるのもいいですよ。

カラーを決めないで美容室に行った時

美容師に相談する

毎月何十人もヘアカラーを変える人を見ている美容師さんだからこそ、ヘアカラーについてのいろいろな知識を持っています。

暖色系が好き、寒色系が好き、それだけの情報で素敵なヘアカラーを提供してくれる美容師も多いので、考えるのが苦手な人は相談すると自分では思いつかない素敵なカラーになれるかもしれません

似合う色にしてくださいと言ったらどうなる?

似合う色=パーソナルカラーに基づいた色味を提案するだけでなく、ファッションのテイストやメイクからも好みの傾向が読めるので、トータルバランスを考えた上であなたにぴったりなヘアカラーの提案をしてくれます。

美容師にお任せするといっても、染める前に必ずどんな仕上がりにするのかを確認してくれるので一度聞いてみると新たな発見につながるかもしれません。

カラーを決めないで美容室にいくのは少しハードルが高く感じるかもしれませんが、信頼できる美容師にお任せするのも◎。

美容師側も完全におまかせされると嬉しいものですよ。

人気のヘアカラー

それでもどの色にしていいか悩む、そんな人は人気のヘアカラーから選んでみてはどうでしょうか?

グレージュ

グレージュ

グレージュは名前の通り「グレー」と「ベージュ」がミックスされた色です。グレーが入っているので寒色ながらベージュが柔らかい雰囲気にしてくれます。

光をあてると透き通るような透明感のある仕上がりも人気の秘密です。

明度が明るいと外国人風に、暗くても重たくなりすぎずにこなれた印象を演出します。

アッシュ

アッシュ

アッシュは青系のくすみがかったグレーです。

青色はオレンジの補色のため、アッシュ系に染めた後の褪色するときにオレンジが出にくいところが魅力です。

ですが、カラーチェンジ前にもともとオレンジっぽいヘアカラーにしていると、真逆の色味になるので一度ではなりたいアッシュになれないことも。

現状の髪色でアッシュにできるのか、美容師さんに判断してもらいましょう。

ハイライト

ハイライト

ハイライトを入れると立体感がでて奥行きのあるヘアスタイルに変身します。

部分的に明るくしていくので、ダメージや白髪を気になりにくくしてくれます。

よくコテで巻くという人もハイライトと巻き髪は相性がいいのでぴったりでしょう。

ハイライトは細かく入れるとナチュラルに、太めにいれると華やかな印象になります。

入れる部分も計算して必要な個所にホイルワークを入れていくので、美容師の技術力も大切です。

ハイライトをしたい場合は、ホイルワークが得意な美容師にお願いしましょう。

まとめ

日々変わるトレンドや、お客様のパーソナルカラーに基づいた色を上手に組合せながら、オンリーワンのヘアカラーを見つけていくのが美容師の仕事です。

ヘアカラーに悩んだら、迷わず美容師を頼って大丈夫です。

自分で悩む場合は、

  • トレンドカラーから考える
  • 普段のファッションから考える
  • ライフスタイルから考える

と丁度いい色をみつけやすいでしょう。

この記事を書いた人
井尾充将
井尾 充将
  • 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
  • 美容学校の技術講師
  • 2年連続ホットペッパービューティー
     人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。
美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。
現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。
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