皆さんはヘアカラーの色はどのように選ばれていますか?
ヘアカラーは、その人の印象を大きく左右するからこそ、真剣に悩んでしまったりしますよね…
そんなヘアカラーの色味を決めるときは、流行っているから、人気がある色味だから、好きな有名人がやっているからなど、様々な理由で選ばれるのではないでしょうか?
今回は流行色がどうやって決まるか、2023年に流行する、または流行が継続するヘアカラーを紹介していきます!
Contents
2023年のトレンドは?
2023年のトレンドカラーは何色なのか?を解説する前に、流行色ってどうやって決まっているのかはご存じでしょうか?
意外と知らない方も多いのですが、実は明確な決まりがあります。
流行色は国際機関で決めている
流行色と聞くと、なんとなくその時々の流行りに乗っかって、自然と決まるイメージでしょうか?
それとも、世界的なファッションショーで取り上げられ、使用された色などが流行色として広がっていくのでしょうか?
実は、流行色というのは、インターカラーという国際流行色委員会という国際機関が決めています。
1年で2回、各加盟国を代表する人たちが会議を開き、流行色を決定していきます。
そして、この流行色はヘアカラーのためだけではなく、ファッションやデザイン、そのほかの様々な分野で用いられる為、1色だけではなく、20〜30もの色を500色の中から選び、決定します。
流行は2年前に決まる
このインターカラーという国際機関が会議を繰り返し、流行色を決めるのは、なんと発表される2年前!
例えば2022年の6月に会議で決められた流行色は、2024年の春夏、2022年の12月に決められた流行色は2024年の秋冬に使用されます。
流行色が、こんなにも前もって決められているとは、ちょっと驚きですよね!
ただ、ちょっと流石に早すぎませんか??という気持ちにもなりそうです。
ただ、ファッション業界を軸に考えると、各ブランドやデザイナーが、構想の段階からファッションショーまでを行い、さらに店頭に並ぶまでの期間を考えると、これでも期間的にはギリギリだったりします。
日本の流行色は1年半前に決まる
ファッションのトレンドを軸に考えると、必ずしも各国共通ではないことがほとんどです。
流行色も同じで、日本国内での流行色は日本流行色協会という機関で決定されます。
ちなみにこの機関が、インターカラーの日本代表として参加しています。
インターカラーで決まった流行色と、世間の動向などを加えて、1年半前にファッション業界に向けて、流行色情報を発信しています!
流行色だけど流行させたい訳ではない?
流行色は、会議室で決まっているんだということが分かりました!
そうなると、商業的にファッション業界のの陰謀がうず巻いているのかというと、走ではありません。
じつは、流行色と言っても、流行らせたい訳ではないのです。。。
2年も前から、準備しておいて、流行らせたくないという矛盾がありますが、さまざまな社会情勢や市場の動向を分析した結果、その年の世界を表す色やニーズが高まりそうな色を先取りしたのが、流行色として提案され、決定されているのです。
そのため、全くの当てずっぽうではないので、知っておくだけで流行を先取りできそうなことには変わりありません。
2023年の流行色「ゼロホワイト」
日本流行色協会から発表された2023年の流行色は「ゼロホワイト」という色です。
新型コロナウイルスの感染拡大が突如訪れ、全世界の人々が大変な環境に置かれたことと思います。
2023年は、ゼロから新しい希望をもって行くということで、キレイな白が選ばれました!
ヘアカラーでホワイトカラーをするのも良いですが、ブリーチの回数が増得ることによるダメージが気になったり、仕事や学校などで規則があってチャレンジ出来ない人もたくさんいらっしゃると思います。
そういった方は、ゼロホワイトを取り入れたファッションに似合うヘアカラーを意識して見ると良いでしょう!
オススメのへカラー
では、ゼロホワイトのファッションに似合うヘアカラーはどんな色
でしょうか?
オススメなのは、透明感のあるヘアカラーや、高彩度のヘアカラーがオススメです!
バレイヤージュ
まず紹介するのは、バレイヤージュというへカラー技法です。
色味の提案ではありませんが、根元から毛先にかけてキレイなグラデーションが入るスタイルです。
この方法であれば、毛先はゼロホワイト化することもむずかしくないでしょう。
また、透明感や抜け感を出すのにも向いているので、ためhしてみてほしいカラー技法です!
ただ、特殊なカラーなので、どこの美容室、美容師さんが出来るわけではありません。
バレイヤージュをやってみたい方は、事前に出来るかどうかを確認してから予約するようにしましょう!
ブルージュ
次にオススメするのが、ブルーとベージュをかけ合わせたような色味が特徴のブルージュというへカラーです。
透明感抜群のこのヘアカラーは、流行色のゼロホワイトとの相性も抜群です。
写真のヘアカラーは、エアータッチというヘアカラーの技法でカラーリングされています。
髪の毛を分け取り、ドライヤーで約半分くらいの髪の毛を飛ばします。
残った髪の毛を染めることで、立体感のあるヘアカラーが作れます。
軽やかな印象で柔らかさと透明感が出せるのでとってもオススメです!
ただ、バレイヤージュと同様、出来る美容師さんはまだ少ないので、エアータッチが得意な美容師さんを探してから予約するようにしましょう!
プラチナブロンド
透明感のあるカラーをするなら、プラチナブロンドは欠かせないヘアカラーと言えるでしょう。
金髪とホワイトカラーの中間くらいの色味で黄味を抑えている分、通常のブロンドカラーよりも、透明感が抜群に出ます!
写真のようにエアータッチやバレイヤージュとかけ合わせてカラーをすると、よりきれいにヘアカラーを見せる事が出来るでしょう!
ブルネット
出典:ARINE
次は、明度の低い暗髪スタイルの、ブルネットというヘアカラーです。
透明感のある、黒髪~栗色くらいまでのへエアカラーです。
日本人の肌色との相性も良く、ゼロホワイトともコントラストが効いていてに合いそうですね!
明るめの地毛の方は、カラーシャンプーで黄味を取るくらいでもきれいに仕上がります。
KYOGOKUのカラーシャンプーのブルーパープルを使えば、黄味を消しながら透明感を出すことが可能です!
グレージュ
グレージュは良くブルージュと比較されますが、グレージュの方が無彩色よりのヘアカラーになります。
より透明感が出やすいので、ゼロホワイトのファッションとも親和性の高いヘアカラーです。
ただ、色の再度や明度に厳密な決まりはないので、美容室でオーダーする場合は、美容師さんによって、認識が違う場合があるので、画像などを用意してカウンセリング時に見せるようにしましょう!
ピンクベージュ
少し、色味で遊んでみたい方はピンクベージュもオススメです!
ただ、彩度を高くしたい場合は、ブリーチやライトナーなどでベースの明るさをトーンアップする必要が出てきます。
また、色落ちのしやすいカラーでもありますので、ピンク系のヘアカラーも色持ちを向上するためにカラーシャンプーは必須と言えるでしょう!
KYOGOKUのピンクパープルシャンプーであれば、ピンクの色味を追加しつつ、黄ぐすみも除去出来るので、長くピンク系のヘアカラーを楽しむことが出来ます。
カラーシャンプーを15分付けて放置した結果↓
1度でもかなり色が付きましたね!
ほんのり染めたい場合は通常通りシャンプーして放置せず流すくらいから試してみましょう!
全体をカラーシャンプーしてみると、このような印象の変化が出ます。
自宅でのお手入れ方法
今秋紹介したヘアカラーはどれも、透明感とツヤ感が重要です。
先ほど紹介したカラーシャンプーや、アウトバストリートメントは必須です!
KYOGOKU では、アウトバストリートメントやカラーシャンプーを開発しています。
ホームページのオンラインショップで購入できますので、気になった方はチェックしてみてくださいね!
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2021年5月より京極琉のオファーを受諾しThe Diamond Kyogokuにディレクターとして移籍。
海外有力誌の表紙や巻頭特集を飾るなど国際的に活躍。
ヘアスタイリスト界のオスカー:NYのThe IBI Award2020で日本人初となるファイナリスト入りを果たし世界3位を受賞。
世界最大の美容の祭典:ロンドンのALTERNATIVE HAIR SHOW2021に於いて次世代のアーティスト20に選出。ヘアショーに出演。
2022年春夏ミラノコレクションで日本の2つのブランドでヘアメイクディレクターを務めた。
ヘアデザインの芸術的認知を目指して東京から世界に発信を続けている。