ハイトーンにすると染めたてはきれいでも、徐々に退色するにつれて気になってくるのが「黄ぐすみ」。
美容師なら当然のように、黄ぐすみを計算にいれた上でのカラーレシピを作っていることと思います。
黄色の補色(反対色)は紫です。
KYOGOKUカラーの中で紫系カラーといえば、
- エンペラーバイオレット
- ラベンダーシルバー
の2色です。
どちらも補色はもちろん、単品でもおしゃれなデザインが作れるカラー剤となっています。
今回はどちらかというと濃い色味の「エンペラーバイオレット」を紹介いたします。
Contents
KYOGOKU IROME エンペラーバイオレットの色味
紫がきれいなエンペラーバイオレットは、単品はもちろん補色としても活用できる便利カラーです。
KYOGOKU IROME エンペラーバイオレットの補色レシピ
ホワイトカラーにする場合、まずはベースを17レベルくらいにトーンアップしておきます。
そこにダイヤモンドに対して15%のエンペラーバイオレット、オキシは3%2倍にします。
ほんのり配合されたエンペラーバイオレットが程よく黄ぐすみを消すので、透明感のある艶やかなホワイトカラーが完成しますよ!
KYOGOKU IROME エンペラーバイオレットの単色レシピ
単色なのでレシピというほどでもないのですが、2剤にあたるオキシの量で多少濃さを調節できます。
アルカリレベル4・発色レベル6のエンペラーバイオレットはどんなベースで透明感のある艶やかな紫を表現。
あまりにもベースが暗い場合は色味が見にくいですが、ハイトーンになればなるほどキレイでクリアな発色を楽しめます。
基本は1剤であるエンペラーバイオレットに対して2剤のオキシは1:1。
ベースが明るいならオキシは3%でいいでしょう。
ちょっと薄めにしたい、というときはオキシの倍率を増やしていきます。
ベースを気持ち明るめにしたいなら6%を使うのもありです。(6%の場合色味も気持ち薄くなります)
染める部分の状態に合わせて薬剤を調合しましょう。
KYOGOKU IROME エンペラーバイオレットを使ってみた
こちらは KYOGOKU IROME エンペラーバイオレット を単色で使用したもの。
すごく透明感あるきれいなカラーに仕上がっていますよね!
もともとのベースはというと
これくらいの明るさでした。
ブリーチを1回しているそうなのですが、若干オレンジも残りつつある黄色系です。
そこにエンペラーバイオレットの紫をプラスすることで、きれいに黄ばみを消すだけでなく透明感ある仕上がりにしています。
エンペラーバイオレット単色のレシピ
レシピは単色なので簡単です。
基本のレシピは先ほども紹介しましたが、
1剤であるエンペラーバイオレット1に対して、2剤のオキシが1です。
1:1の計算で作ればきれいなエンペラーバイオレットに仕上がります。
2剤のオキシの割合で色味は変わる?
単品でエンペラーバイオレットを使う場合オキシの量で色味を少しなら調整することもできます。
オキシ1倍よりは2倍の方が若干ではありますが薄めに仕上がります。
薄さを調整したい場合はKYOGOKU IROMEダイヤモンドで調整する方が髪の負担も軽減できるのでおすすめです。
写真のカラーは
エンペラーバイオレット:オキシ3%を1:1.5で作りました。
きれいに黄色が消えて、なおかつ透明感のある艶やかな紫になっています。
光の当たり具合で見え方が変わるのもいいですよね!
KYOGOKU IROME エンペラーバイオレットは補色でも単品でもOK!
エンペラーバイオレットは黄色くなりやすいハイトーンにはもちろん、艶っぽいヘアカラーに仕上げたいときにも便利です。
上品で華やかな雰囲気になるので、ぜひ活用してみてくださいね。
- スピードマツエクのディプロマ取得
- SABFAのメイク講習で検定ディプロマ取得
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ナチュラルな大人可愛いから今時の可愛いまで、お客様に合わせたヘアデザインをご提案させて頂きます。メンズ似合わせカットや、透明感カラーが得意です。またアイリストのディプロマ取得済み。早いスピードと丁寧な技術でアイの施術も行っているのでヘアと合わせたトータルな似合わせのご提案は是非お任せ下さい。
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