「何度もカラーをして髪がとにかくダメージがすごい」
「年々髪が傷みやすくなってる気がする」
「カラーダメージ用のシャンプーじゃだめなの?」
紫外線やドライヤー・ヘアアイロンの熱、ブラッシングや寝ている時の摩擦などで普段の生活でも髪はダメージを負っています。
加えてカラーリングやパーマ、年齢による髪の傷みに対するお悩みも多いですよね。
ここではそんな髪のダメージが進んでしまった髪へおすすめのシャンプーについて解説とおすすめのシャンプーをご紹介していきます。
Contents
髪のダメージの原因
髪のダメージの原因は主に「物理的ダメージ」「ケミカルダメージ」「熱ダメージ」などがあります。
物理的ダメージとは、日常生活でブラッシングしたり、濡れた髪に摩擦を与えたりという髪に対して物理的に与えるダメージのことです。
ブラッシングは正しくすると髪のキューティクルを整えるのでダメージの原因にはなりませんが、無理やりぴっぱる、摩擦を過度に与えるなど間違ったケアをするとダメージにつながります。
また、髪の外側を覆っているキューティクルは水に塗れるとやわらかくなりダメ―ジを受けやすくなる性質があり、濡れたままの状態で髪に摩擦を与えるとNG。
濡れ髪のときは注意すること、そしてなるべく早めに乾かすことを徹底しましょう。
ケミカルダメージは、カラーやパーマなど薬剤によって与えるダメージのことです。
髪内部の変化を伴う施術で髪の内部の保湿成分などが流れ出します。
施術の際にトリートメントで補うこともできますが、それでも少なからずダメージは負うことに。
熱ダメージは毎日のドライヤーやアイロン、コテなどで髪に熱を与えるダメージのことです。
髪の主成分であるたんぱく質は、高温を与え続けると硬くなる性質があり、熱で変化することを熱変性といいます。
一度髪が熱変性すると、その部分は元に戻らないことから、熱ダメージを与え続けるのはタブーなのです。
熱ダメージを与えないためにも熱保護成分の入ったケア剤を使う、なるべく同じ場所に長時間熱を与え続けないなどの対策が必要です。
日常的に様々なダメージを受けているので、毎日のシャンプーを見直すことが大切になってきます。
ハイダメージにおすすめなシャンプーとは
ハイダメージにおすすめシャンプーはとにかく優しい洗浄成分と栄養補給できることが大切です。
ハイダメージの髪には優しい洗浄成分でなければいけないその理由
ハイダメージの髪は髪の表面のキューティクルが傷ついています。
キューティクルが傷むと開きっぱなしになるため、髪の表面が毛羽だったような状態になり摩擦やシャンプーの洗浄成分にとても弱くなってしまいます。
いつものシャンプーを使っても健康な髪なら問題なかったのにハイダメージの髪だと急にまとまりが悪くなったりするのは、強い洗浄成分が髪を痛めつけているのかもしれません。
繊細な素材の服を普通の洗剤で洗ったら服が傷んでしまったということがあるように、デリケートな髪も普通のシャンプーでは洗浄成分が強過ぎてしまうのです。
そういったことにならないように、ソフトで優しい洗浄成分がおすすめです。
ハイダメージの髪はスカスカ
ハイダメージの髪は中の栄養分が流出して空洞ができてしまいますが、シャンプー中にも栄養が出ていってしまいます。
髪は濡れてキューティクルが開いた時に内部に水分が入ることで膨張します。
この時傷んだ髪は栄養を留めておく機能が低下しているため、水分が栄養分を押し出してしまいます。
ハイダメージであればあるほど髪がシャンプーするたびにパサパサになってしまうのです。
こうしたことにならないように、シャンプー時に流出した栄養を補うこともとても重要です。
トリートメントよりシャンプーが大事
実は髪は「ダメージ毛」「健康毛」に関わらず、トリートメントよりシャンプーが大事です。
傷ついた髪にトリートメントで栄養補給することは必要ですが、普通のトリートメントだけで栄養補給をするのはあまり効果的ではありません。
マイルドで栄養豊富な洗浄成分のシャンプーはダメージを最小限に抑えながら優しくキューティクルを開いて内部まで栄養分を無理なく届けてくれます。
またシャンプーによって頭皮の環境を整えることによって、これから生えてくる髪も丈夫に健康になるように促す事ができます。
シャンプーとトリートメントを合わせるのがベストではありますが、どちらかしか変えられないという選択になった場合はシャンプーが大切ということを覚えておくと良いでしょう。
カラーダメージシャンプーとは違う?
最近ではハイダメージ用とカラーダメージ用のシャンプーの違いはほとんどないということが多くなりました。
従来のダメージ用シャンプーはカラーリングした髪に使用すると髪の内部に栄養が入って行く際に色素を押し出してしまい、「髪の手触りはいいけど一気に色味が飛んでしまう」
ということもありました。
ここ最近のダメージ用シャンプーはそういったことにならないように処方されているものが多いのは、カラーリングをして傷んでしまった方が増えたということでしょう。
ダメージ補修シャンプーの選び方
ダメージ補修シャンプーは中に入っている成分で選ぶと良いでしょう。
シャンプーのボトルの裏面に書いてありますが、配合比率の多い順番で書かれているのはご存じでしょうか?
だいたいのシャンプーは水が最初に記載されているので、水がほとんどを占めているということになります。
ダメージ補修シャンプーは洗浄成分が優しいこと・栄養補給ができることとお話ししました。
次に傷んでしまった髪へおすすめの成分をご紹介します。
超ダメージヘアにおすすめ成分
超ダメージヘアは傷つきやすく繊細です。
髪にできるだけダメージを与えないようにしながら補修する成分が配合されている事がおすすめです。
マイルドな洗浄成分
優しく洗える成分の代表は
- アミノ酸系
アミノ酸は髪や地肌と同じ弱酸性なので、必要なうるおいを残しながら優しく洗い上げてくれるという特徴があります。
また、保湿するという効果もあり髪や地肌が乾燥しがちな方にもおすすめです。
アミノ酸はその効果から髪や地肌に残りやすい成分なので、十分にすすがないと髪の毛や地肌に残ってしまい、髪がぬるついて重たくなったりかゆみや肌トラブルに繋がってしまう場合もあります。
「洗い流し過ぎたらパサつかない?」
と心配の方も多いかもしれませんが、アミノ酸は入念に洗い流しても髪の中に留まってくれるのでしっかりすすぎましょう。
この他にたんぱく質系・ベタイン系も髪をマイルドに洗ってくれる成分です。
ベタイン系はベビーシャンプーにもよく使われる成分なのでおすすめです。
逆にあまりおすすめできないのは
- 高級アルコール系
- 石けん系
ドラッグストアなどでも手軽に買えるシャンプーに配合されている事が多いですね。
ベタイン系はスッキリと洗い上げる特徴がありさっぱりしたい方には良いのですが、強い洗浄効果があるのでハイダメージの髪にはちょっと負担が大きくなってしまいます。
傷んだ髪がさらにきしんだりパサついたりしてしまうので注意しましょう。
ダメージを補修するおすすめ成分
- ヘマチン
ヘマチンは動物の血液から抽出する成分なのですが髪の中のケラチンと結合することによって傷んだ髪を補修します。
「髪にボリュームがない」
「髪が細い」
という方にも、髪のハリ・コシを出してツヤツヤになるのでボリューム感のある綺麗な髪が目指せます。
またヘマチンにはメラニン色素を活性化させる機能があるので。これから生えてくる白髪にもアプローチできます。
ダメージケアシャンプーおすすめランキング
第1位:オッジィオット インプレッシブ PPTセラム MS
アミノ酸系シャンプーなので洗いあがりが穏やかです。
頭皮が敏感な人でも刺激が少なく洗えます。
保湿剤が豊富に配合されているので、泡立ちはあまり期待できない分、なめらかな洗い心地を実現しています。
しっとりとまとまりのある髪にしたい人、うねりが気になる人、ケアをしっかりとしたい人におすすめです。
ボトルはキャップ式なので毎回まわして開けるのが面倒な人は、ポンプ式の別の容器に詰め替えて使いましょう。
トリートメントもあるので、ライン使いもしやすいところが魅力です。
香りはやさしいハーブ系なので、リラックスした心地よいバスタイムになりますよ。
パッケージがおしゃれなのもポイントです。
ダメージケアを重点的に行い、パサつきの少ない髪に導きます。
第2位:ナノアミノ プレミアム モイスチャーシャンプー
ヘアカラーで負ったダメージをケアする目的で作られたシャンプーです。
2種類のケラチンをブレンドした独自の「KERA-FIX」で髪の主成分であるケラチンを補います。
さらに髪の表面のキューティクルを強化し、ダメージを受けにくい髪に導きます。
サイエンスに基づいた独自発想の等電点ケアでしなやかで弾力のある髪質に。
カラーダメージで悩んでいる人、艶を感じたい人、乾燥が気になる人に特におすすめです。
コハク酸系の洗浄成分でしっかり洗えるので、皮脂量が多い人でもスッキリと洗えるでしょう。
今注目の成分であるヘマチンも配合していますよ。
カラーの後に不安定になった髪にもヘマチン入りのシャンプーなら安心して使えますね。
第3位:リ:プラチナム シャンプー
ケミカルダメージと褪色抑制で、色彩と質感をいつまでも保てると謳っており、長くヘアカラーを楽しみたい人に選ばれています。
ハイダメージが気になる、カラーの色持ちが気になる、まとまりが欲しい、そんな人におすすめなシャンプーです。
やさしいオレンジの香りときめ細かな泡で優しく髪や頭皮を洗い上げます。
髪のコルテックスに必要なCMCに似た成分でCMCをサポート、髪内部に潤いを保てるように働きかけます。
熱によるダメージも軽減するので、よくアイロンやコテを使う人にもぴったりです。
同ラインのトリートメントも併用して使うとより効果が期待できそうですね。
アジュバンのシャンプーは基本的な成分からこだわって作られています。
第4位:サンコール R-21 シャンプーEX
ダメージケアがしたいけどボリュームも欲しい、そんな人に特におすすめなシャンプーです。
一般的にダメージケアシャンプーは髪のまとまりやすさを重視するため重めな質感で仕上がるのですが、こちらのシャンプーは軽やかな仕上がりになるように作られています。
ヘマチンとPPT成分の働きで髪の弾力がアップする仕組みのようです。
プラセンタやアミノ酸などの成分に加え、頭皮のトラブルを軽減する21種類の植物エキスを配合しています。
やわらかいラベンダーの香りでシャンプータイムを優雅に。
髪が絡まりやすいのが悩み、頭皮が乾燥してフケがでやすいのが悩みの人にもぴったりです。
第5位:ナプラ インプライム シルキースムースシャンプー アルファ
ナプラ インプライム シルキースムースシャンプー アルファはサラサラとした質感を目指したい人にぴったりです。
低刺激ですがしっかりと洗えるので皮脂汚れが気になる人にも◎。
天然シルクから抽出される保湿力の高いシルクプロテインによって髪にまとまりとシルクのようななめらかさを演出します。
泡立ちはきめ細かなので、ふんわりと洗いやすいでしょう。
ノンシリコンを探している、乾燥やパサつきが気になる、髪の指通りをなめらかにしたい人におすすめです。
同ラインのトリートメントを併用すれば、より艶感がアップします。
軟毛の人でも使いやすい質感なのも魅力です。
第6位:ハホニコ ラメイ ヘアクレンジング シャンプー
トリートメントが有名なハホニコ。
シャンプーもダメージケアしながら洗うことが可能です。
こちらのシャンプーはコカミドプロピルベタインが主な界面活性剤なので、やさしい洗浄力が期待できます。
髪の乾燥によるうねりが気になる人、パーマやカラーでのケミカルダメージが気になる人、髪のゴワツキが気になる人におすすめです。
やわらかくしっとりとした質感に導きます。
ヘマチンを配合しているので、残留アルカリを除去し、それによってカラーの退色を防ぎます。
天然アミノコートが毛髪1本1本を包むように洗い上げるのでまとまりのある髪に。
ブラウンの容器、おしゃれなデザインも魅力のひとつです。
第7位:エイトザタラソ クレンジングリペア&モイスト 美容液シャンプー
名前に美容液と入っているだけあって、保水力に力を入れたシャンプーです。
ダメージを受けた髪は内部がスカスカでパサつきやすい状態に。
そんな毛髪内部(コルテックス)に3種の幹細胞エキスと、海藻エキスなどを配合した「タラソ幹細胞処方」でアプローチします。
なめらかな泡で髪や頭皮を優しく洗い上げ、髪表面にもなめらかさをプラス。
重くなりすぎないので、ペタンコ髪になりたくない人にもおすすめです。
サラサラ質感を目指したい人、髪の乾燥が気になる人、頭皮もすっきり洗いたい人にぴったり。
香りはフルーティーフローラルと華やかなのも魅力です。
容器はポンプ式なので面倒な開閉がないところも嬉しいポイント。
本当に良いおすすめシャンプー
「髪が傷み過ぎて広がるし、うねる」
「年齢なのかくせ毛なのかわからないけど髪がボサボサ」
「ダメージケアに良いシャンプーってたくさんあり過ぎてわからない」
ダメージ補修はしたいけれど本当に良いシャンプーを探している方に、おすすめの商品をご紹介します。
KYOGOKUシグネチャーシャンプー(ヒト幹細胞配合)
こんな人におすすめ
- 髪が痩せてきた気がする
- ダメージをケアしながら髪色をキープしたい
- 髪も肌も乾燥しやすい
- 髪に艶がない
- 抜け毛や白髪が気になる
- 何個もシャンプーを替えたくない
これらの全てのお悩みを解決してくれます。
ハイダメージにおすすめということだけあって、洗浄成分がアミノ酸系とベタイン系なので髪を優しく潤いを残しながら洗い上げてくれるのは当然ですが、
おすすめのポイントはこれだけではありません。
老化を改善し若返る
イチオシの特徴はスキンケアでも話題のヒト幹細胞培養液を配合しているということです。
ヒト幹細胞培養液には細胞を若返らせる効果があります。
幹細胞は年齢を重ねるにつれて機能が低下していきますが、ヒト幹細胞培養液の中には老化を改善する成分が含まれています。
地肌にもお顔の肌と同じように生まれ変わりを促すので、頭皮が若返ることで発毛や増毛にも繋がります。
動物由来血清・ホルモン剤・抗生物質不使用で、「MFDSガイドライン基準」を満たし「化粧品の安全性検査済み」と、安全性についても申し分ありません。
たくさんの効果を持つ優秀成分ヘマチン配合
先程少しお話ししたヘマチンを配合しているので
- ヘアカラーの色持ちをよくする
という効果もあります。
カラーリングをした直後から髪は褪色し始めるのでできるだけ早い段階からケアをすると色持ちが長くなりますね。
またカラーをした髪だけでなくパーマの持ちもよくなる作用があります。
この他ヘマチンには
- 髪にハリコシを出す
- これから生えてくる白髪を少なくする
- 抜け毛予防
といったアンチエイジングの効果や、脂っぽい臭いを抑える防臭効果もあります。
こういった様々な役割をしてくれる成分がKYOGOKUシグネチャーシャンプー(ヒト幹細胞配合)に配合されています。
いつものシャンプーに混ぜて使える
このシャンプーは他のシャンプーに混ぜてブースターとしても使う事ができます。
「今のシャンプーの効果をもう少し実感したい」
「良いと言われたものを素直に買い過ぎてしまってシャンプーが余っている」
という方は今使っているシャンプーの効果にプラスしてケアする事ができるので無駄になりません。
KYOGOKUシグネチャーシャンプー(ヒト幹細胞配合)は、
- ダメージ補修
- カラーリングやパーマをした髪へのアフターケア
- アンチエイジング効果
- コストパフォーマンス
を兼ね備えた普通のシャンプーとは一線を画したシャンプーです。
大切な髪を守るためにぜひ取り入れてみてくださいね!
- 2022/2月オープン予定「&chaLme」代表
- 美容学校の技術講師
- 2年連続ホットペッパービューティー
人気スタイルランキング全国1位(140万人中)
東京の有名店HAIR DIMENSIONにて技術を学ぶ(有名雑誌のヘアメイクなど担当)。 美容師向けの技術講習会多数こなし、全国的なCM撮影のヘアメイクも担当。 現在は美容学校の技術講師を担当し、2022年2月には自身が代表を務めるヘアサロンをオープン予定。
美容師としての社会的地位を向上させる為に日々研究中。