カラーリングをした後、何日くらい理想の髪色が保てますか?
ハイトーンほど褪色が早く、黄ばみが出てきてしまいますよね。
でも、毎日のシャンプーを変えるだけでキレイな色味は維持できます!
ムラサキシャンプーといっても種類は沢山あるので、今日はしっかりあなたに合うシャンプーを検証し、ご紹介しますね。
Contents
カラーシャンプーの目的と特徴
【カラーシャンプーの目的】
- 髪の毛の汚れを落とす
- 頭皮の余分な油分を落とす
- 髪の毛に栄養分を与える
- 補色をする
カラーシャンプーは、その名の通り髪色を補色する役割以外にも、しっかり髪の汚れを落として栄養分を与える役割もあります。
優しい洗浄成分でもしっかり髪の毛の汚れを落とす
髪の毛はスタイリング剤や、静電気でほこりなどがついてしまっています。
頭皮は皮脂やほこりなど、毛穴にも汚れが詰まってしまっているので、しっかり洗い流してあげる必要があります。
頭皮の余計な油分を落とす
毛穴に汚れが詰まっていると髪の毛に栄養が届きにくく、抜け毛の原因にもなってしまいます。
そして毛穴に皮脂や汚れが詰まったままになってしまうと、頭皮の嫌な匂いの原因にもなります。
自分の頭皮が臭っていると感じたことはありませんか?
シャンプーは髪の毛よりも、頭皮をマッサージしながらしっかり洗浄してくださいね。
【特徴】補色する成分が配合されている
通常のシャンプーとカラーシャンプーの大きな違いは、補色できるという点です。
カラーの退色を防止し、黄ばみを防ぐ効果があります。
洗浄成分が強いものは、使い続けると必要な油分まで洗いあがしてしまい、身体は必要な油分を補おうと過剰に油分を分泌するようになります。
カラーシャンプーは、色味を入れる(補色)がメインで作られているものが多いため、洗浄成分が弱いものが多いです。
理想は、しっかり頭皮や髪の毛も洗えて髪の毛への栄養成分、頭皮の保湿成分も配合されているカラーシャンプーですよね。
なので、毎日使用するカラーシャンプー選びはとても大切です!
【ポイント】
- 栄養分が配合されている(ケラチンやヘマチンなど)
- しっかり洗浄できる(強すぎないアミノ酸系や赤ちゃんでも洗髪できる成分がメインのものなど)
- 染料が濃く、透明感の色味が維持できる
ぜひカラーシャンプーを選ぶ際は参考にしてください。
また、以下の記事では市販のシャンプーとサロンで使用しているシャンプーの違いについて解説しています。
カラーシャンプーの選び方
【カラーシャンプーを選ぶ時のポイント】
- 染料の濃さ
- 洗った後の色味
- 洗浄力(泡立ち)
- トリートメント成分が配合されているか
- 水っぽくないか
ムラサキシャンプーとして販売されていても、配合されている色味で緑に仕上がってしまう場合もあります。
初めて使用するときは、毛先に少し使用して洗いあがりと乾かすまでの色味を確認してくださいね。
現在水っぽいカラーシャンプーを使用する場合は、インバス用トリートメントなどでしっかり髪の毛の補修もしてあげてください。
カラーシャンプーも色に応じて使い分けると効果的です。
以下の記事ではカラーシャンプーの選び方をより詳しく解説しています。参考にしてください。
カラーシャンプー種類別の特徴
今カラーシャンプーはいろいろなメーカーさんから販売されていて、色味も沢山ありますよね。
元のお色味によって発色は異なりますが、どんな髪色を維持したいかによっておすすめのカラーシャンプーが変わります。
カラー別にご紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。
アッシュシャンプーの特徴
ブルーはアジア人特有の、髪の毛の赤味を消してくれる色味なので、アッシュ系のシャンプーを使い続けることで黄ばみを打ち消してくれます。
ただ、ハイトーンで髪色をくすませたいという方にはお勧めしません。
アッシュ系シャンプーの特徴はトーンが暗めになり、黄ばみをしっかりと消してくれた分くすんだ髪色になります。
アッシュ系の色味は褪色が早いため、アッシュシャンプーはくすんだ感じを長持ちさせたい方にお勧めのカラーシャンプーです。
KYOGOKUのパーソナルカラーシャンプー(4色)は、ブリーチをしていない髪色の方にも色味を乗せることが出来るくらい染料が濃く入っています。
新生毛の白髪を染めることはできませんが、白髪染めをした後の褪色した白髪(色落ちして黄色光してきた白髪)を馴染ませることはできます。
【特徴】
- ハイトーンカラーの人には暗い色味が入ってしまう
- くすんだ透明感のある色味になる
- 元の色味より暗くなる
ピンクシャンプーの特徴
ピンクシャンプーは、優しくふんわりとした雰囲気に持っていきやすい色味です。
KYOGOKUのピンクパープルカラーシャンプーは、パープルとピンクの2色を配合しています。
KYOGOKUのブロンドカラーシャンプーを交互に使用することで、ピンクブラウンの色味を維持することもできるので、ぜひ試してみてください。
【特徴】
- 暖色系の暖かい色味にお勧め
- ハイトーンにはピンクの色味も入る
- 黄ばみを消し透明感のある髪色を維持できる
シルバーシャンプーの特徴
シルバーシャンプーはグレーの色素が入っているカラーシャンプーです。
褪色時の黄ばみを抑え、アッシュ系のくすんだ色味を維持することができます。
別の色味のカラーシャンプーと組み合わせることで、グレージュなどアレンジして補色することもできます。
【特徴】
- 元の髪色が暗めのトーンの場合シルバーの発色は分からない
- 黄ばみを消しくすんだ色味の維持ができる
- グレージュなど組み合わせ次第でハイトーンには補色もできる
そして、カラーシャンプーの進化系として今人気なのが「シルバーカラーフォームコンディショナー」です。
このシルバーカラーフォームコンディショナーはきめの細かい泡で出てきます。
液体のカラーシャンプーと違い、濃密な泡で出てくるので簡単に髪の毛全体に馴染ませることができてムラになりにくいです。
香りも良く、ムラシャンの進化系として人気の商品ですね。
カラーシャンプーよりも染料が濃く、使い続けることで理想のシルバーカラーを保つことができます。
染料が濃くなっていますが、洗浄成分は優しくヘアケア成分へケラチンなどがたっぷり入っているので、髪の傷みも軽減できます。
ブラウンシャンプーの特徴
日本人に一番多いのはブラウンカラーです。
オフィス勤務やサービス業の人でも取り入れやすい色味ですよね。
でも、褪色してくると黄ばみが出てきてしまい自然光の下などは時にキンキンに光ってしまったりしませんか?
キレイな優しいブラウン系の色味を維持するためにも、是非ブラウン系のカラーシャンプーを使ってみて欲しいです。
【特徴】
- ブラウンやベージュ系のカラーの補色に
- 緑色になってしまった髪の修正に
- 優しい透け感のあるカラーを目指したい方にお勧め
褪色過程でマット(緑)になりやすい方は、1本常備しておくと安心ですね。
ピンクブラウンを維持したい方は、ブロンドカラーシャンプーとピンクパープルカラーシャンプーを毎日交互で使用いただくと、可愛い色を維持していただけますよ。
グリーン系シャンプーの特徴
今は抹茶カラーなど、グリーン系のカラーも人気ですよね。
グリーン系のカラーは、褪色するとブルーの色素が落ちてしまうためオレンジの色味が強く出てしまいます。
なので、ホームケアでしっかり補色をしてあげることでキレイなグリーンを維持することができます。
グリーンにも彩度の違いはありますが、オリーブアッシュというカラーシャンプーはトーンの暗いくすんだグリーンを楽しむことができます。
ハイトーンの人が使用すると暗くなってしまいますが、染料が濃いため補色をしたい人には最適ですよ。
【特徴】
- 髪の毛の赤みを消す
- トーンを暗くする
- グリーンカラーの補色をする
黄ばみをけしてくすみ感のある髪色にしたい人にもおすすめです。
紫シャンプーの特徴
カラーシャンプーの中でもムラシャンと呼ばれているムラサキシャンプーは一番愛用されています。
また、Kyogokuカラーシャンプーはリピート率83%の人気商品となっています。
(日本ネット経済新聞:kyogoku、「カラーシャンプー」のリピート率は83% 美容師でもある社長自らが広告塔)
しっかり黄ばみを消し、blueを追加するだけで毎日使用しても艶と透明感のある髪の毛を維持することができます。
【特徴】
- 黄ばみを消す
- ハイトーンの髪色に補色をする
- 透明感を出す
キレイな色味が維持できていると気分も上がりますよね。
せっかくきれいに染めても、理想の色味は1週間もすれば褪色が目立ってしまいます。
毎日のシャンプーを変えるだけでキレイが継続できるので、今使っているシャンプーが自分のなりたいカラーの色味に合っているか、見直してみてくださいね!
おすすめの人気カラーシャンプーランキング9選
今日は人気のカラーシャンプーを9種類比較して検証したいと思います!
★5つで評価していくので、今どのカラーシャンプーを使うか迷っている人のお役に立てばうれしいです。
SOMARCAカラーシャンプー
香りはフルーティーな香りで、泡立てると色味は少し薄く感じます。
泡立ちはいいですが、洗い流した後に色味の変化はあまり感じられませんでした。
香り | ★★★☆☆ |
手触り | ★★★★☆ |
色の良さ | ★☆☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
泡立ち | ★★★☆☆ |
KYOGOKUブルーパープルカラーシャンプー
香水のような香りで、紫シャンプー特有のイヤな香りはしません。
色味も濃く、泡立ちもいいです。
褪色時の黄ばみを消し、透明感のある髪色を維持したい人には1番お勧めです。
トリートメント成分も配合されているので、ケア力もあります。
売れ筋のカラーシャンプーとなっています!
香り | ★★★★☆ |
手触り | ★★★★☆ |
色の良さ | ★★★★★ |
手触り | ★★★☆☆ |
泡立ち | ★★★☆☆ |
KYOGOKUブルーパープルシュプリームカラーシャンプー
従来から販売している、上記の「ブルーパープルカラーシャンプー」の進化版として開発された青色と紫色の色素が1.6倍に濃くなったカラーシャンプーです。
香りも石鹸(ソープの香り)で、染料が濃いのにリラックスできるいい香りと好評のムラシャンです。
洗い上りの手触りもキシまず、しっかり泡立ちロングヘアーの方でもムラになりにくいです。
香り | ★★★★☆ |
手触り | ★★★★☆ |
色の良さ | ★★★★★ |
手触り | ★★★★☆ |
泡立ち | ★★★★☆ |
CALATAS カラーシャンプー
ほんのり石鹸の香りで、発色の良いブルーの色味です。
泡立ちはあまり良くありません。
香り | ★★★☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
色の良さ | ★★★☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
泡立ち | ★★★★☆ |
ALES ムラシャン
香りは石鹸の香りで、泡立ちもいいです。
ただ色味が少し薄いです。
香り | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
色の良さ | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
泡立ち | ★★☆☆☆ |
QUALUCIA カラーシャンプー
今回検証した中で1番ムラサキの色味が濃いシャンプーです。
バイオレット系のカラーや暗めのカラーに染めている人には1番お勧めです。
ただ、ハイトーンに使用すると、ムラサキが強く入りすぎてしまうので注意が必要です。
泡立ちもよく、香りは無臭に近いです。
香り | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
色の良さ | ★★★★☆ |
手触り | ★★★★★ |
泡立ち | ★★★☆☆ |
Ancels カラーシャンプー
少し水っぽいので色味も薄めな印象のカラーシャンプーです。
香りはフルーティーな香りですが、少し甘いので好みがわかれる印象です。
泡立ちもいいです。
香り | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
色の良さ | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★☆☆☆ |
泡立ち | ★★☆☆☆ |
ORDEVE カラーシャンプー
今回の検証の中で1番色素が薄いと感じたシャンプーです。
しっかりとブリーチをした髪の毛で無いと、色味の変化は感じられないと思います。
香りは上品な石鹸系の香りです。
香り | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
色の良さ | ★☆☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
泡立ち | ★★★☆☆ |
ROYDカラーシャンプー
すごく水っぽいカラーシャンプーなので、色味がつきにくいです。
水っぽいシャンプーはケア力が弱く髪の毛がパサつきやすいので、栄養分をしっかり補充してあげる必要があります。
香りはフルーティーな香りです。
そして緑の色素が強いので、ムラサキシャンプーというよりは抹茶系の色味の人が使うにはいいと思います。。
香り | ★☆☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
色の良さ | ★☆☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
泡立ち | ★★★☆☆ |
GOOD BYE YELLOW カラーシャンプー
色味がしっかり濃く、フルーティーな香りです。
色味は濃いですが、緑の沈着が強いので、次のカラーリングに影響を与えてしまいます。
髪の毛に馴染みにくいので、ムラになりやすいのも注意点です。
香り | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★★☆☆ |
色の良さ | ★★☆☆☆ |
手触り | ★★☆☆☆ |
泡立ち | ★★☆☆☆ |
白髪も染まるカラーシャンプーが登場!
年齢を重ねるごとに白髪で悩まれる方は多いですよね。
見た目年齢にも影響するので、白髪が目立ちだすと気分も落ちてしまうという方も多いようです。
生え際が目立つようになってしまうと、美容院へ行っても1ヵ月も経たないうちに白髪部分が退色し黄色光して目立ってしまったり、生え際が白く目立ってしまいます。
この生え際ストレスが、毎日のシャンプーを変えるだけで改善できると嬉しいですよね。
今は白髪が増えてきたからと言って、したいヘアスタイルを諦めないでください。
白髪ぼかしのハイライトやオシャレカラーをしたり、白髪を馴染ませる為にくらい色味だけでなくて「ナチュラルブラウン」などの自然な明るさのお色味も選んでいただけます。
そしてKYOGOKUのカラーシャンプーは、色素残留をしないので、次回カラーを入れるときやカラーチェンジをされる時もスムーズなので安心です。
毎日使用する事で生え際ストレスが無くなるので、是非お試しいただきたいです。
カラーシャンプーの効果的な使い方
【カラーシャンプーの効果的な使い方】
- カラーリング後から使用する(濃い目に色が入っている場合は、理想の色味になったときから使用する)
- 髪の毛を全体的にしっかり濡らしてから使用する(色村を防ぐため)
- 予洗いをしっかりする
- しっかり泡立てて髪の毛全体に馴染ませる
- カラーシャンプーの使用量や放置時間で、色の入る具合を調節する
予洗いするときに髪の毛全体をしっかり濡らすことで、シャンプーの付着や浸透のムラを防ぐ意味もあります。
そして大事なのが、しっかり泡立てるという事です。
ダメージ毛ほど色味が入りやすいので、原液を髪の毛につけるよりも、泡立てたあと髪の毛を包み込んで放置する方が全体にキレイに馴染ませることができます。
最初どれくらい色が入るか分からない時は、まず通常の使用量で放置時間を1~2分などに短くして試されることをおすすめします。
カラーシャンプーのよくある質問
- SALON RYU代表
- ロンドンでの世界大会優勝
- KYOGOKU ACADEMY主宰
- KYOGOKU PROFESSIONAL代表
- SNSフォロワー総数100万人以上
21歳で「salon ryu」を開業。
2018年にはロンドンで行われたInternational Visionary AwardのCut&Colour部門でグランプリ受賞し、世界一の美容師の称号を得る。
プロの美容師のための商材ブランド「KYOGOKU PROFESSIONAL」の立ち上げや、美容師のためのオンライン学校「KYOGOKU ACADEMY」の主催など、美容業界の発展に尽力している。